VISIT BOOK-Pub&Bar-

PubとBarの訪問記

歌舞伎観劇

2005-10-08 20:12:10 | Weblog
 歌舞伎を観てきました。今回が初めての観劇です。

 10時30分ごろに銀座の歌舞伎座に着きましたが、大勢の人が既にいて、年配の方を中心に若い方もいました。


 歌舞伎座の中の売店をぐるっと周った後、外で弁当と自販機で飲み物を購入。mixi内でいろいろとアドバイスを頂いた結果、お昼は写真のように弁当にしました。(マイミクの皆さん、ありがとうございました!)

(お昼に外で撮影)

 私の座席は1階席の16列6番という左隣に支柱が立っていましたが、花道の出入り口がすぐの場所で二等席の最前列だったので、脚を自由に置くことができました。初めてなのにいいところでした。初めてだからいいところを選んだ訳ですが。(通の方は3階席とか)

 観た演目は午前の部の「廓三番叟」と「加賀見山旧錦絵」です。
廓三番叟はせりふはなく、綺麗な舞が中心でした。うーん、とても男性とは思えない身振り・手振りです。体格も細く肩が下がっているし・・・何よりも指先の動きが素晴らしかったです。

 加賀見山旧錦絵は「女忠臣蔵」と言われるようですが、あらすじはまさにそうです。忠臣蔵のように主人の無念を召使が晴らすという勧善懲悪な演目です。(詳しいあらすじはネットで検索でも)

 自殺をする主人の自殺直前の泣き所では、とても演技とは思えない泣き方で、そして女性らしいです。あらすじで分かっているものの、今にも自殺するような雰囲気が舞台から伝わってきました。身を案じる召使の心配の仕方も、その心遣いを承知の上できつい言葉で使いに出させ、涙に暮れる・・・・この辺は涙なくしては観れないというところでしょうか。日本人なら来るものがあるというか、思うところがあるというか。「分かるでしょ!」というところです。

 使いに出された召使がその途中で、いろいろあって、使いが遺書を運ぶことだったと知って慌てて花道を走る姿には鬼気迫る姿がありました。すごいとしか言い表せない演技です。
 最後に主人の無念を晴らすのですが、その時まで鬼気迫る勢いは衰えていませんでした。

 途中で侍が出てきたのですが、歌舞伎というと勧進帳のように武士・侍が出てくることしか知らなかった時期が長いためか、妙に嬉しく、素直に「おおぉ」という心境です。(上手く伝えられませんが) あの煌びやかさはイイ!

 歌舞伎はとても面白かったです。迫力ある演技と場の雰囲気がいいですね。日本人として観ても損はありません。というか、歌舞伎は観ないと損です。
 いつかは勧進帳を見てみたいと思います。


アイルランド雑談

2005-10-08 01:43:49 | アイルランド旅行

 アイルランド旅行中に困ったことやちょっとした小話をいくつか書きます。

 アイルランド旅行中で困ったことは、やはり滞在初期のころは英語でしょうか。宿の部屋で話をしていても時々分からないこともあったり、Pubでオーダーした時にちょっと話しかけられても十分理解できなかったからです。
 これは困ったというより、もっと話せられたらもっと楽しかったと思います。

 また、暑い日本からということもあって行きの機内はかなり寒く、着いた日のDublinも寒かったです。半袖のシャツやTシャツ、ポロシャツがメインで長袖は1枚だけだったので、日中に着る長袖があれば良かったかなぁと思います。当地で服を購入したこともあってアイルランド滞在2日目夜くらいで大分慣れました。

 私はビールのことがよく知らないこともあって、ギネスやキルケニーなどのメジャーなビールは飲みましたが、日本では飲めないアイルランドのビールや地ビールのようなビールはKinsaleでKinsaleビール以外はあまり飲まなかったです。
 もう少しビールそのものを知っていれば、Pubで飲むビールをもう少し楽しめたかも知れません。

