巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

決戦の日曜日

2012年06月17日 14時57分27秒 | Weblog
 前にも同じタイトルで記事を書いたような? まっ、このブログはあまり深く考えず、あまり読み返しもせず、発作的に更新しているのでお許しを。

 さて、フランスは総選挙(国民議会選挙)の決選投票が各地で行なわれています。初夏の日曜日、青空が広がり、とてもさわやかです。

 前回の記事で書いたジプシー村、まだ、居座っていますが、スペースに限りがある場所なので増えてはいないよう。それよりわが町から5キロほどパリ側の市では、こことは比べものにならないくらい巨大なジプシー村ができているというウワサを聞きました。またそのうち大きな社会問題となるでしょう。
 物乞いならまだしも、パリのメトロ内や、街角で窃盗を繰り返すロマ(ジプシー)の子どもたち。生まれた時はどんな子も無垢だったはず、が、親から教えられたのは人からモノを盗むことだけ。一日の稼ぎ(奪った金品)が少ないと、夜キャンプに戻ったとき自分の親からこっぴどく叱られるんだとか。そう思うと、ロマの子どもたちも哀れです。

 さて、話は飛んで、フランスは女性は結婚後も職業を持つのがあたりまえの国。ファーストレディもしかりで、カーラさんは歌手、で、ヴァレリーさん(事実婚だからファーストガールフレンド)はジャーナリスト。
 だから、思春期になると学校で母親はどんな職業なのかが話題になるらしいのです。で、娘が言うには、ママンが家にいて家事をしてるだけ、つまり主婦ってのは恥ずかしいことなんだとか。
 幸い(?) 雑誌や新聞にときどき記事を書かせてもらい、また、個人的なヨタ話を綴っただけの本を3冊も出版社から出していただいてるおかげで私の職業は「エクリヴァン」ってことになってます。フランス語では大作家でも、そうではなくても文章を書く職業はエクリヴァンなので、エラソー! わたしゃただの名もないライターですよと思っていても他に表現する単語がないのでしかたありません。
 で、娘も大きくなるとどんどん生意気になってきます。近頃では、
「テスト何点だった? 宿題はやった? 予習は復習は?」と私が聞くと、その答えの最後に「じゃあ、ママは今日は何ページ原稿書いたの?」と聞かれてしまうのです。さらに「3冊でそれ以上書けなくなったエクリヴァンなんて恥ずかしいんだからね。がんばって4冊、5冊と書いてよ」と、こわいデスクや編集長みたないことまで言うんです。娘に叱咤激励される母状態……。がんばらないと!
 

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