バッハ晩年の1749年に編纂された声楽曲の最高作。謎の多い作品とされる。全4部構成、27曲、演奏時間2時間にわたる。パロディ(旧作の再利用)が多く、実際に全曲が通して演奏されたかも不明といわる。バッハが自身の音楽人生を振り返り、集大成したともいわれている。それだけに完成度も高い。
10月7日、しらかわホールに当コンサートを聴きに行く。ソプラノ:野々下由香里、レイチェル・ニコルズ、アルト:ロビン・ブレイズ、テノール:ゲルト・テュルク。バスはペーター・コーイが休演で代役。しかし素晴らしい演奏であった。
今迄の私の体験の中で一番の感動を受けた。
今迄の私の体験の中で一番の感動を受けた。
9月23日、刈谷市美術館に当展を観に行く。麗子像ほか「首刈り劉生」の異名を持つ劉生の作品が年代を追って展示された。異名の通りに肖像画に優れた才能があることは周知の事実であるが、気味が悪く私の好みではない。