古都探索日記

奈良や京都の散策日記

映画 ティファニーで朝食を  私の好きなもの №6

2010-12-28 14:28:16 | My favorite things 私の好きなもの

 私がこの映画を初めて観たのは中学2年生の時だった。まだ半分子供のときなので理解できないことの方が多かったが、この映画のもつ都会的なセンスのあるユーモアに魅了された。その例のひとつとして冒頭のシーンがあげられる。

 ニューヨークの朝未明、ティファニー宝石店のまえに一台のタクシーが停まり黒いイブニングドレスをまとったヘップバーンが降り立つ。ショウウィンドウを見ながら、彼女は手に持った紙袋から菓子パンをとりだし、ガブリと一噛みしたその瞬間、スクリーンに "Breakfast at Tiffany'sのタイトルが現れる。こうして、観客はこの不可解なタイトルの意味を知ると同時にその洒落たユーモアにうちのめされる。

冒頭のシーンを見る。 左をクリックしてください。

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コンサートの印象

2010-12-23 22:28:42 | 音楽

 私が強く印象を受けたのは前半はクロード・ダカンの「ノエル」、後半はカール・ザットラーの「きたれ友よ」(Adeste fideles)。両曲とも合唱とオルガン独奏が交互に演じられる。特に「きたれ友よ」が素晴らしく、大きな感動を受けた。

 画像はちらし(左)とプログラム。

 

きたれ友よを聴く。 左をクリックしてください。
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パイプオルガンと合唱と聖歌によるクリスマスのお話

2010-12-23 22:04:19 | 音楽

 12月23日、南山教会にこのコンサートを聴きに行く。教会音楽フォーラムを主宰している吉田文さんが主役のオルガニストとして登場、合唱は南山短期大学聖歌隊のVox Angerika(指揮吉田徳子さん)、独唱ブルーノ・ダシオン神父。聖書朗読はシスター村上多美代さん。

 クリスマスの教会音楽が内容。聖書の朗読をはさんで前半は聖ルカ福音書1章26節から38節、第2章1節から21節までの受胎告知からマニフィカトさらにキリススト誕生までに基ずく聖歌とオルガン独奏曲。後半はヘンデルの「ハレルヤ」を筆頭に「もろびとこぞりて」と「きたれ友よ」などのポピュラーな曲が合唱とオルガン独奏で演じられた。 また「あら野のはてに」、The first Noel,「もろびとこぞりて」などは聴衆も一緒に歌う演出もあり、ほかでは経験できないクリスマスコンサートのように思えた。

 画像はクリスマス用に設えられた祭壇。

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ハレルヤ 3曲聴き比べ

2010-12-20 20:22:30 | 音楽

 今シーズンたけなわのヘンデルのメサイア ハレルヤをまず紹介。

ハレルヤを聴く。 左をクリックしてください。アンドレ・リュウの派手な演出です。

モーツアルトのアレルヤ(k165)を聴く。 左をクリックしてください。 ソプラノはバーバラ・ボニー。

バッハのアレルヤを聴く。 左をクリックしてください。BWV51からコラールとアレルヤ。

キャサリーン・バトルのk165

この3人の大作曲家の特徴が顕著に表れていると思います。

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教会音楽フォーラム 7回目 パイプオルガンのレパートリー Ⅱ バロックから現代まで

2010-12-18 21:11:21 | 音楽

 12月18日、神言神学会でのこのフォーラムに参加。バロックから現代まで。この時代の最高峰はもちろんバッハであるが、吉田先生は敢えて他の作曲家を取り上げる。主にロマン派のメンデルスゾーン、シューマン、リストから現代の近くまでの作曲家が紹介される。キリスト教会と深く結びつくオルガン曲ではあるが、その各々の時代の要求を反映する。例えばロマン派の時代の作品はその時代の主流である交響曲の要素が盛り込まれている。またバッハを見直そうとのシュヴァイツァーの運動の時代にはそれに呼応する作品が生まれている。

 吉田先生は今なお主流のバッハの作品にはほとんど触れず、19世紀から20世紀にかけてオルガン音楽を絶えさなかったあまり知られていない作曲家(レーガーなど)をとりあげ現代まで至る歴史を講義された。

 このフォーラムに続いてはJSバッハの音楽を私達素人では思いもつかない切り口で紹介して欲しいと思った。

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