ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

世界大恐慌の始まり

2008-09-30 14:58:48 | ときのまにまに
昨夜(アメリカ時間では日中)のアメリカ証券市場のダウ30種平均額が777ドルも下落し、日本の市場でも、一時は日経平均が500円以上も値下がりした。かつての世界大恐慌が始まったブラックマンディを超える史上最悪のブラックマンディとなった(1987年10月19日、下落幅508ドル)。関係者は、世界大恐慌が始まったと大騒ぎしている。この兆候は昨年の8月から始まっており、いろいろ手が尽くされていたが、結局、下落の勢いは止まらず、ここまできてしまったか、という感じである。実際に株や証券を持っている人たちは大変だろうと思う。個人的には「持っていない」つもりでも、わたしたちの年金や貯蓄がそこに含まれており、決して無関係とは言えないようである。国が持っているとされる「埋蔵金」のほとんども、そこにつぎ込まれているようだ。
しかし、経済危機というものは、株価以上の不安材料がある。とくに、天然資源の少ない日本経済にとっては、わたしたちの直接の生活に対して国際経済は決定的な要因である。
今や、衆議院の解散だとか、総選挙だとか言っている状況ではない。「上げ潮派」だとか「経済再建派」だとか、悠長な議論を繰り返している時ではない。ともかく、国民生活を守るということが緊急の課題である。
食料の自給率も不十分な日本は大打撃を受けることは必至で、後は「食べるのを控える」とか「無駄を省く」しか手はなさそうである。今後の状況にもよるが、2008年9月30日は「歴史的な日」となるだろう。

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