古都探索日記

奈良や京都の散策日記

ブランチコンサート

2013-05-29 13:35:17 | 音楽
 5月29日、愛知県芸術劇場コンサートホールにてこの催しを聴く。吉田文さんのパイプオルガンと小出信也さんのフルートの一年ぶりのデュオ。小出さんはN響の元主席フルート奏者。画像をクリックしてください。画像のプログラムが拡大されます。モーツアルトとフォーレのそれぞれ2作品をはさんでバッハのトリオソナタとフルート作品のアレンジ作の構成。バッハの作品について私の感想を述べさせてください。

 トリオソナタ第5番C BWV529(1730頃) パイプオルガン独奏のための作品であるが高音の1部をフルートが、高音1部と低音部をそれぞれオルガンの右手と左手が担って演奏されペダルは使用されなかった。オルガンの演奏では3曲を各々鍵盤の組み合わせとストップを変えての多彩な音色が独特な効果をあげた。

 フルートとチェンバロのためのソナタh BWV1030(1730年代中期) 第一稿ト短調はケーテン時代 チェンバロパートの両手をオルガンが担当。この作品も実質トリオソナタである。チェンバロの演奏に比べると3声部が明確に聞き分けられるように感じた。

 バッハ作品以外の演奏も含めて今回もパイプオルガンの可能性と多様性の魅力に満ちていた。小出さんが冒頭の挨拶の中で語られたように吉田さんのオルガン作品を広めようとする情熱が強く伝わってくる素晴らしいコンサートであった。素敵な演奏、どうもありがとうございました!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パイプオルガンの響きを楽しむ

2013-05-26 18:51:21 | 音楽
 5月26日、朝日カルチャーセンター主催のこの講座が五反城カトリック教会にた開かれ参加する。教室を離れてパイプオルガンの実演を伴う吉田文さんの講座である。二部に分かれる

 前半はパイプオルガンについて。まずバッハのパッサカリア・ハ短調BWV582の演奏から始まる。つづいてパイプオルガンの歴史、構造など。さらに鍵盤の数が持つ意味:鍵盤の数がその楽器が持つパイプオルガンの数を表す。例えば五反城教会のは三段の手鍵盤とペダルが一段あるが4台のオルガンがあることになる。それらのパイプの位置をBWV147のコラールの実演によって説明。パイプの種類は大きくフルー管とリード管に別けられ、さらに前者は基本となるプリンシプルと柔らかい音色のフルート、繊細なストリングなどに、後者はオーボエ、トランペット、クラリネットなどに分類される。クレランボー(1676-1749)の第一組曲からの実演によりそれらの音色の違いを聞き比べることができた。

 後半はトッカータの秘密。トッカータとは何か?からはじまる。ヴェネツィア楽派のガブリエリ(1562-1621)が最初の作曲家、即興演奏の技術から発祥し演奏者の技量をデモンストレートする。バッハはオルガンだけでなくクラヴィアのためにも6曲残しているが私の感想としてはかなり自由な制約のないジャンルと思う。吉田先生は主に大型のパイプオルガンを用いる北ドイツのトッカータについて語られた。初期のスウェーリンクとブクステフーデの作品の演奏に続いて最大のヒット作 バッハのトッカータとフーガ・ニ短調(BWV565) の解説。解剖のようにトッカータのパーツを分解してからその後のフーガに繋がるのかを詳細に説明された。素人の私にはとても難しかったが要約すると、半音階、不協和音と繰り返しが生み出す緊張感、不安感と安堵の連続がこの曲の魅力になってないかと思う。そして最大の謎は贋作の可能性もあるということ。画像はBWV565の楽譜(部分)


最後のこの曲全体を演奏。テキストには楽譜が付けられいて演奏を目で追ったがとてもついていけなかった。完全に理解することはできなったが大変「身になる」講座だった。本当にありがとうございました!!!

カール・リヒターのBWV565を聴く。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モーニングセット

2013-05-23 09:43:55 | 食事 名古屋市内&近郊
 モーニングセット(380円)を注文。ブレンドコーヒーにクロワッサンとサラダ又はゆで卵がつく。サラダを選ぶ。

 昨今名古屋の喫茶店のモーニングがTVで取り沙汰され全国的に有名になったが報道されているような豪華なものは愛知県の一部(一宮と豊橋)に限られているのが実情だと思う。私の住んでいる地区では大体このような程度である。

 香蔵の印象はとても良かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭のカキツバタ

2013-05-23 09:39:43 | 食事 名古屋市内&近郊
 客席に沿って細長い庭がありカキツバタが咲いている。

 店内は広くゆったりと造られている。また完全に分煙されていて私には快適にすごすことができる。タバコの煙は私にとって凶器に等しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

珈琲家 香蔵 kagura

2013-05-23 09:35:10 | 食事 名古屋市内&近郊
 5月23日、この喫茶店を初めて訪れる。PC教室の先生のお勧め。以前、教室があった場所のすぐ近く。外観は蔵のような大きな建物、駐車場も広い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする