今朝のお茶の中

お湯のみの中にぴょこんと立っている茶柱は幸運の兆しといわれ、大変喜ばしいものでした。でも、今では朝に日本茶を飲む習慣も薄れたうえ、使いやすい茶こしも登場して、茶柱を目にする機会はめっきり減ったようですね。

ところで、この茶柱って、一体何？正体はお茶の茎や軸です。手摘みされる高級茶と違い、はさみで刈り取られたお茶には茎などがたくさんまじっていました。その中で重心のバランスがとれたものだけがぴんと立ったのですね。とても珍しいものだったのでこういう縁起担ぎの言い伝えができたらしいです。

ところで、ラッキーにも茶柱の立ったお茶にあたったときはどうしたらいいかご存じですか？人に言ってしまうと幸運が逃げるので、こっそりと茶柱をひきあげて、持ち帰るといいらしいですよ。今日もお茶を飲んでグッドラック！