蝶鳥徒然2

自宅周辺で昆虫や鳥達などの自然を撮影

自粛生活から・・・トンボの本

2021-08-04 06:32:22 | 日記

昆虫少年だった幼い頃からトンボは遊び相手だった。親の転勤で東京から石川県と移動しても、常に昆虫は周りにいて近所の子供たちと遊び続けられた。標本を作る様になってからは、トンボは色が残らないことや管理が悪いとすぐ腹部が落ちてしまったりで、蝶や甲虫が中心になり、保管の関係で三角紙に入れて乾燥させておく蝶に中心が移った。大学で東京に出てからは自宅に残した標本の管理ができず夏休みに戻ったときに全て虫にやられたのを見て標本作りはやめた。大学時代に研究室の助手の方から学会発表用のスライド作りのための写真の手ほどきを指導されて以来、昆虫も撮影が中心になって今に続いている。入社後も撮影現像技術を持っていたので学会シーズンには周りから重宝された?今では機材もどんどん進歩して、特に接写用の機材は今は手作りしなくても良いものがたくさん出ている時代となった。逆に手作りの楽しみが少なくなったかもしれない。その分本来の撮影に打ち込めるのだが・・・

1年以上続くコロナ自粛と腰痛の悪化で、ほとんど自宅周辺の撮影に徹してきたが、流石にこのところの感染爆発状況で、近所に出るのもだんだん気がひけてきたので、今までの様な連日ブログ更新は続けられないと思う。

トンボの話に戻ると、小さい頃から図鑑を眺めるのが好きで、学生時代はアルバイトのお金が入ると図鑑を買い求めていた。だいぶ処分はしたがまだたくさんある。その中でトンボの関係のものを一部紹介する。

一番最近購入したのは 東京都のトンボ でまだ発行されたばかり。この本はよく出来ていて今まで疑問だったこともよくわかる優れた本!

隣の日本のトンボは最近改定されたが、改定前の2012年発行のもの。ちょっと買い直すのは辛い金額なので・・・今名前を特定するために一番使っている図鑑。

赤トンボの仲間を特定するのに使っているのはこちらトンボのすべて。胸の模様と羽の模様で識別できるのだが・・悩むことも多い。同様ににヤンマやサナエ、イトトンボの紛らわしい仲間も識別方法が図解してある。生息場所ごとに並べた図鑑なので撮影対象を探すときにも参考になっていた。2006年発行。

昭和44年発行の保育社の生態図鑑。もう色褪せしているが当時は頻繁に眺めていた。子供時代は保育社のいろいろな図鑑には大変お世話になった。学生でもなんとか購入できるレベルの価格だったのでお金が入るとよく買っていた。最近はさすがに思い出せなくなっているが当時は図鑑のどのページのどこに載っている何々と言えるくらい繰り返し読んでいた。特によく熱を出して学校を休むことが多かった子供時代はいつも枕元に図鑑があった・・・まあ、昆虫採集のおかげで体は徐々に丈夫になっていった様に思うが・・・

昭和60年発行のトンボ王国も読み物としては面白くて当時は何度も読み返していた。

やはり今でも普段あまり見かけないトンボを見るとワクワクするが、飛んでいるトンボを撮影するのは大変で、いつも悔しい思いをしている。トンボの撮影をしている方々には敬服している次第。たまには長靴や胴長を履いて本気で撮影したいと思うこともあるのだが・・・


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