MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

チェリーセージという花

2017年11月20日 | Weblog
これは、紫蘇(しそ)科、サルビア属のチェリーセージという花である。チェリーセージは、地中海沿岸原産、多彩な品種があるが、大きく分類するとサルビアの一種である。これは、白、赤などいろんな色のものがある。葉っぱをもむと、ミントのような爽やかな香りである。アメジストセージの別名もセージという。「ホットリップス」は、セージの1品種。赤と白のコントラストがとても目立つ。




  今日の誕生日の花:リュウノウギク    花言葉:無常の美

  今日の一首:山道をにぎやかに行く少女らはリュウノウギクを帽子に挿せり  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)
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ベゴニアという花

2017年11月19日 | Weblog
これは、秋海棠(しゅうかいどう)科、ベゴニア属のベゴニアという花である。この花の開花時期は、 5/15 ~ 11/末頃、長い間、咲き続ける。これは、ブラジルが原産である。ベゴニアには、いろいろ種類がある。これは、薔薇の花と見間違いそうな花だった。
この花は、熱帯〜亜熱帯地方の原種を交配し、多くの種や品種がつくられたため、それらの性質は多様である。共通する特徴は、葉の形が左右非対称でややゆがんだ形であること、花は雌雄別であり雄花は4枚、雌花は5枚の花びらをもつことなどである。鑑賞のために栽培されるベゴニアの多くは多年草の草花であるが、球根性のもの、木立性のものもある。また、花を鑑賞するためのものが多いが、観葉植物とするものもある。9月28日の誕生花 花言葉は 「幸福な日〃」
背が高い「木立(きだち)ベゴニア」という種類もある。

 

  今日の誕生日の花:イワレンゲ   花言葉:よき家庭を築く

  今日の一首:イワレンゲのはな見に来よという人を訪ねゆく日の空のたかさよ  鳥海昭子 

  (NHKラジオ深夜便から引用)

石竹(せきちく)という花

2017年11月18日 | Weblog
これは、撫子(なでしこ)科、ナデシコ属の石竹(せきちく)という花である。この花は、中国原産。万葉時代に我が国に渡来。石竹には、ピンク、白、赤などの色の花がある。花の中心部分の色が違うものもある。花の周辺部はギザギザ。花の中央部か白いひげ状のものがひゅるるると伸びているのがとっても不思議。葉は細長く先端がとがっている。撫子(なでしこ)によく似ていて見分けがつきにくい品種もある。石竹の別名は、「唐撫子(からなでしこ)」



  今日の誕生日の花:ムラサキシキブ   花言葉:聡明

  今日の一首:むらさきの清(さや)かなる実の雨にぬれムラサキシキブも山ゆく人も  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引)
  

爪蓮華(つめれんげ)という花

2017年11月17日 | Weblog
これは、弁慶草(べんけいそう)科、イワレンゲ属の爪蓮華(つめれんげ)という花である。この花の花期は、9~11月頃、草丈は、5~15㎝ 、岩の上などに生える。葉っぱは、多肉質。秋、段々に盛り上がる花茎から白い花が多数咲き上がっていく。この花のネーミングは、葉が獣の爪のように先が尖り、仏の蓮華座のように重なってつくことからである。葉は長さ3~6㎝、幅0.5~1.5㎝の披針形、多肉質、先が尖る。ロゼットの中心から長さ10~30㎝の長い花茎を伸ばし、白い花を密につける。花は直径6~8㎜。花弁は5個、白色、披針形。雄しべ10個、葯は紅色。雌しべ5個。



  今日の誕生日の花:ウメバチソウ   花言葉:いじらしい

  今日の一首:けんめいに今年も其処に咲いているウメバチソウよけなげな花よ  鳥海昭子

   (NHKラジオ深夜便から引用)

木楢(こなら)の紅葉

2017年11月16日 | Weblog
これは、橅(ぶな)科、コナラ属の木楢(こなら)の紅葉である。「ナラ」という名前の樹木はなく、「コナラ、ミズナラ、ナラカシワ」の類を総称して「ナラノキ」と呼んでいるらしい。この木楢は、云うまでもなく団栗(どんぐり)がなる樹である。かって我が家には、この木楢が庭の隅に生えていたことがあった。それは、子供が山で拾ってきた団栗が何時の間にか大きな木に成長したものだった。
この木楢という樹は、必ずしも紅葉する木とは限らない。この写真の木楢は、偶然にも紅葉する樹であったのであった。この紅葉した木楢は、先日、旅先のと有るところで散見した珍しい木楢なのである。
これは、里山を代表する落葉樹の一つ。葉は互生し、長さ約5~15㎝、幅約5㎝の倒卵形。葉の縁に鋭くとがった鋸歯があり、長さ約1㎝の柄がつく。葉表は初め絹毛が生え、次第に取れてなくなる。葉裏は灰緑色、伏した軟毛と小さな星状毛がある。雌雄同株。葉の展開と同時に開花。花はひも状の花序が垂れ下がってつく。堅果は長さ1.7~2㎝の長楕円形。殻斗は長さ0.5~0.8㎜の浅い杯状。紅葉は黄色~赤褐色、褐色になってきれいに紅葉しないものも多い



  今日の誕生日の花:イソギク    花言葉:清楚な美しさ

  今日の一句:磯菊やわづかな魚を板に干し   松岡隆子

  (NHKラジオ深夜便から引用)





