人として生きる 丁字村ブログ

この時代に 人の温もりを感じて感謝できる生き方って どんな立場であろうと同じです。幸せになるためには考え方が大切です。

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2009年04月11日 08時16分33秒 | Weblog
「上善は水の若し。」
(原文)上善若水。
 老子
最も素晴らしい生き方は、
水のように生きることです。
老子はそのように言います。
「上善は水の若し」というお酒があったと思います。
とても淡くて、味わい深いお酒です。
最も良い生き方は、
淡々としてこだわらず、
争わず、低い方へ流れていく。
そして、何かにぶつかっても自由自在に形を変えていく。
このような生き方です。
こだわりや執着が多くなればなるほど、
他者との衝突や悩みが多くなります。
また、争ってばかりであれば、
負の原因を多く作ってしまい、
争い事にどんどんと巻き込まれ、逃げ場がなくなります。
さらに、高く高くへ行こうとすると、
どうしても他者と衝突し、
多くの人から足元をすくわれたり、攻撃されます。
また、他者から嫌われたり敬遠されます。
考え方や心が固いと、何かにぶつかったときに、
壊れてしまうか、争いが始まります。
でも、水のように柔らかく形を変えていくと、
何事もなかったかのように、
問題なく進んでいけます。
水のような生き方をするには、
水のような心が必要になります。
水のような心を持つためには、
どうすればいいか。
内観を行えばいいのです。
そうすれば、心がどんどんと柔軟になっていきます。