巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

フランス人はボジョレ・ヌーボーを好まない

2006年11月16日 21時08分45秒 | Weblog
 日本より8時間遅れて、本国フランスでもボジョレ・ヌーボーが解禁になりました。でも、日本ほどフィーバーしてませんよ。スーパーやワイン屋やカフェには<ボジョレ・ヌーボー到着>のポスターは、とりあえず貼ってありますが、フランス人たちが先を争うように、それを買ったり味わったりすることはありませんね。
 昨日の夜や今朝のこっちのニュースでも、日本のボジョレ・ヌーボー大歓迎の模様が映し出されたのみ。で、今日のメトロ新聞(写真)に載っていたボジョレ・ヌーボー関連の記事も日本が世界最大の輸入国だって紹介されてただけ。日本はダントツ1位で880万リットル! これに対して大国のアメリカですら220万リットル、カナダなんか30万リットルなんですって。やっぱり日本人は初物が好きなんでしょうか?
 じゃ、どーして本国ではヌーボーが受けないかっていうと、同じ値段でボルドーやブルゴーニュのもっとおいしいワインが買えちゃうから、わざわざ新酒を買うことないって考えてる人がほとんどのような気がします。それと、どーも日本向きワインにのみに含まれるはずの防腐剤入りのヌーボーがフランス国内でも出回ってしまい、飲むと頭が痛くなるって傾向が最近多々あるみたい。防腐剤を入れなきゃいけないのは日本側のきまりで、フランスで消費されるワインにはそれらは含まれてないのがフツーなんだけど。が、フランス人の友達曰く「日本に輸出する量があまりに多すぎるから業者が分けるのが面倒で全部に防腐剤を入れちゃうのさ」だって。
 な~るほど、そういえば私、日本に暮らしていた頃はワインが嫌いでした。それは飲んだ後に100パーセントの確率で頭が痛くなってたから。でも、今、フランスにいてワインをちょっと飲み過ぎても頭痛にはなりませんね。
 さて、写真のヌーボー、さっき4・6ユーロ(2ユーロ代、3ユーロ代のものもいろいろあります)で買ってきたものは、はたして頭痛の原因になるのかどうか?


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