灯台躑躅(どうだんつつじ)の紅葉

2017年11月15日 | Weblog
これは、躑躅(つつじ)科、ドウダンツツジ属の灯台躑躅(どうだんつつじ)である。灯台躑躅(どうだんつつじ)の開花時期は、 4/10 ~ 5/ 5頃。花が、つぼみからぽこっと咲き出すところがおもしろい、壷形の花。この花のネーミングは、枝分かれする形が「燈台」(燈明台、または、結び燈台、燭台(しょくだい))に似ていることから「とうだいつつじ」になり、さらに次第に変化していって「どうだんつつじ」になったらしい。ふつう略して「どうだん」と呼ぶことが多い。また、「満天星躑躅」とも書く。漢名から。白い花が咲きほころぶさまを満天の星に見立てた。
この菱形(ひしがた)の葉っぱ。紅葉もとてもきれい。現在、最高の美しい紅葉の見頃である。



  今日の誕生日の花:ミセバヤ  花言葉:静穏

  今日の一首:まっさらの今日(こんにち)さまのひかり受けミセバヤの花つつましく咲く 鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

カッシャという花

2017年11月14日 | Weblog
これは、豆(マメ)科、カワラケツメイ属のカッシャという花である。この花は、南アメリカ地方原産である。花は、8月から11月にかけて濃い黄色花が咲く。5弁花。「カシア」と呼ぶこともある。
2つの品種がよく知られている。花はよく似ているが、背丈、葉っぱの形状などで見分けられる。
1.「小葉のセンナ(こばのセンナ)」葉っぱは丸くてやや小さめ。ブ厚い。見上げるほどの高さになる。10~11月頃に開花。カッシャは、「アンデスの乙女(おとめ)」別名「花センナ」ともいう。葉っぱは細長く、とがる。背は人の背丈くらい。



  今日の誕生日に花:ミゾソバ   花言葉:純情

  今日の一首:いちめんのミゾソバ咲けりおもいでは透明にしてこんべとうの花  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)
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菊の花(三本立ち)

2017年11月13日 | Weblog
これは、菊(きく)科、キク属の菊の花である。この花の 開花時期は、10/20 ~ 12/20頃。菊は、東洋で最も古くからある鑑賞植物らしい。菊は、平安時代に中国から渡来した花で、改良が重ねられ多くの品種がある、園芸品種としては、「スプレーマム」(「小菊」や「ポットマム」などがよく知られる。「マム」=「菊」、とのこと。「きく」のネーミングは、漢名の「菊」を音読みしたもの。また、「菊」の漢字は、散らばった米を1ヶ所に集める、の意で、菊の花弁を米に見立てたもの。漢名の「菊」は”究極、最終”を意味し、一年の一番終わりに咲くことから名づけられた。
大輪の菊は、菊花展でよく見かける。11月の上、中旬頃が見頃。菊花展で見られるのは、「厚物(あつもの)→ 大輪もの」と「管物(くだもの)→ 細い花びら」とに分けられる。
12月3日の誕生花 花言葉は 「思慮深い 



  今日の誕生日の花:ダルマギク    花言葉:打たれ強い

  今日の一首:打たれ強いなどと悲しく人は言いダルマギク風に耐えつつ咲けり  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

  ダルマギク(達磨菊)は、西日本の対馬海流に沿った海岸の岩上に生える多年草です。  

十月桜(じゅうがつさくら)という花

2017年11月12日 | Weblog
これは、薔薇(ばら)科、(十月桜)サクラ属の十月桜(じゅうがつさくら)という花である。この花の開花時期は、10/20 ~ 翌 1/10頃。(二度咲き→ 3/20 ~ 4/10頃)。近くの植木屋さんで咲いて居たものです。この桜の花弁は、八重、白、または、うすピンク色。全体のつぼみの3分の1が、10月頃から咲き、残りの3分の2は春に咲くという、1年に2回楽しめる花である。春の花のほうが、少し大きいらしい。十月桜も含めて、秋から冬にかけて咲く桜のことを総称して「冬桜」と呼ぶこともあるようだ。冬、春ともに、葉があるときに咲くことが多い。秋冬に咲く「桜」には子福桜 もあるという。
花が秋にも開花することから十月桜という。エドヒガンとマメザクラの自然交配種である。コヒガンザクラからつくられた園芸種。全体の蕾の1/3が10~12月頃に少しずつ開花し、残りの蕾が4月上旬頃に開花する。春の花の方が大きい。花は八重、花弁は10数枚、小輪、白色~淡紅色、縁が薄く紅色になる。萼筒は紅色、壺形。



  今日の誕生日の花:ヒマラヤスギ   花言葉:あなたのために生きる

  今日の一句:かくれんぼ三つかぞえて冬となる   寺山修司

  (NHKラジオ深夜便から引用)

金柑(きんかん)という果実

2017年11月11日 | Weblog
これは、蜜柑(みかん)科、キンカン属の金柑(きんかん)という果実である。金柑は、中国原産。826年に、中国の商船が遠州灘(静岡県沖)で遭難し、漂着して清水港に寄航した際に、船員が、助けてくれた地元の人に砂糖漬けの金柑果実をプレゼントし、そのタネが育って、日本で広まった。
7月頃に花が咲き、8月頃までに実ができる。実の表面はスベスベ。冬頃に黄色くなる。実のサイズは、みかんの小型タイプ。皮がついたままでも食べられる。柑橘(かんきつ)系のいい香りの果実である。のどあめとしても使われる。ネーミングの「金」は、実の色から。「柑」は「柑子(こうじ)」でみかんの古名。「金橘」とも書く。金柑の別名は、「姫橘(ひめたちばな)」



  今日の誕生日の花:ヤクシソウ   花言葉:にぎやか

  今日の一首:素朴なる黄色ひろげるヤクシソウ秋深む野をにぎやかにして   鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用