古都探索日記

奈良や京都の散策日記

T氏邸

2013-06-29 10:22:07 | その他
 萬乗酒造の近くにはヴォーリズ建築のT氏邸が健在している(スパニィシュ1935 06年6月にも紹介)。現在東海三県にはヴォーリズ建築はほとんど存在せず貴重な文化財と思われるが、このことを知っているこの町の住人はごくわずかと思う。建築物はいずれ老朽化して立替られる運命にある。適切な保存活動がなされることを切に願う。

 私が現在住む大高町は古い廃城の址等の歴史遺産と豊かな緑ぐらいが特徴の農村の面影を残すひなびた小さな住宅地であるが、今回紹介した萬乗酒造とT氏邸はこの町が誇りうる高い文化的な価値を持つものと思う。
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萬乗酒造

2013-06-27 16:56:15 | その他
 萬乗酒蔵は私が今月1日に山の上ホテルで飲んだ「醸し人九平次」の醸造元で名古屋市の南外れの小さな町にある。同じ町に住みながらなかなか手に入らず東京まで出かけるのも変な話。前にも述べたようにパリの三ツ星レストランへも出荷されているほどの人気。画像をクリックしてください。萬乗酒造の佇まい。フランスからも来客があるらしく三色旗が入り口に掲げられることもある。

 萬乗酒造のホームページを見る。
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森 久子 at ジャズインラブリー

2013-06-24 18:41:57 | 音楽
 6月23日、友人と森さんのライヴを聴きにいく。スタンダードナンバーを中心にした私好みの演目。How about you から始まる。私が好きなコール・ポーター作詞作曲の It's all right with me が特に印象に残る。

 画像は椅子に座りながら歌う森さん(左端)。とても洒落た演出!!!

 It's all right with me を聴く。左をクリックしてください。失恋を乗り越え新しい恋に移ろうとする女(又は男)の歌。
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華麗なるギャツビー

2013-06-21 13:26:18 | 映画
 6月21日、この映画を観る。ロバート・レッドフォード主演の旧作から40年もの歳月が経った!! 物語についてはここでは触れない。私の興味は男性のファッション。1920年代の前半を舞台にした映画はこれが見所と思う。このブログでも 五線譜のラブレター、モダンミリー、炎のランナーなどをとりあげてきた。期待ほどではなかったがそれなりに楽しかった。

 近頃のハリウッド映画をみて思うこと:男優も女優も小粒になってしまった。今回のデカプリオも旧作のレッドフォードにかなり見劣りする。黄金期のGクーパーやHボガードとは較べようがない。リアリティや臨場感に重点がおかれる現在では主役の存在感が大きすぎると差し障りがあるのだろう。私たちの年代にとってはハリウッドスターは名のとおり星のごとく輝き遥か手の届かない存在であってほしい。これもまた「時代おくれ」の考えなのだろう。I'm old fashioned!
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ローマでアモーレ TO ROME WITH LOVE

2013-06-17 15:42:19 | 映画
6月16日、家内と伏見ミリオン座へこの映画を観に行く。ウディ・アレン監督・出演。ローマを舞台に4つの物語が同時に進行する少し複雑な創りのオムニバス。思い違い、行き違いからトラブルに巻き込まれる男女をコミカルに描く。

 4つの話は ①シャワーを浴びながらだと抜群の歌唱力を発揮する葬儀屋の親父さんのステージデビュー ②田舎からローマに生活の場を変える純朴な新婚カップルが人違いから怖い目にあう ③建築家志望のアメリカ人の若者とパートナーに彼女の友達の売れない女優が転げ込み三角関係に発展 ④ローマに住む平凡な中年男が突然有名人になり堅実かつ地味な生活が破壊される。

 どの話も笑いながら楽しめる軽妙で他愛もないもの。ウディ・アレンの才能が如何なく発揮されている。私はこんな映画が好きだ。

 ローマの名所が次々と現れるのも見所。またウディ・アレンの作品には彼の豊かな音楽の知識と教養が溢れているが今回はイタリア・オペラの名曲と昔葉流行ったカンツォーネが聴けるのも楽しかった。

 画像はプログラムの表(右)と裏表紙。
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