巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

盲導犬、介助犬の受け入れを義務化してあげて!

2006年11月15日 05時42分00秒 | Weblog
 日本の盲導犬や介助犬は、職場や学校、それに民間の住宅に立ち入れないケースが多々あるっていうニュースを知り、驚いてます。でもって、身体障害者補助犬法の改正を求めて、関係団体が10万人分の署名を集めて、衆参両院に提出したそう。これは、絶対に改正してあげて、生活のどんな場にも盲導犬や介助犬は入れるようにしてあげなくっちゃいけません。だって、ただのペットじゃなくって、彼らは同伴してる人の身体の一部なんだもの。24時間いっしょにいられるように、各所の受け入れを義務化すべきです!
 さて、フランスはどうなってるかというと、ガイド犬(盲導犬と介助犬を合わせてそう呼ぶ)が入れない場所は、ほぼありません。人間と同等の権利が与えられているといっても過言ではないかも。犬立ち入り禁止のマークがある場所にも、必ず「ガイド犬は入場可」ってハッキリ表示されてますもん。
 そもそも、こっちではフツーのワンちゃんも、入れない場所はスーパーの食品売り場くらいで、カフェにもレストランにもブティックにもデパートにもホテルにも自由に連れて入ることができます。でもって、前にもこのブログ内で書いたけど、フランスの集合住宅では、「家主は入居者がペットを飼うことを禁止してはならない」って法があるんです。だから、賃貸契約の際、「あの~、ウチには犬が(あるいは猫が)いるんですが、いいでしょうか?」な~んて質問をするケースは皆無。みんな、何にも言わずに、犬猫と堂々と暮らしはじめます。もちろん来訪者がペットを連れてくるのも自由。
 職場に関しては全部を調べたわけじゃないけど、これまでに訪ねたオフィスでワンコが寝そべってる光景はフツーに見てた気がします。
 日本は空前のワンワン・ブームだそうですが、まだまだ犬嫌いの人も多いのかしら。でも、せめて盲導犬や介助犬だけは一日も早く、あらゆる場所に入れるようにしてあげなきゃ!