雨読~佐藤愛子特集はまだ続きますよ~ん。
今回は第七弾まで出ているエッセイ集「我が老後シリーズ」を読破することにしました。
第四弾と第七弾はすでに読んでいるのでそれ以外をまとめて借りてきました。
『我が老後』佐藤愛子
『なんでこうなるのー我が老後ー』佐藤愛子
シリーズ第二弾
『だからこうなるのー我が老後ー』佐藤愛子
シリーズ第三弾
『それからどうなるー我が老後ー』佐藤愛子
シリーズ第五弾
『まだ生きているー我が老後ー』佐藤愛子
シリーズ第六弾
面白いです。元気が出ます
先生はずっと犬を飼ってらして、また、娘さんが動物好きでいろいろ飼ってらしたようで
そんなエピソードもたくさん登場するのでそんなところも好きなのです。
もっとも先生の飼い方は犬は犬らしく!との独特の主義があります(笑)
70代に入ってから“現状を打破するために”これまでの家をぶっ壊して”の建て替えをいきなり決意したり、
なかなかできないところをやってしまうのがすごいのだわ~。
そんな中でも、第五弾あたりまでは明るく快活な感じが前に出ていたのが
第六弾あたりから文章の元気のトーンが少し変わったように思え、
こんなに人一倍どころか人一万倍お元気そうな先生でも、
やはり年を重ねていくにつれての体の不調や友人知人がみな去っていくことへの寂しさなど
老いていく辛さもヒシヒシと感じられるのです。
『まだ生きている』の中の一文
・・・老い行くことの寂寥は、間近な死を思うからではない。
捉えておこうとしてもそのすべなく、否応なしに消えて行く日々への痛惜なのである。
そこに集約されていると思いました。
ところで私じゅりりんめは7月初めの先日、満50歳の誕生日を迎えついに半世紀を生き抜きました!
小学校の頃の人生計画ではそろそろ死んでますよ・・
おばあちゃんになりたくなかったのです。
しわしわになって体が言うことをきかなくなってきて、そんな思いをしてまで生きなくていいよ。
50歳くらいまで生きたら十分じゃね?・・・
そんなふうに思っていたのです。
中学で計画は80歳くらいまで伸びましたが、それでも20代の頃はいつ死んでもいいやなんて言っていました。
50になったけどもちろんもういいやなんてまったく思いません。
それは死ぬという心配のほぼなかった時だからこそ言えた馬鹿な言葉なのだと思います。
私は何故生きているんだろう・・?は人類の永遠のテーマだと思いますが、
この世で修行するために生まれてきた・・とはよく聞きます。
ではその修行ってなんなの?と思った時に、これまでは人生のいろいろな喜怒哀楽を思い浮かべていました。
それもそうではあるでしょうが、病気や喜怒哀楽は平等ではありません。
すべての命あるものにとって平等の一番の苦しみはやはり「老いる」ことなのだろうと思います。
小学生の私があっち痛いとかこっち痛いとか愚痴をいいながら、
しわしわのおばあちゃんになりたくないからその前に死んでもいいと思っていたように、
でも今の私はあっち痛いとかこっち痛いとかの話を共感して聞けるようになったように
(むしろ率先していっている(笑)
その年齢になってみなければわからない心の機微があります。
人は「老いていく」苦しみに向き合いそして老いを知る事が最大の人生の修行ではないのかと、
佐藤さんの作品を読んでいて思ったのでした。
そうであれば私みたいなまったく世間のくその役にもたってないような人間でも生きる意味はあり、
自ら命を絶つことの愚かさの意味が理解できるのです。
そんなこと、とっくに知ってるわよ!と思われるかもしれませんが
でも私はやっと気づいたのです。それが正しいか正しくないかはわかりませんが、
そう思えたことだけでも半世紀を生きた甲斐はあった!と思うのでした(笑)
ここまで読んで下さった方、本当にうだうだとすみません
ということで、50になった私は先日旦那と二人で夫婦50割引きで映画観に行ってきました!
(パイレーツ・オブ・カリビアン)
同い年の旦那はもう少し前に50になってましたけどね。
これからはずっと割引!なんだか申し訳ないけどここは素直に喜ぼう♪
やったぁ~い
次は無料で乗れるシルバーパスがそれまでに廃止されないことを祈るばかり(笑)
ついでに。
本屋で面白そうだったので買ってみた。
『色気は分娩台に置いてきました』ヤマダモモコ
出産から職場復帰するまでの「ありのママ」の育児奮闘記。
一コマ漫画というのかなんというのか・・?
