VISIT BOOK-Pub&Bar-

PubとBarの訪問記

大人の遠足

2007-01-28 22:06:08 | Beer
 28日に「大人の遠足」として、東急Pubセミナー参加者の方と熊澤酒造に行ってきました。近い方には申し訳なかったのですが、ちょっと離れたところに行く遠足です。

 12時過ぎに到着し、醸造所の見学をスタート。前回来た時にはできなかったので、楽しみにしていました。今日は建物の外からの解説でした。
 この醸造所ではドイツ製の仕組みを使っているそうです。アメリカ製との違いを説明して頂きました。ドイツ製の方が濾過が終わるまで時間がかかるようで、18時間かかることもあるようです。(確か)ちなみにこのドイツ製の仕組みですが、作った会社はもうないそうです。メンテナンスが大変だと思いましたが、どうやらメンテナンスの際、使い易いように工夫しておられるようです。
 醸造の仕方もドイツ人に教わったため、その教えが今もスタッフの方に刷り込まれているようで、その結果として商品の質に反映されているようです。
 出来たビールを貯蔵しておくタンクは国内産だそうです。これはタンクのステンレスの品質がよくないと貯蔵しておくビールにも影響が出るみたいです。

 この後お酒を造っている方の説明を受けてレストランに向かいました。
 ちなみに説明をして頂いたのは、6代目蔵元の熊澤茂吉さんでした。ありがとうございました。

 レストランはMOKICHI TRATTORIAです。コースメニューを頂きました。このコースメニューはかなりボリュームがありました。豆腐の入ったサラダ、カルパッチョ、ピザにパスタ、魚、コンフィ ・・・そしてビールを使ったパンなど、とてもおいしく頂きました。デザートもアイスなど3つもあって・・・かなりの量でした。当初予定していたのは2時間でしたが、とてもそれだけの時間では食べきることが出来ないくらいで、お店を出たのは4時前でした。
 アルコールも入って、参加された方ともビールのお話を中心に楽しくお話ができました。やはり食事やビールがおいしいと話も弾みますね。私はデザートを食べている辺りで、ちょっと・・・・










 3種類のビールに日本酒を数口飲みましたが、いずれもとてもおいしく頂きました。この蔵元のビールは、ドイツ系のビールが多いですが、エール好きの方でも十分楽しくおいしく飲めると思います。
 この日はビールは3種類でしたが、明日からは5種類になるそうです。

 また行ってみたいと思える場所でした。

Abbot Ale

2007-01-28 00:34:02 | Pub
 27日夕方、六本木のAbbot's Choiceへ行きました。久し振りの訪問になります。

 オーダーしたのはAbbot Aleです。久し振りにこのビールを飲みます。私の記憶が正しければ確か前回もオーダーしたのはAbbot Aleだったと思います。このビールを飲むことができるのはあまり見かけないので、このお店に来た時にオーダーしています。

 Abbot Aleはしっとりと舌に広がる感じがします。色は薄い琥珀色ですね。エールビールらしい感じですね。

 これだけ飲んだだけでその場で眠りたくなりました。経済的というか弱いというか。
 そこで少し水を飲みながら休み、FOODとしてフィッシュ&チップスのハーフサイズをオーダー。このお店に行く前に食事をしていたのであまり入らなかったため、サイズを小さくしました。このチップス、ガーリックの香りがしたよう思いました。もっとも香りについては全くもって自信がないですが・・・・・


 その香りのためか、口の中から香ばしく感じることができました。チップスの形も細長いものではなく、ユニークな形でした。とてもおいしく頂きました。

 また新しいお店が中野にオープンするそうです。場所やオープンに関する情報は下記の通りです。傾いているのは勘弁。(写真はスタッフの方の了承済み)


