茂原市ことぶき堂鍼灸院

茂原市で鍼灸治療院を営んでおります。
東洋医学や日常生活のあれこれを日々綴っています。

壽堂日記25年1月20日「脊椎すべり症と足の痺れの治療。」

2013-01-20 11:12:57 | 日記
ご紹介により「脊椎すべり症」の患者様が来院。

「腰椎のすべり症」と整形外科で診断され、足先が痺れると言うことでした。また腰痛もあります。

「痺れる場所の神経走行」と「その神経が出てくる腰椎の高さ」が一致することから、足先の痺れは「腰椎すべり症」が原因と考えられます。

当院に来院される「腰痛」の患者様の中では「腰椎すべり症」の数は多く、適切な鍼灸治療を行えば症状は改善します。

今回の治療で一番注意したのは鍼の刺入の際の痛みでした。

鍼には切皮痛と言うのが有るにはありますが、実はこの患者様は、よそで鍼治療を受けたことがあって、その余りの痛さに一度で治療を断念したことがあるそうです。

たまたま当院で治療を受けた知り合いに『あそこは鍼が痛くないよ。』と薦められたそうですので責任重大でした。

当院では「刺さない鍼」が主流となる「積聚治療」による治療も選択できますが、今回は澤田流太極療法に木下先生の総合型の治療を組み合わ

せました、当院では鍼を刺入する際は鍼管を使いますので痛みは殆んどありません。

患者様も「あれ全然痛くない。刺したのが分からなかった。」とのことでしたし治療効果も期待通りのものがでました。

私は「鍼は痛い」というのは大きな誤解であると思います。

鍼が痛いのではなく、痛い鍼治療をする治療家がいるというだけです。

色々な鍼の流派があり「痛いけれど効果が絶大」という所も有りますので、其処らへんは患者様のご判断となりますが難しいところですね。








この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 壽堂日記25年1月18日「... | トップ | 壽堂日記25年1月24日「... »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事