古都探索日記

奈良や京都の散策日記

バッハのオルガン曲 最終回

2016-03-31 12:36:57 | 音楽
 朝日カルチャーセンターでの吉田先生の講座も最終回を迎える。この日はライプツィヒ時代後期の大作を楽譜を追いながら視聴。

 まずカノン風変奏曲 BWV769 高き天より、われは来たれり Vom Himmel hoch,da komm'ich her M.ルター作の子供向けのクリスマス用コラールをカノン様式で5つの変奏曲を展開する晩年作品。

 画像をクリックしてください。左上が原曲のコラール、左下は各曲の様式、右は第一変奏。右手(ソプラノ)と同じ旋律を左手(バス)が1オクターブ下で1拍遅れて追いかけ、定旋律(コラール旋律)は通奏低音のようにバスで二小節目からペダルで演奏されることが解かる。

 バッハは音楽学術協会に年に一度の提出義務のある論文として1748年この曲を作った。協会の入会用には音楽の捧げ物(BWV1079),1749年用にはフーガの技法(BWV1080)を作曲したといわれる。どの曲も究極の対位法によるポリフォニー音楽の大作である。

 そのあと、前奏曲とフーガの大作 BWV546,547,548,544 を視聴。特にBWV548は二つの交響曲といわれるほど規模が大きい。

 以上で3年にわたるバッハのパイプオルガン作品を探る講座が終了した。受講を終えた私の感想として:オルガン曲がバッハ音楽の根幹であると思うようになった。アルンシュタット~ヴァイマール時代の執念さえ感じられるオルガンへの研鑚と習熟が無ければ後年の色彩豊富なポリフォニー作品(例をあげればブランデンブルグ協奏曲やカンタータ作品)は生まれなかっただろう。正直に告白すれば、3年前まではオルガン作品は馴染み難く余りの作品の多さに圧倒され得体の知れない作品群と思っていた。今では毎日聴いて楽しめるほどになった。

 吉田先生へ 長いあいだの熱く、親切な御講義ありがとうございました。おかげさまでバッハのオルガン作品の全体像をほぼ理解できるようになりました。お疲れ様でした。

 BWV769を聴く。左をクリックしてください。
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煮込み

2016-03-30 20:40:47 | 食事 名古屋市内&近郊
 豚モツの煮込みを追加、酒もハイボールとグレープフルーツのチュウハイ(家内)を追加した。二時間ほどの簡単な花見を終え帰宅した。

 バッハのレクチャーのレポートは明日にまわす。簡単にはできないのである。
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豚レバ

2016-03-30 20:39:02 | 食事 名古屋市内&近郊
 ヤキトンを注文。豚レバの塩焼きのほかハツ、はらみ、シロなど。
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口取り

2016-03-30 20:37:21 | 食事 名古屋市内&近郊
 簡単な肴が初めに出る。キムチ、生ハム、ジャーマンポテト。
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乾杯

2016-03-30 20:35:02 | 食事 名古屋市内&近郊
 花見を早めに済ませ駅近くの大衆酒場に入り冷酒で乾杯! 桜色のグラスを選ぶ。
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