熊本県立濟々黌高等学校と昨年10月姉妹校を結んだハイデルベルク市のブンゼンギムナジウムから生徒13名と引率者2名が10月1日から4日まで熊本を訪問。ホームステイや市内見学で日本の生活や文化に触れるとともに濟々黌での英語による交流や市庁舎を表敬しました。
※姉妹校提携と濟々黌のハイデルベルク訪問に関しては、2015年10月27日、10月30日、11月1日、11月13日に記事の掲載がありますのでご参照ください。
1日午後、熊本駅に東京から新幹線で到着した一行はホームステイ家族と対面。それぞれの家庭に向かいました。
3日朝まで各家庭に滞在。「この2日間、正真正銘の日本の生活環境の中で和食でもてなされ、日本語もいくつか覚え、忘れがたい体験となった」と団長のベルント・ビルトシュタイン先生は3日午後の熊本市への表敬訪問の際、述べました。
せっかくなので、熊本とハイデルベルクの友好関係を確かなものとする両校の交流の様子を写真で報告します。
3日、午前中は濟々黌で生徒たちと英語で交流。
まず、開会式に続いてブンゼンギムナジウムの生徒がSG(スーパーグロ-バル)コースの1年生にドイツの紹介。テーマは次の5つでした。
・ ハイデルベルクの見所5カ所
・ スポーツ
・ 食べ物
・ 祭
・ 近隣地域の特色、日常生活、ファッション
その後の質問では「一番好きな食べ物」が尋ねられ、「シュニッツェル」と「マウルタッシェ」が人気がありました。英語での交流ということでしたが、この二つのドイツの食べ物については濟々黌の皆さんに日本語で説明しました。
続いては、1年生の書道の授業に参加。ブンゼンギムナジウムの15名が各自好きな1語を選び、たとえば、ラブ、ピース、ドリーム、それを日本語の「愛」、「平和」、「夢」に変換し、半紙で練習、最後に団扇に書くというものでした。パートナーの濟々黌生は手本を示し、書き方を教え、何とか英語でやり取りしながら仕上げていきました。45分の2コマを使い、1コマ目は練習、2コマ目で団扇に書き上げ、印章のコピーを張り付け、名前を書いて出来あがり、最後に作品を手に集合写真をとりました。
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次に、SGコースの2年生と「学校生活」、「国や自分の町」、「環境問題」などについて12グループに分かれて自由討議。あらかじめ指導教師により質問や話題の例が紙で配られたのは「話が出やすくて良い方法だ」とビルトシュタイン、ブシェート両先生も評価されていました。
午後2時からの植松副市長への表敬は30分の予定。双方の挨拶の後、懇談の時間。「何か質問は」と副市長から振られたら、ビルトシュタイン団長がまず「地震への普段の取り組み」はと口火を切り、生徒たちも「熊本市の人口」、「熊本市のハイデルベルク以外の友好都市」、「熊本市の環境保護の取り組み」、「ダンスが好きなんですが、熊本ではどんなダンスがあるのですか」と副市長も国際室職員の助けが必要となる幅広い質問。「残念ながら時間になりましたので」との司会の発言で締めくくりの記念写真となった。
表敬の後は、14階から濟々黌卒業生の小堀さんのガイドで熊本城や市内を眺望、メインストリートに移り、5時まで散策。この日の宿泊先は濟々黌創立百周年を記念して昭和59年に同窓会が設立した「多士会館」。翌4日は、熊本城や水前寺を見学、16時の新幹線で京都へ向かった。(m.s.)
※姉妹校提携と濟々黌のハイデルベルク訪問に関しては、2015年10月27日、10月30日、11月1日、11月13日に記事の掲載がありますのでご参照ください。
1日午後、熊本駅に東京から新幹線で到着した一行はホームステイ家族と対面。それぞれの家庭に向かいました。
3日朝まで各家庭に滞在。「この2日間、正真正銘の日本の生活環境の中で和食でもてなされ、日本語もいくつか覚え、忘れがたい体験となった」と団長のベルント・ビルトシュタイン先生は3日午後の熊本市への表敬訪問の際、述べました。
せっかくなので、熊本とハイデルベルクの友好関係を確かなものとする両校の交流の様子を写真で報告します。
3日、午前中は濟々黌で生徒たちと英語で交流。
まず、開会式に続いてブンゼンギムナジウムの生徒がSG(スーパーグロ-バル)コースの1年生にドイツの紹介。テーマは次の5つでした。
・ ハイデルベルクの見所5カ所
・ スポーツ
・ 食べ物
・ 祭
・ 近隣地域の特色、日常生活、ファッション
その後の質問では「一番好きな食べ物」が尋ねられ、「シュニッツェル」と「マウルタッシェ」が人気がありました。英語での交流ということでしたが、この二つのドイツの食べ物については濟々黌の皆さんに日本語で説明しました。
続いては、1年生の書道の授業に参加。ブンゼンギムナジウムの15名が各自好きな1語を選び、たとえば、ラブ、ピース、ドリーム、それを日本語の「愛」、「平和」、「夢」に変換し、半紙で練習、最後に団扇に書くというものでした。パートナーの濟々黌生は手本を示し、書き方を教え、何とか英語でやり取りしながら仕上げていきました。45分の2コマを使い、1コマ目は練習、2コマ目で団扇に書き上げ、印章のコピーを張り付け、名前を書いて出来あがり、最後に作品を手に集合写真をとりました。
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次に、SGコースの2年生と「学校生活」、「国や自分の町」、「環境問題」などについて12グループに分かれて自由討議。あらかじめ指導教師により質問や話題の例が紙で配られたのは「話が出やすくて良い方法だ」とビルトシュタイン、ブシェート両先生も評価されていました。
午後2時からの植松副市長への表敬は30分の予定。双方の挨拶の後、懇談の時間。「何か質問は」と副市長から振られたら、ビルトシュタイン団長がまず「地震への普段の取り組み」はと口火を切り、生徒たちも「熊本市の人口」、「熊本市のハイデルベルク以外の友好都市」、「熊本市の環境保護の取り組み」、「ダンスが好きなんですが、熊本ではどんなダンスがあるのですか」と副市長も国際室職員の助けが必要となる幅広い質問。「残念ながら時間になりましたので」との司会の発言で締めくくりの記念写真となった。
表敬の後は、14階から濟々黌卒業生の小堀さんのガイドで熊本城や市内を眺望、メインストリートに移り、5時まで散策。この日の宿泊先は濟々黌創立百周年を記念して昭和59年に同窓会が設立した「多士会館」。翌4日は、熊本城や水前寺を見学、16時の新幹線で京都へ向かった。(m.s.)