 困ったことではないですが、ギネスシチューにはまり過ぎて、他の料理を試せませんでした。笑
 まあ、これは仕方がないですね。おいしかったので。

 アイルランド滞在中に今まで海外旅行でよく食べていた食事をあまり食べなかったです。ピザは1度、サンドイッチは2度くらいだけでした。ケバブに至っては一度も食べませんでした。飲み物もいつもはアップルやオレンジジュース、コーヒーをよく飲んでいましたが、スーパーには行ったものの買いませんでした。スーパーで買ったものとしては、ヨーグルトです。日本同様、いろいろなメーカーやブランドがあり、価格も幅があり選びがいがありました。ヨーグルトは好きなのでおいしく頂きました。
 またTake awayのお店もあまり利用しなかったです。Take awayと言えば中国料理が多いのですが、利用したのは1度だけで春雨を食べました。確かSpring Rainとか・・・・そのまんまでしたね。
 今回はレストランやPubで食事を取ったことが大きいでしょう。
 旅行先で必ず飲んだものとして、マクドナルドのシェークを飲みました。この甘さ加減をどこの国に行っても楽しんでいるもので。

 旅行中に利用したインターネットカフェは宿泊したDublinとKillarneyで利用しました。Corkでは宿にあったので、宿内のネットができる部屋で接続しました。15分で1ユーロ位で、妥当性のある価格だと思います。
 DublinではTemple BarからオコンネルSt.に向かって、橋を渡ってすぐにあったGlobal Internet Cafeを利用しました。PC間は狭かったですが、PCも結構な台数があり、ここではIE6を使っていたので日本語のサイトを日本語で見たり、デジカメで撮った写真のバックアップをとりました。学生が論文書いていたりしました。
 Killarneyでは街の中心に2店見つけました。その内1店に2日間行きました。やはり観光地ということもあり、旅行者が多いようでした。

 時間が経てばネットカフェはさらに増えると思います。
 


生ハムと鴨肉

2005-10-07 23:23:42 | Pub
 仕事帰りに汐留で降りて新橋のThe Irish Timesに行きました。

 お店には既にお客さんでテーブル席は埋まっていて、カウンターへ。
 着席してすぐにスペインで賞を取ったと言う生ハムとギネスのハーフのセットを勧められました。私は以前、スペイン料理のレストランで見かけましたが、その時は食べられなかったので今回はオーダーしてみることにしました。
 右側のシールが受賞を表すようです。写真を撮った際、シールを入れた方がいいとアドバイスを受けました。

(接写モードで撮ったのであまり写りはよくないです)

 お店のスペースにそのスペイン産の生ハムは置いてあり、オーダーされてから切られるとのこと。上の写真は切られた後に写真を撮らせて頂きました。

 このような生ハムは日本で普段食べている生ハムとは違い、ハムはツルツルではないですが、独特の表面でスイスイと食べることのできるおいしいハムでした。これはもっと食べてみたいと思うハムでした。ビールに合います。

 さすがにハムだけでは少ないので、当初の目的の鴨肉をオーダー。

(クリックしたら接近した写真になります)

 運ばれた時にはとても香ばしい香りが・・・。フランスから取り寄せた何かの香料を使って1日寝かして作られたそうです。2本の鴨肉ですが、2本は違う箇所の肉で一度に2度の味を楽しめました。
 2本とも肉の骨からの離れ具合がよく、とても綺麗に食べることができました。右側の肉の方が少し脂があるということでしたが、ギラギラしたものではなくてしっとりとした感じです。
 左側はシンプルな味、右側は何か詰められているのか複雑な味で、私はその右側が好きですね。
 初めて鴨肉を食べましたが、しつこくない肉で鶏肉よりあっさりしていると思います。これはまたアタリですね。 

Pubを経営するなら3

2005-10-06 21:26:45 | Pubを経営するなら

 仕事はもちろんしていますが、ちょっと時間があったので第3弾として、細かいことは省いて、イベント系を考えてみました。
 ここで書いているイベントの目的は、「いかにお客さんに何度も来てもらうか」です。


