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古都探索日記

奈良や京都の散策日記

教会音楽への扉 バッハ前期

2019-01-31 13:31:41 | 音楽
 1月30日、朝日カルチャーセンターにて受講。講師は吉田文先生。

 今回から待望のバッハのシリーズが始まる。第一回はバッハの前期、主にリューネブルグ時代が主な内容。

 初めに、バッハ一族についての講義。画像をクリックしたください。系図が拡大します。

 ヨハン・セバスティアンから4代遡るファイト・バッハから系図は始まる。宗教上の問題からハンガリーからチューリンゲン地方に戻る。職業はパン焼き職人兼楽師、両方とも定住せずに町から町をわたり歩くような職業だったという。都市文化が発展するようになると市庁あるいは教会から公認されて町楽師(シュタット・プファイファー)となると市や教会のために演奏する役が与えられ定住するようになった。父親アンブルジウス・バッハも町楽師であり、この頃になるとチューリンゲンの重要な職はバッハ一族が占めるようになった。ヨハン・セバスティアンに影響を与えた親類として伯父のヨハン・クリストフ(アイゼナハ・ゲオルグ教会のオルガニスト)があげられる。一時バッハ作品とおもわれていたモテットを視聴。

 アイゼナハで生まれ、10才の時に両親を失い長兄ヨハンクリストフにひきとられて15才までオールドルフで過した後の1700年、北ドイツのハンブルグに近いリューネブルグの寄宿学校の給費生としてバッハの本格的な音楽家としてのキャリアが始まる。音楽について学ぶほかに聖ミヒャエル教会の朝晩の礼拝や市民の冠婚葬祭などで歌うのも仕事だった。

 二年間にわたるリューネブルグでの学生時代に影響をうけた音楽家としてゲオルク・ベーム(1661-1733)とヨハン・アダム・ラインケン(1623-1722)が挙げられ、ベームのオルガン曲とその影響を受けたと思われる作品を視聴。

 ハンブルグのカタリナ教会のオルガニスト、ラインケンの影響はとくに大きいものだった。室内楽を比較視聴する。その他にはフランスから亡命していたユグノー教徒からフランス音楽の知識を得た。

 リューネブルグはバッハ音楽の基礎の基礎が形成された町だと私は思っている。

 以上が講義内容の要約であるが毎回のように今回も密度が高く、抜け落ちた部分も多々あると思うが大変貴重なレクチャーだった。ありがとうございました。
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ピュアモリス

2019-01-28 15:40:19 | 美術
 現代のライフスタイルに合わせたモノトーンのデザインの部屋。

 浮世絵版画が何度も摺りを重ねるように壁紙が摺りを重ねる様子が版木とともに展示されているのが興味深かった。
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クラシック モリス

2019-01-28 15:38:09 | 美術
 モリスの作品を使ってモリスの時代の室内装飾を模した部屋。
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ウィリアム・モリスと英国の壁紙展

2019-01-28 15:32:13 | 美術
 続いて、松坂屋美術館のウィリアム・モリス展へ。アーツ&クラフツ運動を起こし、日本の白樺派や民藝運動に大きな影響を与えたウィリアム・モリス(1834-1896)がデザインした壁紙を特集した美術展。

 画像はチラシ。
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牡蠣天そば

2019-01-27 13:08:47 | 食事 名古屋市内&近郊
 家内は牡蠣天蕎麦。

 夫婦二人で営んでいるこの店はいつも清潔に保たれ、丁寧&真面目につくられた蕎麦がとても美味い。お二人の真心が伝わってくる貴重な蕎麦店である。
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