11月25日、芸文センター・コンサートホールの吉田文先生のリサイタルへ。Et in Terra Pax ~ そして地には平和 ~ のテーマがつく。
全三部で構成され第二部の終りに吉田先生からこのコンサートの主旨について説明があった。要約すると(うまく表現できないが)
「私は反戦という言葉を使わない。反という字に敵対の意味が含まれるからである。ひたすら祈ることによって平和の実現を願う。この場合の祈りは音楽である。音楽を聴くことによって個々の心が平和になり、さらに全体の平和につながって世界が調和で満たされ、個人の幸福となって返される。一つ一つの力は小さいが祈り続けることで平和を実現したい。」
画像をクリックしてください。左がプログラム、右がチラシ。この主旨にそってコンサートは進められた。演奏:オルガン・吉田 文 ソプラノ・岡 眞理子 合唱・名古屋グレゴリオ聖歌を歌う会 の皆さん。
第一部・KIrie Eleison ニコラ・ド・グリニーのキリエはミサ通常文の初めの三節をオルガンと合唱で交互に歌うフランスバロック時代のカトリック典礼の様式がその通りに演奏された。
第二部・Im Memoriam グレゴリオ聖歌の連祷も典礼の様式のひとつであり、先唱者(ソプラノ・ソロ)の呼びかける祈りに対して会衆(合唱)が同じ言葉で応えるを続ける。若くして第一次世界大戦で戦死したジャン・アランを追悼する。
第三部・Et in Terra Pax フロール・ペータースのリート・シンフォニーは神が創造した調和の美に満ちた大地への賛歌(オルガン独奏)
誰でも美しい音楽を聴き終えると満足感と幸福感に満たされることを経験していると思う。このときに他人ともめごとを起そうとは思いつかないものだ。私もこの音楽の偉大な力を信じている。
素晴らしい演奏ありがとうございました。
全三部で構成され第二部の終りに吉田先生からこのコンサートの主旨について説明があった。要約すると(うまく表現できないが)
「私は反戦という言葉を使わない。反という字に敵対の意味が含まれるからである。ひたすら祈ることによって平和の実現を願う。この場合の祈りは音楽である。音楽を聴くことによって個々の心が平和になり、さらに全体の平和につながって世界が調和で満たされ、個人の幸福となって返される。一つ一つの力は小さいが祈り続けることで平和を実現したい。」
画像をクリックしてください。左がプログラム、右がチラシ。この主旨にそってコンサートは進められた。演奏:オルガン・吉田 文 ソプラノ・岡 眞理子 合唱・名古屋グレゴリオ聖歌を歌う会 の皆さん。
第一部・KIrie Eleison ニコラ・ド・グリニーのキリエはミサ通常文の初めの三節をオルガンと合唱で交互に歌うフランスバロック時代のカトリック典礼の様式がその通りに演奏された。
第二部・Im Memoriam グレゴリオ聖歌の連祷も典礼の様式のひとつであり、先唱者(ソプラノ・ソロ)の呼びかける祈りに対して会衆(合唱)が同じ言葉で応えるを続ける。若くして第一次世界大戦で戦死したジャン・アランを追悼する。
第三部・Et in Terra Pax フロール・ペータースのリート・シンフォニーは神が創造した調和の美に満ちた大地への賛歌(オルガン独奏)
誰でも美しい音楽を聴き終えると満足感と幸福感に満たされることを経験していると思う。このときに他人ともめごとを起そうとは思いつかないものだ。私もこの音楽の偉大な力を信じている。
素晴らしい演奏ありがとうございました。