1月26日、吹上のシャンソニエ ”カフェ・コンセール・エルム”に古くからの知り合いの黒川泰子さんのライブを数年ぶりに聴きに行く。現在は東京で活躍中の彼女であるが、以前名古屋でシャンソン歌手としてデヴューされた。音大で声楽を専攻されていて、実力には確かなものがあり全然変わっていない。私の好きなエリック・サティの”Je te veux"(ジュトゥヴー、君が欲しい)を急遽歌ってくれ、とても嬉しかった。他にJシャンソン ”黄昏のビギン”が私には印象深かった。
私がブログを続ける理由。それはズバリ一言「ボケ予防」である。決して他の人に見てもらうためではない。PC教室で勧められたのが始めたきっかけであり、タイトルと内容もその場で即席に思いついたものである。半年位で止めようと思っていた。しかし、続けているうちにこの効能に気がついた。ブログを作成・維持するには次の三つの手順を踏むことになる。
①旅行、コンサート、展覧会等で対象を五感を研ぎ澄ませて捉え、その印象を深く記憶に刻む。撮影が許可される場合は撮る。対象の範囲は広ければ広い程良い。音楽、美術、映画、食事、風景、街並、建物、寺社仏閣、何でもいいのである。
②家に帰り、写真を見ながら記憶を呼び覚まして体験を時系列に整理し、採用する写真を選び説明文を考えて、おおまかの構成を練る。
③パソコンを操作して写真を加工、文章を入力して記事を完成させる。投稿後も時々、訂正と補足を繰り返す。さらに1、2年後も見かえして往時の思い出にひたる。
この一連の動作・行為は大脳の前後左右あらゆる部分を刺激して活性化させ認知症予防に大きな効果が期待される。(私には脳科学の知識は全く無いのであるが)
そして何かと出不精になるこの齢頃、ブログのネタを求めて、旅行・外出を立案・企画・実行することは頭脳だけでなく精神と肉体の若返りの何よりの妙薬になるに違い無いと私は信じている。
①旅行、コンサート、展覧会等で対象を五感を研ぎ澄ませて捉え、その印象を深く記憶に刻む。撮影が許可される場合は撮る。対象の範囲は広ければ広い程良い。音楽、美術、映画、食事、風景、街並、建物、寺社仏閣、何でもいいのである。
②家に帰り、写真を見ながら記憶を呼び覚まして体験を時系列に整理し、採用する写真を選び説明文を考えて、おおまかの構成を練る。
③パソコンを操作して写真を加工、文章を入力して記事を完成させる。投稿後も時々、訂正と補足を繰り返す。さらに1、2年後も見かえして往時の思い出にひたる。
この一連の動作・行為は大脳の前後左右あらゆる部分を刺激して活性化させ認知症予防に大きな効果が期待される。(私には脳科学の知識は全く無いのであるが)
そして何かと出不精になるこの齢頃、ブログのネタを求めて、旅行・外出を立案・企画・実行することは頭脳だけでなく精神と肉体の若返りの何よりの妙薬になるに違い無いと私は信じている。
1938年の作、彼がまだ21歳、売れる作品を描けと指導する父親との葛藤が未だあったころと言われる。5年程前にこの美術館に常設展示された。毛髪やセーターの触感までが伝わってくる精緻な筆づかいが尋常ではない。初めて対面した時、遠くから吸い寄せられるように引き込まれた。作者の名前をみてなるほどと納得したものである。写真右は作品(テンペラ)。左は習作。
写真右は解説本。アンドルー・ワイエスはアメリカの精神を代表すると言われるが、サブプライムローン問題で世界中に不幸を撒き散らす現在の強欲なアメリカの姿とはほど遠い。むしろ、季の移い、面影、はかなさ、わびしさ、さびしさ、等、「もののあはれ」と言われる日本人特有の感性と情緒に訴えてくるものが多い。作品の本体だけでなくそれまでの習作が何枚も展示されているのが今回の展覧会の特徴である。創作の舞台となったメイン、フィラデルフィア両州の現地と孫とのインタヴューを紹介するVTRも興味深かった。