News 1/27

2007-01-27 22:49:21 | News

 いくつかイベントがあるようなので、紹介します。

・神奈川地ビールフェア
 1/25から横浜Cheersで開催。
 
・Beer Festival
 1/28にInishmoreで開催。

Abbot's Choice 中野店 オープン
 2/7に中野に2店目がオープン

第5回東京リアルエールフェスティバル
 2/11に墨田区にて開催。チケットも発売中。

・バレンタインデー チョコレートパーティー
 2/12にPANGAEAで開催されます。

・ベルギービールのお店が新規オープン
 3月下旬に水道橋にオープン。Frigo、Belgo、Favoriに続く4店目



次回のお楽しみへ

2007-01-27 02:12:48 | ドイツ・ベルギー旅行
 Waterhuis ann de Bierkantを出た後、酔いを覚ますことも含めてとにかく歩こうと思い、街の中心部からはずれたところにあるというHOPDUVELというお店に行きました。

 正直歩いていくには遠かったです。いつものように歩ける状態でなかったからかもしれません。住宅街だったからか現地の方らしい人とすれ違う程度でお店に着きました。このお店に行くには、それなりの地図を見ていくか、道行く方に聞くかがいいかも知れません。

 ようやくたどり着いたお店はまだ早かったのか人がまだ少なかったです。お店の奥は暗くてよく分からなかったのですが、広いようです。
 またメニューには多くのビールが載っていて驚きました。赤文字で書いてあるのが樽生とのことですが、結構あったと思います。このお店こだわりのビールもあるようですが、この時あまり飲めなかったので軽く飲むことにしたつもりでした・・・・・

 オーダーしたのはhommel bierです。後から思うと、もう少しよく考えてオーダーすればよかったのですが、このときはこれをオーダーしました。

 少し甘いそうですが、酸味を感じました。このときのメモはこれだけです。この時歩き疲れていたためか、睡魔もやってきました。このブロンドのビール度数は7.5%ありますが、何というかよく飲みきりました。


 ここではこの1杯で終わり。歩くことは酔いを醒ます時間にちょうどよかったので苦にならなかったのですが、体の内部的にといえば良いか、さすがに疲れました。
 この後、同名の売店にも行きましたが、残念ながら行った時間には閉店していました。

 この後駅に向かわず、街の中心部に来た道とは違うコースで戻りました。

 今回はお店のビールの充実度に対して、飲んだビールや滞在時間は短かったことは残念でした。ちょっと楽しみ損ねた、飲み損ねた感じが後に残りました。HOPDUVELに次回行くときはゆっくりと数時間過ごしてみたいです。酔わずに行って、ここで酔ってみたいですね。それは次回のお楽しみになりました。次回は数年後?でしょうか。


Waterhuis ann de Bierkant

2007-01-24 23:54:14 | ドイツ・ベルギー旅行
 't Galgen Huisjeを出て、近くにあるお城を観た後、Waterhuis ann de Bierkantというお店に行きました。先程の't Galgen Huisjeからすぐ近くにあります。店内は程ほどのスペースで、座席はテーブルとカウンターに十分ありました。またカウンターも座席もとても古いようで、味が出ています。ここには樽生が13種類ほどあり、ここだけでも十分楽しめると思います。

 このお店のスタッフの方はかなりごつい人達です。ここで酔って暴れても軽く追い出されるくらいです。もっともこのスタッフ達を見て、暴れようとする人がいるとは思えませんが・・・・ 一方でタップの上にMcCHOUFFEの陶器らしきものがありました。スタッフとこの妖精とのバランスの悪さが微笑ましいです。

 オーダーしたのはJan Van Gentです。度数5.5%ですが、この時の私には十分な度数でした。色はアンバーで、ちょっと濃い感じがしっとりと舌に染み渡ります。


 他にも飲んでみたいビールがあり、もう1杯くらいは飲みたかったのですが、このお店ではこの1杯で終わりました。1杯飲んでいるときもゆっくりと飲んでいましたし、比較的度数の低いビールを選んだくらいでしたし。かなり酔いました。

(写真左のお店です)