あ、帯に書いてある・・イラストエッセイというのか!
インスタグラムで話題となっていたのが書籍化されたもののようです。
私は妊娠出産経験がないので共感とはちょっと違うのかもしれませんが、
じわじわきます!(笑)
ホント、お母さんは頑張ってるよなぁ!お母さんは偉いよ
偉そうに威張ってるクソガキよ!こんなに一生懸命育ててもらったんだぞ!
あ、私もか~(^^;テヘヘ
それにつけても暑いです。
梅雨はどこへ?
九州の方では大変なことになっているというのに・・・。
まんべんなく降ってくれればいいのになぁ・・・。
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何歳になっても守りに入らない姿が気持ち良いね
それにしても おぉー 50歳
信じられないよ
可憐でまだ乙女のようなじゅりりんさんが・・・
映画をお安い料金で見れるお年になったなんて・・・
まっ 私なんか自慢じゃないけれど一人でもお安く見れる年だもんね
元気だったら年をとるのも悪くはないよね~~
最後になっちゃったけれど 『お誕生日 おめでとう』
愛子さんを読んでない日はなんだか物足りない気さえしてしまう(笑)
ついに50歳になりましたよ・・。
そしてついにシルバーの最初の恩恵を受ける身になりました~。
悪くないです(Φ▽Φ)フフフ
今のところもれなく旦那がついてくるので、一人でお安く観れる日もちょっと楽しみ♪
健康第一でガンバロウ!
でも実際にこの歳になってみると、若かった頃に想像していた自分とは随分違うような気がしてなりません。
本当に人生は予定通りにいかないもんですね。
なんとなく人生の先が見えてきた今日この頃。
元気に生きていることがどんなに幸せか、ただただ感謝の日々でございます。
今度じゅりりんさんと我が人生について、語り合いたいな~
って、長くなりましたが
お誕生日おめでとうございます!
素敵な日々になりますようにね。
同級生が続々と大台に乗って行くわ〜。
うちは夫が年下だから、大台に乗るたびに、30代、40代と散々冷やかされたよ。
まぁ、いずれ自分も年取るんだから。
最近はどっちが先に死ぬかって言い合いしてる。
お互い自分の方が先だろうって言って。
でも娘はお願いだからお母さんが先に死なないで!って。
確かに私がいなくなったら夫は困るよ〜(私は困らないのか⁉︎)。
歳をとるのは嫌だけど仕方ない。
実は2月に母がアルツハイマー型の認知症と診断されたの。
幸い薬が効いているようで目に見える悪化はそれほどないけどね。
基本的な身の回りのことは出来る(炊事洗濯などは元々やってない)けど、急に窓の鍵のかけ方がわからないとか、昼寝から起きると朝かと思っちゃうとか色々あるの。
認知症は放置して悪化させなければ死ぬようなことはないんだろうけど、人間の生きている価値とか考えるとなるべく現状維持はしたいよね。
とりあえず私は母よりは長生きしないとなぁ。
自分としては好奇心がなくなったら生きている意味がないと思う。
やりたいことが山積みになってるぐらいじゃないとね(物理的にも山積みだけど)。
健康寿命を延ばして、楽しく過ごしたいよね。
お互いたくさんの趣味がある性格で良かった!
あと30年はアクティブに生きるぞ〜。
小学校の頃の人生計画では、私は生涯独身のバリバリのキャリアウーマン(笑)
今キャリアウーマンと書こうとして何度もキャリア温麺と変換されてしまい、
なるほどこれが今の私に一番ぴったりかもしれないとうすら笑いをしたのでした。
まったくほんとに、こんな私が元気に生きさせていただいていることに感謝感謝です。
(なんか文章がおかしいような?)
更年期がチラついている昨今ですが、更年期に負けることなく前向きにいきたいです。
うちは旦那が先に死ぬと思ってるみたい。私は先に死ぬつもりはないぞ!
でもそう言ってるのに限って長生きして私の方があっけなく逝っちゃうかもよね~。
うちは子供がいないので両親が私の為に預金してくれてたお金とかはそのまま妹達に渡したいのだけど、
もしもの時(私が早く逝く場合)に備えて遺書を書いておくべきかとか、真面目に悩んどります。
そっか・・・お母さん、あやけいさんもこれから大変になってくるね。
うちの祖母も認知症だったので、できるだけ進まないように祈ってるよ。
本当、残しては逝けないよ。
出来る限りに自分が元気でいないとなぁ・・。
確かに私も趣味「だけ」は山のようにある!(笑)
殆どをやり残してそれがきがかりで成仏できなかったらどうしよう~×