古都探索日記

奈良や京都の散策日記

パイプオルガン&ヴァイオリン 華麗で優美なひとときを

2024-10-04 18:56:14 | 音楽
 10月3日のパイプオルガン ブランチコンサートは珍しいパイプオルガンとヴァイオリンのデュオ。画像はプログラム。

 演奏はヴァイオリン:三好孝市、パイプオルガン:吉田文、トマス・マイヤー=フィービッヒ(敬称略)

 最初はデュオでヘルマン・シュレーダー(1904-1984) 「前奏曲とカンツォーネとロンド」より前奏曲(オルガン吉田先生)
 二曲目はJSバッハの「G線上のアリア」

 続いてマイヤー=フィービッヒ先生のミニ講座:二人のロマン派の作曲家の紹介とオルガン独奏
 ハンス・フェアマン(1860-1940)「オルガンソナタ第6番ト長調」よりアダージョ
 ヤン・アルベルト・ファン・エイケン(1823-1868)「オルガンソナタ第一番」から間奏曲

 デュオに戻ってリクエスト作品2曲 タイスの瞑想曲とガブリエルのオーボエ(エンリオ・モリコーネ作)

 最後にデュオでヨーゼフ・ラインベルガー(1839-1901) 「6つの作品 op150」より「夕べの歌」と序曲

 初めてパイプオルガンとヴァイオリンのデュオを聴いたがピアノの伴奏より味わい深いものがあった。G線上のアリアとタイスの瞑想曲以外は初めて聴く曲だったが、とくに最終のラインベルガーの序曲のフーガが強く印象に残った。
 
 ありがとうございました。

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フランツ・リストの宗教音楽

2024-10-03 13:57:17 | 音楽
 10月2日、朝日カルチャーセンターにて受講。講師は吉田文先生。画像はテキストの一頁目。講義内容を要約。

 まず初めにリストの生涯を追った名曲アルバム「リストへの旅」を視聴。

 日本ではリストは作曲家、演奏家として知られているが、19世紀の宗教音楽の重要な作曲家である。また教会音楽についての著作も残していて、54歳の時に修道士になったほどの敬虔なカトリック教徒だった。

 彼の言葉として「音楽は本質的に宗教的である」が残っているが、典礼に使えるほどに典礼文に忠実である。ミサ曲、カンタータ、モテットその他にわたる。

 作家としてはは22歳で執筆した「将来の教会音楽」の断片が残っている。教会音楽に対する彼の要求と理想が記されている。先生は詳細に解説してくださったが、キリスト教徒ではない私には難解な内容だった。

 最後に「小鳥に説教するアッシジの聖フランシチェスコ」のピアノ独奏とオルガン演奏(サン=サーンスが編曲)
 「波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ」のオルガン演奏を視聴。フランチェスコはフランツのイタリア語。

 ありがとうございました。
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