・ブルワリー訪問
 地ビールをお店で扱うことを前提として、そのビールの製造元へツアー企画。内心決めていて行くのか、契約してから行くのか、交渉中に行きその場で「決めました!」という演出などは時々の判断でしょうが、ツアー参加者がビールの製造者から製造に関するストーリーを聞いてもらえば、そのビールに対する思いは普通のビールとは違うものになるでしょうし、店で飲む契機になるかも知れないので。
 単にイベントという訳ではなく、顧客を自店で飲んでもらうという目的があります。店でオーダーの際に自分で飲んでみた感想だけでなくて、作られた環境や作っている人達の思いもビールを通して顧客に伝えることができれば、サービスのタイミングで他店との差別化も図れるかと思います。
 忙しくてオーダーをさばく事で精一杯だと思いますが、ビールの伝道師としての役割を果たせると思います。

・花火の後の割引
 基本的にハッピーアワーなど通常の価格がある中、価格の割引というのは、いち利用者としては助かりますが、経営サイドから考えると値引きは下策と思っています。そうは言っても、周囲のお店への対抗上止むを得ない策として、やるならちょっとひとひねり。
 花火大会後、浴衣を着ての来店なら100円引きや何人かのグループでなら1杯目は半額など、どちらかというと他店へ流れる顧客を引き寄せるイベントです。
 花火大会の日はお客さんが少なくなるので、考えてみました。それでも単純に価格面だけなので、他店とは大して差をつけにくいこともあります。

・イベント対策
 花火に限らず、多くの人が家でテレビを見てスポーツを観戦するというのは、やはりお店にとっては厳しいです。幸いサッカーはPubの味方ですが。
 このような日には、来てもらわないと始まらないので新しくお店に置いた地ビールのハーフパイント先着何十名無料として、来客を促して、少ない当日のお店で飲みたい層を他店から奪う。
 どのくらい効果があるのか、何度かテストしてみないと分かりませんが。

・ダブリン、ロンドンの情報収集
 旅行者から情報を集めて、情報資産作り。
 アイルランドやイギリスの観光庁から資料を取り寄せ置くだけでなく、「ここのPubは良かった」などの店舗の外観、住所、地図への記入、感想などをデジタルのフォーマットに書いてもらい、お店の資産として扱う。
 その地域へ旅行に行きたい人が情報を求めて来店する仕組みを作ることが目標です。書いてもらった人への対価は1店舗につき100円割り引きでも。

・ダーツレッスン、寄席とマジック
 ダーツがあればプロを招いてのレッスン。費用もかかるでしょうが、長い目で顧客のロイヤルティを高めるためにです。どういうレッスンになるのかなどは、私には分かりません。
 寄席とマジックはお店の雰囲気と合わないということもありますが、集客は当然ながら、顧客が笑ったり驚いたりすることは、「楽しいPub」として位置づけを狙うためです。 

・FOODメニューに地方の名物
 FOODメニューにこだわるのは先日少し書きましたが、メニューにアルコールに合う地域の特産品を追加。日本酒は日本中どこでも作っていて、それに合う料理もあるので、他店との差別化のために期間を限定してでもそれらを応用して提供。むしろ限定した方が付加価値は高めやすいでしょうし、定番ではないメニューであれば負担が長くならないでしょうね。
 オヤジさんがやっている街の居酒屋さんやチェーン店の居酒屋さんのようにならないように、調理や盛り付け方でPubの雰囲気にあったものは作れると思うからです。
 富山であればホタルイカの料理とか。どこでどうやって仕入れるかは課題ですね。どういう商品があるかということについては、アンテナショップに行けば商品はおいてあります。富山なら有楽町にあります。
 ただこれは、客層に合うかの見極めが要りそうです。


 上記のブルワリー訪問ですが、全国地ビール醸造者協議会(JBA)第4回 JBA全国地ビールめぐり」していました。日経MJ(流通新聞)の10/5付けに記事が出ていたので、サイトを覗いてみたらもう既に3回しているんですね。


Pubを経営するなら2

2005-10-03 21:46:46 | Pubを経営するなら

 これは9/20に書いたのですが、お蔵入りしていたものを引っ張ってきました。昨日横浜でPub巡りをした際に少し話をしたので、アップすることにしました。


以下、本文。

 今日の午後からちょっと時間が空いたので、仕事しながら(?)前回書いた「Pubを経営するなら」で書いたイベントを少し考えました。
 日中はメモ書きして、それを文章化しただけなので、Pubの設立や立地、客層と客層の属性などの前提条件を全く考えていないアイデアレベルなので、陳腐な内容を軽いノリで書いて誤魔化してます。(笑わない)
 ちなみに、これらを書いた理由は、直接本人に聞いて下さい。

・地ビールメーカーへ場所貸し(物流や契約関係、力関係は考えてません)
 東京で販売したいという地ビールメーカーがあり、「飲んでもらわないと始まらない」ということであれば、試飲販売を受ける。自店にとればいつもと違うビールを揃えられれば来客期待、評価が高ければ取り扱い候補へ。マーケティングデータを渡すなら、開店前にお客さん何人か呼んで試飲してもらう方がいいでしょうね。
 長期的には地ビールメーカーからの持ち込みされるようになれば、いいのですが。

・フットサルやテニスの大会開催(立地、客層は考えてません)
 オフィス街であれば企業のサークルの大会でも。これは広告扱いでしょうか。団体スポーツであれば人数も多く、チームごとに動いてくれるのでまだまとめやすいので。スポーツの後なので開催場所が近くにない限り、打ち上げをお店でというのは難しいでしょうね。

・ボーリング大会
 上記で団体を考えたので、個人版を。20人参加したら1,2,3,7,18位など上位と適当な順位者を表彰すれば、大勢が楽しめるかと。運営次第ですね。移動してお店で打ち上げは比較的可能かと。

・グループ旅行の窓口(受け入れ先のことは考えてません)
 正規の旅行業の資格を持つという訳ではなく、在日外国人の方はイチゴ狩りやらぶどう狩り、ラフティングとかあっても知らない方、申し込みを躊躇している方が(多分)一定数はいると思うので、こんなのがあるから、みんなで集まって行こう!的な感じで。お店はその取りまとめ。文字通りPublic houseでしょう。
 家族旅行系は外国人とかどうやって探しているのだろう??

・チラシ取り扱い(契約関係・お金関係は考えてません)
 ヘリやクルージングなど、お店でチラシ扱い。チラシの置くスペースの扱いやお金の流れはどうなんでしょうね?

・旅行前コースへの場所貸し(需要調査してません。少ないかも。)
 Pubに行きたくても、どう振舞えばいいのか分からない、雰囲気が入りにくそうだから行かないという人も潜在的にいると思うので、オーダーの仕方や楽しみ方のイベントでも。潜在的な顧客層の開拓ということで。
 特に彼女や奥さんと行かれる男性ならいいかも。旅行代理店向けにパッケージ化?この辺は客と濃い関係を築こうとする旅行代理店や代理店の部門が、本来は積極的に夫婦・カップルの男性客にPubでリードしてもらうために勧めてもいいと思うんですがね。


The GReen Sheep

2005-10-02 20:06:08 | Pub

 THE TAVERNの後、THE GReen Sheepに行きました。

 お店同士は結構近く、歩いていけました。このPubの雰囲気はThe Irish Timesとよく似ています。


 今日はオクトーバーフェストがあるためか、それ程混んではいませんでしたが、普段の日曜の午後は混みあうそうです。

 ここではギネスをオーダー。もう大分飲んだのでハーフにしました。

 友人と飲みながらここでも大分話し込みましたが、もう大分酔っていて、申し訳ないですが、途中で5分程寝させてもらいました。アルコールに弱いですね。。。。

 途中、デザートをオーダーしました。マンゴープリンとバニラアイスのスープ仕立てです。

 まるで卵の黄身がかかっているように見えます。盛り上がっているのがアイスで小さいものの、とても甘くておいしいです。もう少し量があればなぁと思いました。

 ここでもPubの話や旅行の話を。こういう話ができるというのは、昔を思い出すためか、いいッスね~。楽しい時間です。


THE TAVERN

2005-10-02 19:25:41 | Pub
 オクトーバーフェストの後、The Tavernに行きました。

 横浜駅西口から歩いて数分の地下にありました。
 中はThe Beer & Pubで写真を見たことがありましたが、グラスがカウンターの上にかけてあったりするブリティッシュパブです。カウンターがVの字になっていて、ちょっと変わってます。座席は小さいテーブルがいくつもあったり、大きなテーブルが2つ3つあったりしました。
 外国人の方が結構見えていて、ビールと食事を取っておられるなど、イギリスのPubをそのまま持ってきた雰囲気のあるPubでした。

