熊本日独協会/熊本・ハイデルベルク友の会

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ジョッキの蓋は何のため

2017-07-24 16:40:55 | インポート
先ほどの記事で取り上げた我が家のビアジョッキと同じくビアレストラン・オーデンに持ち込んでいるマイジョッキも熊本地震を
生き延びた。

     

このジョッキで飲んでいると「その蓋は何のため」が、よく話題になる。
空気に触れないで新鮮さを保つためを大きな理由としていたが、ネットでは、“ 炭酸ガスの含有量が少ないので、あまり関係ないのでは? ”と疑問符が付いている。
“ 昔、ペストが流行していた時、ペスト菌を持った虫が入らないように ” という説を紹介しているものもある。
25年ほど前の熊大のDAAD講師 Frauシュトゥンプのご夫君は “ 戸外で飲むとき、ホコリが入らないように、
木の下だったら小さな茎などが、特にWespe(スズメバチ)が入って、知らずに飲んだら危険だ ”と顔をしかめ、
“ 蓋が付いていないときはコースターを蓋代わりに使えばよい ” と話されていた。

     

庭で飲むときには、なるほどと思われる説である。
(m.s.)

 


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ビアジョッキは残った

2017-07-24 15:33:07 | インポート
平成28年4月14日午後9時過ぎ、ビアレストラン・オーデンにいた。
突然、大きな揺れが襲い、調理場で皿が重なりながら床に落ちる音が続いた。
しばらくして外に出てまず浮かんだのは「我が家のジョッキも割れただろうな」との心配だった。
何とか帰り着きその夜は庭で寝た。

翌朝、家に入ると多くの食器類が粉々になった中にビアジョッキは少しの破損もなく転がっていた。
午後、菊陽に住む姉夫婦にも手伝ってもらい破片を片付け頂き物も足して食器を整えた。

      

そして、16日午前1時過ぎ、再びの大揺れ、すなわち熊本地震の本震が発生。
新しく並べたコーヒーカップなどほとんが埋め立てごみとなった。

      

ビアジョッキだけは、万一の場合、重量があるので棚に置かない方がよかろうと、布にくるんで別室のテーブルの下に避難させていた。
今、それらは食器棚に並んでいる。


      

しかし、堅牢なドイツ製品のことだから、ひょっとしたら避難させなくても割れずに済んだのかもしれない。
なぜか、そんな気もする。
(m.s.)
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オーデンでラグビー観戦

2017-06-25 13:25:29 | インポート
24日、ラグビーの日本代表は東京の味の素スタジアムでのアイルランド代表とのテストマッチ第2戦に臨んだ。
熊本でもラグビーワールドカップ2019熊本推進協議会によるパブリックビューイングが午後2時40分からビアレストラン オーデンで行われ、梅雨入り後の本格的な雨にもかかわわらず家族連れなど多くのファンが詰めかけた。試合は世界3位のアイルランドの実力を見せつけられる展開となったが、日本チームへの声援は、ビールの勢いも手伝いしだいに大きくなり、後半、山田が両チームを通じて最初のトライを上げると、こぶしを突き上げ喜んだ。
オーデンでのパブリックビューイングは6月17日のアイルランドとの第1戦に続くもので、熊本での2019年ラグビーワールドカップまた女子ハンドボール世界選手権大会に向け、同店にスポーツ愛好者が集う機会も増えるに違いない。
 (m.s.)

        
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くまもと国際交流 “感謝” の夕べ

2017-06-22 01:26:17 | インポート
2016年4月の熊本地震では多くの外国人の方々も被災、熊本市国際交流振興事業団は国際交流会館に避難施設を開設するとともに、災害情報を多言語で提供、また、地域の避難所を巡回しました。その支援活動を支えたのは在住外国人コミュニティ、民間の国際交流団体、ボランティア等の方々との「つながり」でした。これは、多文化共生事業のモデルともなるものであり、国際交流基金から2016年度の「地球市民賞」の授章団体に選ばれました。(事業団の配布資料を参照)
受賞のお披露目と活動を支えている個々のボランティアや国際交流団体等への感謝を示すための催しが6月21日午後6時から中央区のホテルで開かれ、熊本日独協会からも八戸会長、川田事務局長らが参加しました。
主催者や来賓の挨拶に続き、ボランティアを代表し、「くらしの日本語教室」の皆さんが登壇、思いを語りました。
また、熊本大学留学生会KUMISAの皆さんが各国語で、●がんばろう熊本!とエールを送り、●華親会の皆さんによる中国の歌の披露もありました。
その後、熊本県インドネシア友好協会の指導で、全員での●みんなで歌おう!日本の愛唱歌へと移りました。八戸会長は着席したままであったにもかかわらず、歌声は200近くが集まった広い会場の隅々にまで響き、感嘆の拍手も出ました。
お蔭さまで、閉会後、参加者の皆さんから会長の歌唱に感謝される夕べとなりました。(m.s.)


