12月の大雪。9年ぶりとか。20cmくらい積もりました。
法華経に、雨という文字は48回使われています。「雨」そのものだったり、「ふらす」と読んだり。
観音偈に「雲雷鼓掣電し 雹(あられ)を降らし大雨をそそがんに」とありますが、雹(あられ)は雷雨とともに降る「ひょう」のことです。
法華経に「雪」という文字は出てきません。「氷」も出てきません。北インドでお生まれになったお釈迦さまは、雪が降るのをご覧になったことがないのかもしれません。
日本に伝わってきた仏教。雪。氷。冬の厳しさと仏道修行。日本人の精神性によく合っています。
ヒマラヤ山脈の輝く雪峰をお釈迦さまは、ご覧になったのでしょうか。