「クロワッサンで朝食を」で主演したジャンヌ・モローは私がその主演作品を最も多く観たフランス女優である。1928年生まれ。ブリジット・バルドーと共に50~60年代のフランス映画を代表する女優であるがBBよりもより演技派、性格派。まず私の選ぶベスト4を紹介。四作とも私が小学生の頃のものであり後年旧作として観たものである。内容より音楽から強く印象を受けた。下の各々をクリックしてください。予告編または映画の一部がみれます。画像は「小間使いの日記」ルイス・ブニュエル監督 1963年から
死刑台のエレベーター 57年 ルイ・マル監督 マイルス・デイヴィス
恋人たち 58年 ルイ・マル ブラームス弦楽六重奏 第1番第2楽章
危険な関係 59年 ロジェ・バディム セロニアス・モンク、アート・ブレーキー
雨のしのび逢い 60年 ピーター・ブルック A.ディアベリ ソナチネ
観たのは高校生のころであるが内容を到底理解していたとは思えない。今でも理解するのは難しいからである。成人指定されているわけではないが未成年者の喫煙や飲酒のように大人の真似をして粋がっていたのだろう。その後、マドモワゼル 黒衣の花嫁、ジブラルタルの追想など次々と新作が公開されたがどれも難解であった。同じようにファンであった同年代のハリウッド女優のオードリー・ヘップバーンの明解な作品とは対照的でありこの二人の大女優から受けた影響は測り知れない。
美しく理知的なモローが意地悪ばあさんになってしまったことに大きなショックをうけた。顔はシワシワになってしまったが「への字口」は健在であった。
死刑台のエレベーター 57年 ルイ・マル監督 マイルス・デイヴィス
恋人たち 58年 ルイ・マル ブラームス弦楽六重奏 第1番第2楽章
危険な関係 59年 ロジェ・バディム セロニアス・モンク、アート・ブレーキー
雨のしのび逢い 60年 ピーター・ブルック A.ディアベリ ソナチネ
観たのは高校生のころであるが内容を到底理解していたとは思えない。今でも理解するのは難しいからである。成人指定されているわけではないが未成年者の喫煙や飲酒のように大人の真似をして粋がっていたのだろう。その後、マドモワゼル 黒衣の花嫁、ジブラルタルの追想など次々と新作が公開されたがどれも難解であった。同じようにファンであった同年代のハリウッド女優のオードリー・ヘップバーンの明解な作品とは対照的でありこの二人の大女優から受けた影響は測り知れない。
美しく理知的なモローが意地悪ばあさんになってしまったことに大きなショックをうけた。顔はシワシワになってしまったが「への字口」は健在であった。