毎週第4木曜日に熊本市国際交流会館で開かれるドイツカフェ。
9月(22日)に講師の熊本市国際交流員アンナ・ザイツさんが選んだテーマは「頭の中の壁」。
この日の午後2時からの部の参加者は10人余り。
初めての方もいて、いつものように講師の自己紹介があった。
「頭の中の壁」、ドイツ語では、” Die Mauer im Kopf ".
ドイツは1990年に再統一されたが、旧東ドイツと旧西ドイツの(人々の)間に依然として残る壁の問題。
それは、本当にあるのか、あるとしたらその背景は何かを探ろうというのである。
まず、旧東と旧西の人々の相互に対する偏見、統計で分かる実際の賃金格差が紹介される。
次に、その背景にある、「再統一の過程とそこで生じた課題」を理解する必要がある。
ザイツさんは、「再統一については、過去2回話したので流れだけをおさらいする」と説明を始めた。
メモを取ろうとしたが、内容が多岐にわたり、しかもキーワードやデータが並び、詳しくなると見えたので、すぐに止めた。
実際、「おさらい」と言いながら「講義」は50分に及び普段の「カフェトーク」とは趣を異にした。
これ程の掘り下げたドイツの資料を集め、適切な日本語で説明するには、いつもにも増して大変な準備をされたことであろうと感嘆しつつ聴講した。
そして、残りの10分で、現在も残る課題、国民が再統一をどう評価しているかが語られる。
最後は左右2コマからなるドイツの風刺漫画のスライド。
リュックを背負った男性が「 DEUTSCHE EINHEIT 」と標示された山の頂に顔を輝かせて立っている。
と、すぐ右のコマで、その山は、はるかに高く険しい連峰の取っ掛かりに過ぎないことが示される。
アンナ・ザイツさんの日本語の題字は「再統一の旅は続く」となっていた。
来月は参加者の希望もあった「ドイツの車」がテーマ。質問や意見もたくさん出そうだ。 (M.S.)
9月(22日)に講師の熊本市国際交流員アンナ・ザイツさんが選んだテーマは「頭の中の壁」。
この日の午後2時からの部の参加者は10人余り。
初めての方もいて、いつものように講師の自己紹介があった。
「頭の中の壁」、ドイツ語では、” Die Mauer im Kopf ".
ドイツは1990年に再統一されたが、旧東ドイツと旧西ドイツの(人々の)間に依然として残る壁の問題。
それは、本当にあるのか、あるとしたらその背景は何かを探ろうというのである。
まず、旧東と旧西の人々の相互に対する偏見、統計で分かる実際の賃金格差が紹介される。
次に、その背景にある、「再統一の過程とそこで生じた課題」を理解する必要がある。
ザイツさんは、「再統一については、過去2回話したので流れだけをおさらいする」と説明を始めた。
メモを取ろうとしたが、内容が多岐にわたり、しかもキーワードやデータが並び、詳しくなると見えたので、すぐに止めた。
実際、「おさらい」と言いながら「講義」は50分に及び普段の「カフェトーク」とは趣を異にした。
これ程の掘り下げたドイツの資料を集め、適切な日本語で説明するには、いつもにも増して大変な準備をされたことであろうと感嘆しつつ聴講した。
そして、残りの10分で、現在も残る課題、国民が再統一をどう評価しているかが語られる。
最後は左右2コマからなるドイツの風刺漫画のスライド。
リュックを背負った男性が「 DEUTSCHE EINHEIT 」と標示された山の頂に顔を輝かせて立っている。
と、すぐ右のコマで、その山は、はるかに高く険しい連峰の取っ掛かりに過ぎないことが示される。
アンナ・ザイツさんの日本語の題字は「再統一の旅は続く」となっていた。
来月は参加者の希望もあった「ドイツの車」がテーマ。質問や意見もたくさん出そうだ。 (M.S.)
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