三日目の食事

朝　ラヴィーで洋朝食

昼　日本橋「東洋」でシーフードグラタン

夕　銀座「お多幸」でおでんと酒

３日目になると食傷気味になる。毎回あれを食べよう、これを食べようと期待に胸を膨らませてくるのだが。

板谷波山邸跡

陶芸家として初の文化勲章を受賞した「板谷波山」の窯と自宅のあった場所。
　波山がここに窯を開いたのが文士村ができたきっかけになった。私はお孫さんの板谷Ａ子さんと小学校で同級であったし、母は波山宅で謡曲を巨匠と一緒に習っていた。偉い人ということは知っていたが、彼の作品については何の知識も無かった。５年ほど前、ＮＨＫＴＶ新日曜美術館で彼のひととなりを知り、出光美術館で実物の作品を見て
震撼した。知らないということは恐ろしいことである。

田端文士村記念館

三日目は私が育った町北区「田端」に行く。
　先ずはＪＲ駅前の田端文士村記念館を訪ねる。この小さな町の歴史について詳しく知ることができる。
　特に、板谷波山、小杉放庵、芥川龍之介、室生犀生に重きがおかれている。

後の五カン

後の五カンは写真を見ての通り。いかは茹でて甘いツメが塗ってあり懐かしい味がした。
　全てのネタが何らかの加工がされていて醤油をつける必要がまったくない。江戸前の寿司とは本来こういうものであろう。うまっかった。　

弁天山美家古寿司で夕食

一度行ってみたかった浅草「弁天山美家古寿司」で夕食。ここむ混んでいてテーブル席に案内される。
　
はじめの五カン。こはだ、鯖のヒカリものと白身。全部煮切醤油が塗られている。