ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

アメリカという国の恐ろしさ

2009-11-27 11:42:38 | ときのまにまに
「天木直人のメールマガジン」(2009.11.27発行 第468号)によると、週刊ダイヤモンド最新号(11月28日号)に、同時多発テロの残骸を使って造られた軍艦についての記事が掲載されたとのこと。
11月の初め頃、ニューヨークで「米国艦船ニューヨーク」という名の新しい軍艦が一般に公開された。この軍艦は2001年の同時多発テロで崩壊した世界貿易センタービルの残骸の中から回収された鉄を鋳直して艦首部分が造られているという。一般公開に際してレイ・メイバス海軍長官が「何度たたかれようが米国は必ず帰ってくる」と演説したという。この軍艦はアフガニスタンでの作戦に投入される予定だとのこと。
なんと恐ろしいことであろう。この記事を読んでアメリカという国の好戦性というか復讐心の凄まじさを感じる。これが軍事大国アメリカの素顔である。こんな国を敵に回したら怖いという思いと、同時に、こんな国と軍事同盟を結ぶことの危険性を感じる。
もう一つ、メイバス海軍長官の「米国は必ず帰ってくる」という言葉を読んだとき、太平洋戦争の時、マッカーサー総司令官がコレヒドール島からの撤退を余儀なくされた際に語ったという「アイ・シャル・リターン (I shall return ; 私は戻って来る) 」という言葉を思い出した。あの時も、今もアメリカは少しも変わっていない。あの時の復讐心が沖縄への執拗な爆撃の背景にあるように思う。日本人はアメリカ人との付き合いにおいてこのことを忘れてはならない。

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