MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

山吹の故事

2009年04月13日 | Weblog
花が咲いても実がならないというのが山吹(やまぶき)
その山吹の花が咲き始めた。

この花で思い浮かべるのは、次のような話である。
太田道灌が、にわか雨にあったので、近くの農家に立寄り簑を借りようとした。すると一人の少女が出てきて、だまって山吹の花をさし出した。
道灌は、山吹の花にちなんだ古歌、「七重八重花は咲けども山吹の実の(簑)一つだになきぞ悲しき」が考えつかず、少女の思いが分からずに恥をかき、のち大いに学問にも励み、文武両道を兼ねた名将といわれるようになったという話である。


花の絨毯

2009年04月12日 | Weblog
我が家の近所で芝桜が綺麗に咲いている所がある。あたかも、花の絨毯といったところ。

埼玉県秩父市の羊山公園の芝桜にはお及びも付かないけれど、結構、見応えがあるところだ。
http://nipponsanpo.fc2web.com/sanpo/sanpo200605041.html

この近所では、これに比肩できるような芝桜には今のところお目に掛かった事がない。


鎮守様のお祭

2009年04月08日 | Weblog
この日曜日、直ぐ近くの鎮守の森で春祭りがあった。

この神社は、中氷川神社と言って大宮の氷川神社ともう一つの氷川神社の真ん中にあることから中氷川神社というそうだ。

社格は、戦前、県社に列せられていたというから一応、地方では立派な社だったことと思う。

しかし、この地は、もとを糺せば埼玉県入間郡山口村だったから、やはり村の鎮守様であることには間違いない。

この社は、毎年、この時期、恒例の春祭りが催される。その由来の程は判らないが、色々なお店が出店して大変な賑わいだった。


花海棠(はなかいどう)

2009年04月06日 | Weblog
我が家の花海棠 (はなかいどう)は、今年も綺麗に咲いてくれた。
この海棠は、我が家に来てから、かれこれ20年以上になる。
毎年、この海棠が咲くと、春が訪れたという実感を抱かせる花だ。
普通、開花時期は、 4/ 5頃~ 4/20頃というから、グットタイミング。
この花は、何と言っても春の代表花の一つ。 サクラだけではない。


元々この花はは、中国原産、それが江戸時代初期に日本に渡来したという。
花の色がなんといっても美しい。 開花前の、赤いつぼみが垂れ下がる姿も、何となく個性的である。それだから、なかなか写真は、旨く撮れないのだ。


我が街にも珍鳥

2009年04月05日 | Weblog
このところ逃げ出した大きな鳥を捕まえられなかったとか、佐渡のトキが宮城県まで飛んできたとか、鳥にまつわる話題で賑わっている。
そのこととは直接関係は無いが、昨日、散歩の途中、猛禽類とおぼしき珍鳥を見掛けた。
丁度、捕獲した獲物を啄んでいるところだった。
夢中になって獲物を啄んで居るところだたのでカメラに納めることが出来たが、残念ながら拙劣な望遠レンズなるがゆえに画質が不鮮明にしか撮れなかった。


花桃(はなもも)

2009年04月02日 | Weblog
間もなくソメイヨシノが満開を迎えようとしてるいま、花桃も綺麗咲いている。

この花桃は、枝に沿ってびっしりと花をつけている。

幹は桜のような横線が入っている。(もしかしてサクラの兄弟分、幹をご覧あれ)
いろいろ種類があるようである。ふつう、町でみかけるのは、花桃(花を鑑賞する目的の園芸品種)だという。
花桃は、古く縄文時代から栽培されているということである。


朝日に匂おう山桜かな

2009年04月01日 | Weblog
この辺でも、ソメイヨシノが咲き始めた。

こうなると、あといくばくもなく桜の季節も終わりそうだ。

何故ならば、もう山桜も咲き始めた。

山桜と言えば、何となく本居宣長の次の句を思い出す。

「敷島の大和心をひと問はば朝日に匂う山桜かな」

最近、桜というとソメイヨシノということのなっているが、どうも桜の原種は山桜の様な気がする。