't Galgen Huisjeと秘密

2007-01-23 22:43:23 | ドイツ・ベルギー旅行
 ブルージュからゲントへは列車で行きました。私がいた時はブルージュ駅は改装中でした。その上、チケット売り場には列ができていました。買った人からホームへダッシュ!
 私もダッシュしたものの目の前で・・・・・この時数名の人も乗り過ごしました。皆さん思いは一緒で、「こんなところで、工事するんじゃない」だの「階段が分からなかった」だの。もちろんSやFから始まる言葉付きで散々文句言ってました。 

 そんなこんなでゲントの街に着いて、旧市街へトラムで向かいました。ちょっと乗るトラムを見つけるのに苦労しました。
 旧市街の中心部付近で降りて、(後日写真をアップする予定の)街並みやグラスレイを観た後、立ち寄ったのはGalegenhuisjeです。このお店のある界隈を歩いていたのですが、なかなか見つからず行ったり来たりしました。この建物が小さいことと、他の建物と一体のように見えたのがその原因です。ようやく見つけたときには、「あぁ、ここかぁ~」と思うくらいでした。もっとも、もっとよく見たら、建物の色が違うので気がついたかもしれません。ゲントでは何故かお店を探したりするなどで行ったり来たりをしてしまいました。

 このGalegenhuisjeという店名は死刑囚の小さな家という意味で、お店は1748年に創業とのことです。うーん、歴史あるお店のようです。このお店の名前も死刑囚が最後にビールを与えられたところから来ているそうです。ということは、創業時は別の名前だったのかな?

 お店はとても狭いですが、2階もあり、トイレのある地下もあります。座ったのはカウンターです。既に常連さんのような雰囲気のあるおじいさんもいました。
 カウンター越しも狭いですが、各種グラスが非常に効率的な配置がされていました。そして壁にはいくつもの国の旧札らしきお札も含めて、たくさんのお札が張ってありました。


 5種類ある樽生からオーダーしたのはHaecht Witbiterです。この時、このビールは光の当たり方のせいか、ヒューガルデンよりも色が白いように思いました。これは軽く何杯も飲めそうです。


 次にオーダーしたのはLindemans Kriekです。あっさりしています。飲んでいくと次第に甘さが増しました。度数は4%くらいです。色がとても綺麗でした。


 2杯目を飲み終えたところで、常連さんのような雰囲気のあるおじいさんがPrimusをおごってくれました。お店の方とボソボソ話をしているなぁと思っていたら、そういうことでしたか。ちなみにこの方、お店に滞在中はほとんど無口で、ゆっくりと過ごしておられましたが、私がお店の方に用があって話そうとした時には、気をきかせてくれました。おごってくださったのは、お店の方とのいろいろなやりとりもあったのかも知れません。
 朝にも飲みましたが、心なしかこちらの方がおいしく頂けました。


 3杯でもう十分だったので、おじいさんとお店の方に別れを告げてお店を後にしました。3杯目は結構きましたね。


 そうそう、タイトルにある秘密というのは・・・・・・・お札についてなのですが、どうもここにある1000円札というのは・・・・・秘密です。

Straffe Hendrik

2007-01-22 22:35:57 | ドイツ・ベルギー旅行

 鐘楼を観た後、駅方向に向かう途中にある醸造所Straffe Hendrikに行きました。ここでは醸造所の見学ができます。今回の旅行では唯一の醸造所見学です。

 説明は英語、フランス語、オランダ語でされました。やるねぇ、ガイドさん。でもまあ、ここでは普通なのかもしれませんね。私は(怪しい)英語、日本語、富山弁、あいさつ系・道尋ね系だけのフランス語・・・・

 さて、この見学は日本で醸造所見学で説明を受けるようなコースを回り、ビールの缶やグラスを観たりします。まあ、ビールの造り方の基本的なことが大きく変わることはそうないと思うので、当たり前と言えば当たり前ですが。

 階段が狭いのと私でさえ頭をぶつけそうなくらい狭い通路もあります。昔の人は現代の人より背が低かったと思いますが、ここまで低いことはないと思います。そうなると、建物の構造的なことなのでしょうか。どちらにしろ、苦労している人が多かったです。

