祖父が山鹿市出身のケント・ナガノ氏率いるハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の特別編成による熊本地震復興支援チャリティーコンサートが11月7日午後7時に八千代座で行われる。
ナガノさんは1995年に米グラミー賞オペラ録音部門最優秀賞受賞。1978年から28年間バークレー交響楽団の音楽監督を務めながら、ハレ管弦楽団やリヨン国立オペラの首席指揮者や音楽監督にも就任する。その後はベルリン・ドイツ交響楽団の首席指揮者ならびに芸術監督も務めた。
ザルツブルク音楽祭の常連指揮者でもあり、2006年よりモントリオール交響楽団およびバイエルン国立歌劇場の音楽監督に就任し、ベルリン・ドイツ交響楽団の任務は同年9月に退任したが、名誉指揮者の称号を得て客演活動を続けている。また、2013年にバイエルン国立歌劇場を退任後、エーテボリ交響楽団へ転任している。2008年、日本政府より旭日小綬章を受章した。現在はハンブルク市音楽総監督、ハンブルク州立歌劇場首席指揮者なども務め、世界各地で公演している。
熊本では23年ぶりの公演。ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の特別編成により、バッハのブランデンブルク協奏曲第3番の他、シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」、モーツァルトのピアノ協奏曲やクラリネット五重奏曲などの名曲を披露する。
今回のツアーは、熊本では地震復興のための小編成の特別コンサートであるが、他にもピアニスト辻井伸行氏との共演などが東京、大阪、名古屋、新潟、福岡において公演される。
《全席指定¥5,000》 お問い合わせはコンサート事務局(立山大二朗)080-6758-4339まで。
(K.Y.)
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