黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 連日の大変な雨!

2018年07月14日 09時13分10秒 | その他

 今回の2週間の旅先で一番心配だったのは留守中に四国に影響を与える台風の襲来であった。昔は此の時期に日本近海に接近する台風など殆ど無かったが近年は6月頃に日本列島の南を通過する台風もポツポツ現れ始めて去年等は此の時期に既に四国に影響を与える台風があった。今回の旅に出る前に無線関係のアンテナには一応台風対策はしていたが気になる問題だったのでインターネットにアクセス出来る環境下では必ず気象情報のチェックはして居た。


 旅の中盤で徳島地方で大雨が有ったので息子には会社の帰りに2~3日に1回はボロ家の中に入ってチェックをして貰うように頼んで居たら其の度に「大雨だが家の方は雨漏りも無く心配は無い」との連絡が入って安心して居たが旅の最終段階の小樽で九州の西を進み日本海に抜ける可能性の有る台風情報を聞いて心中穏やかでは無かった。大きい台風では無かったが此のコースを辿る台風は四国地方が長時間風雨に晒されるので過去の経験から厭な感じがしたし北海道からの帰りの小樽~舞鶴間は日本海を航行するので海が荒れる心配が有った。私は少々の揺れでは船酔い等はしないが家内は船に弱いので新日本海フェリーで北海道へ渡る事には「船が揺れるのでは?」と心配そうに聞いて来たので「絶対心配は無い」と言った手前、内心は一寸心配であった。


 最終的に帰りの船便は7月1日の深夜に出港し7月2日の夜に舞鶴に入港したが心配した船も揺れる事無く道中に台風の影響を感じずに7月の3日の早朝に我家に辿り着いて一安心して居たら今度は今回の西日本の集中豪雨に遭遇し阿南方面も連日休みない雨で5~6日間に渡り洗濯物が干せない天気が続いた。我が家の直ぐ横は全国有数の多雨地帯を上流に持つ那賀川本流の近くで地滑りの心配は全く無いが堤防切れに寄る水害の可能性は有り其れが唯一の心配事なので今回は雨が止んだ時間帯に何回か川の水嵩を確認に出掛けた。下の写真の様に日頃よりは可也の水嵩だったが堤防の中段より下の水嵩では心配をする様な事は無かったが流速は可也早かった。


          


 連日の雨があがり水嵩の上がった上流側と下流側、長かった雨があがった翌日の朝焼け


 この那賀川の上流に当たる那賀町の山間部は短時間の降雨量や総降雨量での全国レベルの記録は無いが最大24時間降雨量では国内1位と2位の記録を持つ多雨地帯で梅雨の期間の集中豪雨や台風襲来時には油断をする事は出来ない場所と成って居る。


        最大24時間降雨量の日本記録


  1位  徳島県那賀郡那賀町海川 1317mm  2004年8月01日  台風の影響

  2位  徳島県那賀郡日早    1114mm  1976年9月11日  台風と前線の影響 

  3位  長崎県 西郷     1109.2mm 1957年7月25日  前線の影響

  4位  奈良県 大台ケ原    1011mm  1923年9月14日  台風の影響
   
  5位  高知県 繁藤       979mm  1998年9月24日  前線の影響
   
     1位の海川は雨が降ると海の様な川に成るのだろう。名前から凄い


       最大1時間降水量の日本記録


  全国第2位 阿南市福井町  167.2mm/H  1952年3月22日  低気圧の影響