<お盆>
4. 涼を求めて川床で京料理を頂く。
→要素分解して、それぞれを考える。まずは、『涼を求める』から。
『涼を求める』とは、どういうことか。平たく言うと、涼しい所へ行くことである。なぜ川床へ行くのか。涼しいからである。
・I go there because it's cooler there.
・I can feel cool there
・I want to find a cooler place.
逆に言うと、暑さから逃れる(避暑)こと。
・I want to get away from the summer heat.
・I want to stay away from hot places.
川床で京料理を頂く。川床とは、例えば京都河原町にある鴨川の川辺に川床と呼ばれる、食事処がある。簡単に考えたら、要は川の近くのレストランである。
riverside restaurantsや、restaurants near riversといった辺り。
・I eat at a restaurant near a river in Kyoto.
・I eat at a riverside restaurant.
単に川に近いだけでは『川床』とは言えないだろう。いくらでもリバーサイドのレストランは他にある。さらに川床の特徴を表現する必要がある。
川床は、川に隣接(すごく近い)している。
・the restaurant is very close to the river.
川床は、バルコニー上のレストランである。
・the restaurant is on a balcony.
川床は川に近いので、川の冷気を感じられる。
・there is a river just in front of you. You can feel how cool the river is.
・There is a river right in front of your seat. Cool breeze (wind) will come from the river, and you will feel so refreshed.
実際の冷気もさることながら、川の流れる様子が涼しげである。
・Looking at the river will make you feel cooler.
『京料理を頂く』は例えば、
・eat traditional dishes of Kyoto.
・eat at a traditional restaurant in Kyoto.
・eat Kyoto style dishes.
・eat at a Kyoto cuisine restaurant.
等だろうか。
今回のポイントとしては、やはり『涼を求める』と『川床』をいかに表すかである。外国人に『川床へ行きました』をI went to Kawadoko yesterday. とそのまま言っても仕方がない。
川床とは、一体何か。なぜそこに人は行くのか。涼しいから。なぜ涼しいのか。川に近いから。近いだけなのか。いや川に隣接したバルコニーの上にレストランがあり、川の冷気が直接肌に感じられるのだ。川の流れを見ていると、気持も涼しくなる。暑い中、一時だけでも暑さを忘れることができる。それが川床だろう。
英語で表現するにあたり、大事なポイントは、『なぜ』を考えること。日本人には当たり前のことを、外国人は不思議に思うことも多い。『涼を求める』なども、色々和英辞典にも訳語があるだろう。見慣れない英語が羅列されているかもしれない。
我々はどの瞬間であれ、選択肢を与えられている。和英辞典を引いても良い。しかし、自分の頭で考えるという選択肢もあるのだ。『涼を求める』と聞くと、普通はひるんでしまう。難しい日本語になると、すぐ和英辞典(ネット検索)に頼る。和英辞典に頼ることは、私にとっては、和英辞典に隷従すること、即ち奴隷になることに思えてならない。せっかくの自分で考えるチャンスをみすみす捨てていることになる。和英辞典依存が続けば、自分で考える習慣が身に付かず、自信も喪失する。便利な世の中である。しかし便利さと引き換えに、我々は何か大事なものを失っていないだろうか。よく考えたい。
『涼を求める』。考えたら、涼しいから、そこへ行く、ということでしかない。
It's cooler there.
・It's so hot here, but it's much cooler there. とすれば、対比で、より印象深くなる。
英語学習において 考えるとは何か。よく考えたい。
以上。
4. 涼を求めて川床で京料理を頂く。
→要素分解して、それぞれを考える。まずは、『涼を求める』から。
『涼を求める』とは、どういうことか。平たく言うと、涼しい所へ行くことである。なぜ川床へ行くのか。涼しいからである。
・I go there because it's cooler there.
・I can feel cool there
・I want to find a cooler place.
逆に言うと、暑さから逃れる(避暑)こと。
・I want to get away from the summer heat.
・I want to stay away from hot places.
川床で京料理を頂く。川床とは、例えば京都河原町にある鴨川の川辺に川床と呼ばれる、食事処がある。簡単に考えたら、要は川の近くのレストランである。
riverside restaurantsや、restaurants near riversといった辺り。
・I eat at a restaurant near a river in Kyoto.
・I eat at a riverside restaurant.
単に川に近いだけでは『川床』とは言えないだろう。いくらでもリバーサイドのレストランは他にある。さらに川床の特徴を表現する必要がある。
川床は、川に隣接(すごく近い)している。
・the restaurant is very close to the river.
川床は、バルコニー上のレストランである。
・the restaurant is on a balcony.
川床は川に近いので、川の冷気を感じられる。
・there is a river just in front of you. You can feel how cool the river is.
・There is a river right in front of your seat. Cool breeze (wind) will come from the river, and you will feel so refreshed.
実際の冷気もさることながら、川の流れる様子が涼しげである。
・Looking at the river will make you feel cooler.
『京料理を頂く』は例えば、
・eat traditional dishes of Kyoto.
・eat at a traditional restaurant in Kyoto.
・eat Kyoto style dishes.
・eat at a Kyoto cuisine restaurant.
等だろうか。
今回のポイントとしては、やはり『涼を求める』と『川床』をいかに表すかである。外国人に『川床へ行きました』をI went to Kawadoko yesterday. とそのまま言っても仕方がない。
川床とは、一体何か。なぜそこに人は行くのか。涼しいから。なぜ涼しいのか。川に近いから。近いだけなのか。いや川に隣接したバルコニーの上にレストランがあり、川の冷気が直接肌に感じられるのだ。川の流れを見ていると、気持も涼しくなる。暑い中、一時だけでも暑さを忘れることができる。それが川床だろう。
英語で表現するにあたり、大事なポイントは、『なぜ』を考えること。日本人には当たり前のことを、外国人は不思議に思うことも多い。『涼を求める』なども、色々和英辞典にも訳語があるだろう。見慣れない英語が羅列されているかもしれない。
我々はどの瞬間であれ、選択肢を与えられている。和英辞典を引いても良い。しかし、自分の頭で考えるという選択肢もあるのだ。『涼を求める』と聞くと、普通はひるんでしまう。難しい日本語になると、すぐ和英辞典(ネット検索)に頼る。和英辞典に頼ることは、私にとっては、和英辞典に隷従すること、即ち奴隷になることに思えてならない。せっかくの自分で考えるチャンスをみすみす捨てていることになる。和英辞典依存が続けば、自分で考える習慣が身に付かず、自信も喪失する。便利な世の中である。しかし便利さと引き換えに、我々は何か大事なものを失っていないだろうか。よく考えたい。
『涼を求める』。考えたら、涼しいから、そこへ行く、ということでしかない。
It's cooler there.
・It's so hot here, but it's much cooler there. とすれば、対比で、より印象深くなる。
英語学習において 考えるとは何か。よく考えたい。
以上。