芸能の一面

女子アナとしては、芸能暴力団ともしっかり向き合っていかなければならない。

フジの２７時間テレビの問題番組で、ＢＰＯが審議していたというが、結論として、人間の尊厳や公共の善を無視して番組を作ることは許されないというようなことだったらしいですね。

テレビは公共性が重視されるものでありながら、実際は株式会社としての側面ももつ。
面白くて、視聴率がとれれば、それが優先されてしまうことも多かったと思います。

ましてや、大衆芸能が歓楽街の暴力団興行を出自とすることも明らかなわけで、本来歓楽街でしか見られないような芸能が手軽に茶の間で見られるようになっていることも否定できないところだ！

公共性などを重視するといっても、そういったものがこのまま温存されますと、もちろん、今後も問題は後を絶たないということも想像されるわけです。

頽廃したような芸能を必ずしも悪いと断定もできないということもある。
たとえば手軽な娯楽の要素もある、パチンコや、また風俗産業なども実際は警察や公安委員会の監視の下で活動を認められているわけですね。
しかし、本来は風俗産業に分類されるような、暴力団芸能興行が実際はテレビやラジオで野放しになってしまっているという実態があるわけです。


たしかにね。
芸能はうらではやくざとつながってる。それは風俗産業と同じだよね。


いくら俺らでも教養番組ばかりでは、やってられへん。


キャバクラで教養ひけらかしても嫌われるばかりだよ。
エログロナンセンスがいいもんだ。


講談社もね、同じ穴のムジナですよ。

　
うちの馬鹿息子も、省伸君も世間しらずのお坊ちゃん育ち。
この親にしてこの子ありってなもんです。


講談社よ！お前はすでに死んでいる。


かはははは～！うちの会社も資金繰り大変なんです。
人のこと言える立場じゃないです。お互いに。

　
たしかにな。みのさんもいいこというよな。
山口組がなかったら、収入激減で講談社もじつは破産の大ピンチなんだから・・・。
週刊現代編集部もみんなやる気をなくしてる。
毎週○ックス講座ばかりじゃな・・・。


国税も狙ってんだろう？
すべて自業自得だよ。
講談社も堕ちたもんだな。

規制をかけるというと、社会を萎縮させるとかいろいろ意見が出てくる。
しかし、暴力団芸能が仕切ったテレビが本当に世の中のためになっているのか女子アナもよく考えて欲しいですね。

山口組の高倉が天皇から勲章を授与されたときのインタビューで、やくざと前科者ばかりを演じてきたと自嘲気味に語っていた。
彼は周りをやくざに囲まれていたおかげで、非常に謙虚で朴訥なスターだった。
やくざの芸能管理能力は、暴力を背景にしているだけに、大変厳しいものなんだろう。
それが、ほかを圧倒するような芸能人をつぎつぎに生み出せる秘密なんだろう。
思い上がったスタアはどんなに人気者でも、暴力で、制圧してしまうわけだ。

それを安易に評価すべきなのかどうかはわからない。
暴力でやくざの言いなりになってきたタレントが、これで本当にいいのか？と自嘲気味に語ったのが、せめてもの高倉らしさだったのかも知れないからだ。

朝日新聞の天声人語で、今の政権が、やくざの高倉に勲章を授与したのは粋だ！などと評価しているようだが、それはやくざの表だけしか見てないといえるのではないのか？？


やくざには大衆芸能で広く民衆に愛される一面と、非情な暴力集団という一面があるのだろう。

女子アナとしても、物事を一面だけで捉えることがあってはならないと思うのです。