名残の雪

奈良では二月堂のお水取り行事が始まっているというのに、九州では雪が降りました。大雪というほどではありませんでしたが、とても気持ちの良い「名残の雪」でした。お蔭で、数日前から始まっていた黄砂もおさまりそうです。マンションから見える雪山の遠望がとても美しかったので、掲載いたします。

　　　　　　　　　

黄砂といえば、先日京都からの帰り道、岡山あたりから急に空気がかすみはじめ、周りの山々が不気味な霧のようなもので包まれていました。ちょうどその頃から雨が降り出したので、始は雨雲かと思っていましたが、とうとう九州まで晴れず、黄砂だということに気が付きました。本当にひどいものです。自然現象と思えば「仕方がない」で済まされるかも知れませんが、半分は公害で、何か意図的に日本全体が「毒」で攻撃されているような感じがします。でも、結局、風次第であっちへ行ったり、こっちへ来たりで、被害妄想にすぎません。