古都探索日記

奈良や京都の散策日記

図録と絵葉書から

2011-05-25 18:22:38 | 美術
 河井寛次郎らしい陶芸作品だけでなく、手の平に載る小品や木彫も展示されている。

 画像をクリックしてください。図録右上の金魚はとてもかわいく手にとりたくなる。絵葉書上は木彫「脇息 狛犬」、下は「猫」。猫がとくに愛らしい。思索にふける「考える猫」と名づけたいほど。猫好きの人にはたまらない木彫作品。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

河井寛次郎 生命の歓喜 展

2011-05-25 18:11:08 | 美術
 5月22日、家内とJRタカシマヤにこの展覧会を観にいく。人間国宝も文化勲章も辞退し「生涯、一陶工」を貫き美を追求した彼の生きかたに尊敬と憧れを持たずにはいられない。

 写真はチラシと絵はがき。左上の「愛染鳥子」は90年ぶりに公開され、今回最も注目される作品。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森 久子 in Jazz Inn Lovely CD "Like a Speak"発売記念ライヴ

2011-05-24 17:44:34 | 音楽
 教会音楽フォーラムのあと、栄のジャズ・イン・ラヴリーに直行。マイルスのレギュラーヴォーカルの森久子さんのCD発売記念ライヴを聞く。森さんは音大卒の才媛。写真はCDの表裏。森さんの歌には独特のジーンと心に伝わつてくる深みがある。CDのナンバーを主に演じられた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光の教会

2011-05-23 12:43:59 | 音楽
 今回の教会音楽フォーラムで現代の教会建築においては「建築家の自己主張が強すぎて完成後にトラブルを引き起こすこともある」と吉田先生は語った。建築家の頭には一からオルガンの存在など無く、設置の段階になって置き場所をめぐってオルガン屋ともめることが多いそうである。

 自己主張の強い(いい意味で)教会建築として第一に安藤忠雄氏設計の「光の教会」(大阪、茨木春日教会)が思いつく。薄暗い礼拝堂は階段教室のように祭壇が一番低い位置に置かれ、その背後の壁には十字架の役を担うスリットが開けられ十字模様の光が差し込む造りになっている。日本の世界的な建築家安藤氏の代表作。予算が限られ「屋根の無い教会」をはじめに提案したが、「屋根は要ります」とクライアントにいわれてなんとか完成できたという。その苦労は一冊の本にまとめられたほどである。この教会も予算がないのでオルガンの場所など考えられていなかったが、後に座席の最後部に小型オルガン(ポジティーフ)が導入された。私は3回訪れている。

光の教会の写真を見る。左をクリックしてください。

 安藤氏は他にもユニークな3つの教会、風(六甲山)、海(淡路島)、水の教会(北海道トマム)を設計している。ホテルの結婚式用なのでチャペルと言うべきであるが、なかでも水の教会が個性的である。

 水の教会の写真を見る。左をクリックしてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教会音楽フォーラム 2011年 第1回

2011-05-22 08:19:50 | 音楽
 2011年度の教会音楽フォーラムの第1回が神言神学院が開かれ、参加する。講師は吉田文先生。第1回のテーマは「教会」。建物の歴史(バジリカ、ロマネスク、ゴシック、ルネッサンス、宗教改革の時代、バロック、「ネオ」建築&現代)と内部の構造が映像によって解説される。次に祭壇、朗読台、聖櫃等の備品の意味と役割などが神学院のチャペルの実物で説明された。また私の頭の中では混乱していた教会、チャペル、カテドラル、ドームの意味の違いを知ることができた。
 画像は本年度のプログラム。

 今年のフォーラムでは最後にVespera(聖務日課)が設けられチャペルにて聖書の朗読と吉田先生のオルガン、信行香代子さんのメゾソプラノによるコラールとバッハのオルガン小本の演奏をきくことができた。毎回のことであるが吉田先生の全力投球に感動する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする