飯豊特別は完勝

先週の日曜日の新潟競馬場の第１０Ｒ飯豊特別（1000万下・芝1200m・ハンデ）

４歳にして軍団の最年長ゴーハンティングが出走しました。

現級勝ちはあるものの、前走は６番人気の５着、初距離である1200m戦であるにもかかわらず、

トップハンデの57.5kgを背負わされました。

他の馬は55.0～50.0kgと、かなりの不公平感を感じていました。

当日は、自宅のテレビ（グリーンチャンネル）で観戦。

馬体重は前走より８kg減の496kgでした。

人気は、抜けたトップハンデが嫌われたのか？ジョッキーとの相性が良くないのが嫌われたのか？２番人気で単勝オッズは5.6倍。

パドックでは落ち着きがあり、特に目についたのは、過去この馬のパドックを見てきた中で、抜群にトモの踏み込みが深く力強かった事でした。



この馬、どちらかと言うと、パドックでの歩様は、トモの踏み込みが浅くピッチで歩く印象があり、是非一度ダートでの走りが観たいと思っているくらいでしたから。



これは、勝ち負け必至と思い、あまり買うつもりが無かったのですが、急遽、PATで単複馬券を厚めに購入。



レースは、スタートはやや後手を踏むような感じで、中団後ろ目の内ラチ沿いを折り合いながら進めます。

４コーナーから直線に入っても、前がなかなか開かない。

残り200mあたりから、前に出来たスペースを縫うように割って入り前へ進出。残り100mで前が開いてからは、周りの馬とは明らかに力の違いを見せつけるような切れ味で、先頭を行く馬を余裕で交わし、1/2馬身差で見事１着でゴール。



着差以上に、余裕の勝利でした。

抜けたトップハンデもなんのその。先頭に躍り出た時、思わず「強い！」と叫んでしまうほど、完勝の内容で、４勝目を挙げました。

直前に買った馬券も、美味しく頂きました。

通算成績は７戦４勝。



思えば、このゴーハンティング、昨年７月９日に３歳未勝利戦でデビューして、まだ１年１ヶ月。

デビュー直前までは、９９％走らん坊と決めつけていました。

デビュー直前まで、育成のNF空港では、蹄の具合が悪いだの、動きに物足りなさがあるだの、トモの筋肉が落ち気味だの、ポジティブにとらえる事の出来る文言は、全く出てこず、３歳６月にやっと美浦に入厩したかと思えば、喉が鳴るだの、ゲートが良くないだの・・・

デビュー戦が決まっても、普通ならうれしく思うはずが、完全にあきらめモード。

それが、デビュー戦２週前の追い切りで、突然、抜群の足捌きをみせて・・・と、手のひらを返したようなコメントが・・・

そして、衝撃のデビュー戦、そして、２戦目と連勝。

なんだか、ワケが分からない感じでした。

普通なら、デビューから２連勝すると、エース候補としたくなりますが、全くそんな気にならず・・・

しかし、今回の勝利で、そして、その強いレースの内容から、軍団のエースとして、今後の活躍を期待します。

昨年末から、ジャスティース愛馬軍団は大きく陣容が若返り、エース不在の状態でしたが、新たなエースの出現です。



サンデーＲのHPより

2012/8/5 美浦ＴＣ

８月５日(日)新潟・飯豊特別(芝1200ｍハンデ)に57.5㎏石橋脩騎手で出走し、４勝目を挙げました。タイムは１分８秒２。馬体重は前走から８kg減の496kgでした。ダッシュがひと息で、後方からの競馬となりましたが、最内を通って中団につけました。勝負どころはラチ沿いを通って脚をため、残り200ｍで仕掛ると馬群をぬって、他馬をごぼう抜きし、ゴール手前でキッチリと差し切りました。２着馬に２分の１馬身差をつけています。レース後、石橋脩騎手は「距離を短縮しましたので、ためて乗ることを考えていました。道中はハミも抜けてリラックスして追走できました。４コーナーでも良い手応えで、いい脚をみせてくれると信じていましたので、あとは前が空いてくれればと思っていました。最後の直線でうまく馬群をさばくことができました」とのことで、堀調教師からは「この距離の方が切れますね。上でも活躍が見込める内容でした。様子をみて次走を決めます」とのコメントがありました。


2012/8/8 ＮＦしがらき

８月８日(木)ＮＦしがらきに放牧に出ました。ひと息入れたあと、調教を開始します。今後の活躍が楽しみです。