 ビールはステラアルトアをオーダー。久し振りに飲みました。


 食事は日曜日はバイキング形式でしても良かったのですが、オクトーバーフェストでウィンナーを食べたりビールを飲んだためか今回は食べませんでした。それ程量を食べていなかったのですが、ウィンナーは意外にお腹が膨れました。ちょっとしまったかな、と反省。 
 今度来る時は直行して、食事をしてみたいです。

 一緒に行った友人とここでPubやイギリス旅行についていろいろと話せました。二人ともイギリス旅行に行かれたこともあるので、懐かしい話が出てとても盛り上がり、充実した時間を過ごせました。あ~、イギリスへもう一度!行きたい気になりました。

オクトーバーフェスト 横浜

2005-10-02 18:53:57 | Weblog
 今日、友人と3人で横浜で開催されているオクトーバーフェストに行きました。先日行った日比谷のではアサヒビールが顔を出していましたが、今日のはキリンやサッポロビールが主催していました。どういう理由でどうしているのは分かりません。
 まだ混み合う前に並んだこともあり、それ程時間がかからずにビールやソーセージを買うことができました。

 ビールは日比谷で飲まなかったのか、違うビールを購入することができました。

 飲んだビールは多分ビットブルガー、エルディンガー、ケストリーッツアだと思います。3人でそれぞれ購入して飲みまわしました。(上記URLより)

 ソーセージです。


 これは日比谷でも食べました。


これが一番おいしかったと思います。


 豚肉です。とても柔らかく食べ応えがありました。

出会った人達

2005-10-02 00:20:59 | アイルランド旅行

 アイルランド旅行中に出会った方について少し触れます。

 成田から経由地アムステルダム・スキポール空港まではほぼ満員でした。当たり前ですが、ほとんどが日本の方です。

 スキポールからDublinまでは日本の方は少ないですがいらっしゃいました。空港を出てから会った日本人の方はDublinで1名のみで、大学院の研究に関することで来られたようで、夜食を一緒に取りました。

(夜食のチキンカレー。量が多く、残してしまいましたが)

 Dublinの宿で3泊中にオーストラリア人、ドイツ、カナダ、アメリカの人達と同部屋でした。1時間くらいドイツ人女性と若いカナダ人の2人組みと面白い話ができて、楽しいひと時でした。
 カナダ人の片割れは程よく酔ってて、いわゆる放送禁止用語を連発しながらの会話・・・ドイツ人女性は笑ってました。
 途中、カナダ人から仕事の話をしていましたが、彼の仕事の話の途中「ハンダ、ハンダ」と言われ、何のことか分からず、「はんだごてなんて、日本語だろ?」と思い始めてから、ハンドルを切る仕草をされても、「ライセンスは持っていても、車は持っていない」だの「運転する機会はない」だの言ってました。
 かれこれ数分やり取りして、ふとした瞬間分かりました。「ハンダ」とは、HONDAのことだと!
 「何だぁ、ホンダじゃん」思わず日本語で言いました。
 彼は仕事で名古屋港に来ていたとか。

 ドイツ人は友達2人で来ていて、初日に2人に会いましたが2日目、3日目は1人と会えませんでした。もう1人と話していると、「友達の所へ行ったんじゃない」とか。「いやいや、少しは心配してよ」と思いながら、結論としては「出会った男の所だろう」ということで互いに一致。私が部屋を出る日の午後の便でドイツに帰ることになっていたのですが、無事に帰れたのかな。