              
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ドイツからのお客さま

2017-06-16 13:01:01 | インポート
6月15日夕方、ドイツの若者と市内中心部を巡りました。

彼の名はBenjamin Wagner。シュツッツガルトに本社があるロベルト・ボッシュ社の技術者。仕事の関係で14日から18日まで熊本に滞在。
来熊は同僚のコルン氏から直前に連絡があった。コルン氏とは2011年、国際交流会館前のオクトーバーフェストで知り合う。以来、折に触れメールをいただいており、昨年の熊本地震後の見舞いのメールにはドイツでの募金活動に協力する旨が書かれてあった。
今回も熊本城や阿蘇への立ち入りが規制されている熊本を案じ、ヴァーグナー氏の報告を待たれている様子。

午後6時、ホテルのロビーで待ち合わせ。もっと年配者を想像していたので、内心ちょっと戸惑う。
互いに簡単にあいさつした後、長塀前を通り、熊本城の足元にある桜の馬場「城彩苑」に。土曜日の自由時間にお土産を買う場所の候補の一つとして紹介。
続いて裏手の坂を上がり、二の丸広場に。大天守、小天守、宇土櫓を眺める。
広場の北側には崩壊した石垣から運び込まれた石が積まれている。表面に書かれた数字の意味を説明。修復工事には何十年もかかると話す。
新たに通行が可能になった道をたどって加藤神社に。ここからは大天守や小天守が間近に見られる。
少し引き返し、棒庵坂を下り、右に折れ、倒壊した北十八軒櫓や東十八軒櫓の跡を見ながら市役所へ。
途中、熊本大神宮の前を通る。昨年、熊本友の会のホーボルト会長ご夫妻と見た時には崩落した櫓に押しつぶされていた社殿は完全に撤去され地震の爪痕を伺うのは難しい。
市役所14階の西側の窓からお城の全景や藤崎台球場の照明塔、金峰山を一望する。残念ながら、遠くに阿蘇を、足下に繁華街をみることができる東側は家屋解体の受付事務所に充てられ塞がっていた。
市役所の南側を出て左に少し、コンビニの角を曲がると赤提灯がポツポツと目立ち始めている。
あるラーメン屋の店先まで引っ張って行き、ラーメンとは、熊本の名物の一つ、日本人にはとてもポピュラーな食べ物であり、どこにでも店があるので一度試すように勧める。
城見町通りから下通へ。4月末にオープンしたCOCOSA店内の明るさが目立つ。
電車通りを渡り、上通りに。8時から、日本企業の同僚に夕食に招かれているヴァーグナー氏とビプレス広場の前で別れる。
昨夜、すでに馬刺しは食べ、「まーまーだった」、レバーは「駄目だった」、魚は「あまり好まない」という彼のために今晩は「バーベキュー」だそうだ。(m.s)

         

日本が初めてというドイツ青年の発言の幾つかを記します。

 〇 なぜ、何年もかけて、お城、石垣の修復をするのか?壊れた状況そのものも歴史の一部ではないのか。
 〇(藤崎台の照明塔を見て)あれは、サッカースタジアムか? 
  (野球場との答えに、ドイツのサッカーブンデスリーグとの連想から)1部リーグの試合があるのか?
  (プロの試合は1年に1度ほど、高校生の試合などに使われていると聞き)それなのにあんな立派なのか?
  (日本ではたいていの県に1つはちゃんとした球場があると言うと) ・・・?!!
 〇(人通りを見ながら)日本ではスマートフォン中毒が多いようだ。




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