前進

いつからだろう、物事に対して、逃げることを良しとしなくなったのは。最近、自分の周りで自分の人生からも逃げる人を見つけた。
その人自身、なぜ、逃げるのか、周囲の人間には皆目見当がつかない。たしかに、彼自身、自分の弱さからきていることにはきずいているはずだ。が、それだけを理由に逃げつづけられるわけはない。いずれ、その恐怖なり、苦しさからも逃げようとするであろう。その時まで彼はきっと気づかないと思うとある意味哀れでもある。
べつに逃げることすべてを否定する気はない。もちろん、逃げないで戦うことができるのであれば、それに越したことはないと思う。が、日本のことわざにもあるように「逃げるが勝ち」ということもある。
結局、その人がこん後どういう風に物事也人なりと付き合いつづけていくのが問題であって、解決させようとする気持ち、もしくは物事を投げない気持ちがあるかどうかで決まるのではないだろうか…。
だから、行き詰る問題があるときの気分転換は逃げることではなく、戦うための、心の休息なのだろうと最近思えるようになってきた。だからさ、いやなことあっても、後ろだけは見ないでおこうよ