 KillarneyではRailway Hostelというところに泊まりました。
 ここでは、ドイツ人、アメリカ人、スウェーデン人、ポルトガル人、イタリア人の方と同部屋でした。
 事件というか、「うぉ!」と思ったことが2件。

 Killarney1日目のまだ寝るには早い時間に部屋に戻ると私のベッドの向かいに上が男性、下が女性で話をしていました。カップルかなぁと思っていました。こういう宿では珍しくはないと思います。
 宿の休憩室で翌日の乗馬の後の予定を立てて、シャワーを浴びに部屋に戻ったら、下の女性のベッドで2人並んで語ってました。
 「タイミング、最悪」と思って「Sorry」の連発。向こうは笑っていて聞けば、姉弟だとか。ナンダァ、とほっとしました。「弟よ、俺と代われ」と心に思いながら。
 この姉弟とはよく話して、宿を出る日も同じでした。写真をそれぞれ撮りました。

 Killarney2日目のお昼、肌寒い日の乗馬から一度帰ってきて、上着を持っていこうと部屋に入りました。
 開けたら、スウェーデン人の女性2人が着替え中・・・1人はシャツを着た直後。もう1人は下着で・・・。即効でドアを閉めました。(下はジーンズでした。残念ながら?)
 シャツを着た方が、「入ってもOK」と言ってくれましたが、いろいろとバックに入れたりするだろうし、ちょっとねぇと思ったので、5分待つよとして廊下で待ちました。部屋を出てきた2人は笑ってました。
 Dublinの時といい、こういう宿に泊まる旅をしているから、彼女達も慣れているんだろうけどね。

 Corkでは先日の日記にも触れましたが、Kinlay House Shandonに泊まりました。
 ここでは、スロバキア人、ドイツ人、もう1カ国の人と会いました。同部屋ですが、聞かなかったというか、寝ていて聞けなかった女性もいました。
 スロバキアの人とは互いに拙い英語で何とか会話。とても真面目な方でした。

 旅行中、他には乗馬でドイツ人、スウェーデン人に教えてもらい、Kilkennyではスペイン人の女性と、Corkではニュージーランド人と私のニュージーランド旅行やマオリ族の話をしたりして、Pub前で写真を撮り合ったりしました。
 声をかけたこともありますが、頼みやすいためか、旅行者の写真を撮ったことは今までの旅行の中で最も多かったです。

 ドイツ人とよく会いましたが、どうやらお国は丁度バカンスの時期だそうです。

 この旅行中、アイルランドの人達を始め、多くの国の方と会い、話す機会がありました。Pubで旅行のことを話したり、サッカーかラクビーの話を聞かされたり、旅行者同士安宿のドミトリーならではの会話もありました。


 私も経験したことがありますが、現地の旅行者、というかどちらかと言うとバックパッカー向けのツアーに申し込めば、より「仲間」が増えて、Pub等でみんなで盛り上がって語れると思います。
 こういうツアーには8日でアイルランドを一周するツアーなどもあります。宿やInfomationにパンフレットが置かれていると思います。大型バスではなく、小さなバスやワゴンで現地を回るツアーは、普通のツアーとはまた違うとても充実した思い出ができると思います。
 残念ながら、私は盛り上がれる程までに英語が上手く話せないですし、話題のバックボーンを知らないために話題そのものが理解できないこともありますが、言葉は伝えようとする気持ちだとこの旅行で改めて思いました。もちろん、もっと英語を話したいですね。 
 歴史的背景は別にしても、やはり英語はとても有効な言語です。これを身に付ければ多くの国の方とコミュニケーションができますからね。初めて海外旅行に出かけた時の感想を再び思い出しました。


Kilkenny城の写真

2005-10-01 10:19:08 | アイルランド旅行
 Kilkenny城の写真です。日記にUpしたものとは別の写真になります。

 真ん中の薄い青の上着を着ている女性はスペインの方で、私を初め多くの人に写真撮影をお願いしてました。よほど気に入ったのでしょう。

 上の写真で写っていない部分です。

 橋から撮りました。

 カフェの奥から撮りました。

 おまけです。
 おいしかったですよ。