先日オリンパスのページで高嶋さんのSSP有志写真展トークを見ていたら、OMD-EM1mk3の液晶画面を磁石で反転させて虫の目レンズを使っていたので、急遽手持ちのオリンパスOMD-EM1/OMD-EM1mk2/OMD-EM5で試してみた。反転できたのはOMD-EM1mk2だけだった。今まで虫の目レンズの画像を反転させるためにレンズを3段構成にしていたが、1段減らすことができればコンパクトにできるので手持ちレンズ群で色々試してみた。勘違いしていて3段構成でも反転画像でしたので訂正(2021・9・8)。2段構成では長さを短縮できることがメリットで、磁石で反転できればフレーム合わせが楽になるので使う場面によってはメリットが大きい。
今まで使っていた 先端:タムロンのCマウントレンズ2.2mm、中間:オリンパス17mm逆付け、マスター:旧ズイコー50mm3.5マクロ の構成からマスターレンズを除いてレンズ間の距離を再調整してみた。結果は周辺の色滲みなどが目立つのでこれ以上調整する気力が無くなり中止。相性が良く無い様だ。倍率の関係で焦点距離の短めのレンズということで、買ったままあまり使っていなかったオリンパスの30mmマクロレンズを中間リングを3段(42mm)重ねて使い先端にCマウントのボードカメラから外したマウントアダプターを取り付けて試してみた。
外観
液晶脇に磁石をつけると液晶画面が反転する。
とりあえずおよそ光軸を合わせて庭でテスト撮影。絞り込んでいるのと暗い曇り空でストロボを使って撮影。
周辺にフリンジが出ているのでもう少し光軸を合わせる必要がありそうだがとりあえず簡易構成でも追い込めば使えそうな気がしている。
AFで撮影できるので液晶画面もフレーム確認程度しか見ていなかったが、今まで通りMFで距離で合わせたほうが安定するかもしれないと思ったので再度時間を見て2段か3段かも合わせて追い込んでみようと思う。最終的には簡単な魚露目と比べて再検討したい・・・