11月15日、宗次ホールにこのコンサートを聴きに行く。政吉ヴァイオリンでたどる名古屋の知られざる音楽史の最終回
幕末、尾張藩の三味線製作を副業とする下級武士に生まれた鈴木政吉は明治になって三味線製作の技術を応用してヴァイオリンの製造に成功し現在の鈴木ヴァイオリンを基礎を築いたと言われる。最近になって1927、1929年製の政吉作のヴァイオリンが発見され、その2丁が使われる。また戦前アインシュタインが名古屋を訪れた時、得意のヴァイオリンの演奏を披露したが政吉の三男の鎮一もその場にいたという。鎮一は鈴木メソッドの創設者。
井上さつきさんの解説と演奏はヴァイオリン桐山建志さん他。画像はプログラム。
アインシュタインはバッハとモーツアルトが好きだったがなかでも無伴奏パルティータニ短調のシャコンヌがオハコだったという。桐山さんの独奏でそのシャコンヌからスタート。15分ほどの長い曲を暗譜で演奏し終えたプロの業に感服。とても興味深いコンサートであった。
幕末、尾張藩の三味線製作を副業とする下級武士に生まれた鈴木政吉は明治になって三味線製作の技術を応用してヴァイオリンの製造に成功し現在の鈴木ヴァイオリンを基礎を築いたと言われる。最近になって1927、1929年製の政吉作のヴァイオリンが発見され、その2丁が使われる。また戦前アインシュタインが名古屋を訪れた時、得意のヴァイオリンの演奏を披露したが政吉の三男の鎮一もその場にいたという。鎮一は鈴木メソッドの創設者。
井上さつきさんの解説と演奏はヴァイオリン桐山建志さん他。画像はプログラム。
アインシュタインはバッハとモーツアルトが好きだったがなかでも無伴奏パルティータニ短調のシャコンヌがオハコだったという。桐山さんの独奏でそのシャコンヌからスタート。15分ほどの長い曲を暗譜で演奏し終えたプロの業に感服。とても興味深いコンサートであった。