 壁一面にビールの缶があります。この中に日本のビール会社の缶もありました。どこだったか、メモしてないです・・・・



(説明風景)

 建物の屋上から観た街並みです。高い建物は教会です。

(屋上からの景色)
 
 見学は総じてまあまあといったところでしょうか。
 見学後、ビールを頂きました。室内でも外でも飲めます。当初外で飲んでいたのですが、寒さを感じたので暖炉のある中に入りました。
 カウンターでオーダーしたビールはどのビールか忘れましたが、色はゴールドでホップの香りがしました。なかなかカッコイイグラスですね。

 スープをオーダー。チーズスープです。野菜やチーズ、ハムが入っていました。

 店内と壁に並べられたボトルです。奥には薪をくべて暖かかったです。



 この後、ゲントに行くため駅に向かいました。


インペリアルチョコレートスタウト

2007-01-21 10:53:06 | Pub
 友人と新宿で食事をした後、帰るには少し時間があったので先日からサンクトガーレン・インペリアルチョコレートスタウトの樽生がある下北沢のうしとらに行きました。

 香りは確かにチョコの風味があります。度数が8.4%と高いためか飲んだ後、喉の奥が熱く感じます。濃いという表現があっていると思います。色は本当に黒いです。舌にボディの重さを感じます。ぐいぐい飲むより、ゆっくりと味わって飲む方が向いていますね。というか、私にはゆっくりとしか飲めないですが。おいしく飲めました。


 インペリアルチョコレートスタウトは去年物凄い勢いで売れたそうです。販売している高島屋新宿店では当日売り切れだそうで、予約もかなり入っているそうです。日本橋店では次回分も予約完売という状況とのこと。今年も売れていますね。今年は多くのお店から引き合いが強く、当初予定していた1万本に対して6000本を追加生産したみたいです。
 各種イベントやいくつかのお店で飲む機会があります。詳しくはサンクトガーレンのWebサイトで。
 

うしとら

Osakaya

2007-01-21 01:06:38 | ベルギービール
 20日お昼に新宿ルミネエストにあるOsakayaに行きました。ここは先日池袋であった至福のビールで頂いたビールのいくつかを購入されたと聞いたので、それ以降2度ここでビールを購入しました。

 ここに並べられているビールはベルギービールを中心に、ベアードと木内酒造のビールがありました。隣の大きな冷蔵庫には棚に並べられているビールのいくつかが入っていて、店内で購入してスタンディングで飲めます。なおグラスではなく、カップを別に購入します。


 オーダーではなく、購入して飲むことにしたのはNounnetteです。これは綺麗な泡が立ち、軽い飲み心地でした。度数が7.5%ですが、舌になじむように感じました。また、とてもフルーティーで、色はブロンドののビールでした。
 写真に何かカップの中に何か写っているのは、澱です。スタッフの方と話をしていると、このビールの醸造元のアベイデロック醸造所のビールはもともと酵母が多いらしく、そのため澱も多いとのこと。なるほど。


 場所はJR新宿東口の改札口からするとルミネエストの左手側にあります。こんな近くにあるとは驚きです。お店はあまり広くないので、飲む時に使うテーブルも小さくそれ程スペースはありませんが、立地が良いのですし21時半までしているので会社帰りにも気楽に立ち寄れますし、昼から飲む時にはいい場所ですね。飲んだことのないビールもたくさんありましたし。後日、家飲みを開始した後はお世話になりそうです。


 スタッフの方もおっしゃっていますが、ちょっと分かりにくい所にあります。詳しくはルミネエスト内で地図をご覧下さい。店内にはワインやグラスも販売しています。
 工事前の伊勢丹や高島屋のビール売り場にあるビールより充実していそうな気がします。どこのお店にも頑張って欲しいですね。

鐘楼

2007-01-20 10:31:09 | ドイツ・ベルギー旅行

 朝からビールを飲んだ後、マルクト広場の鐘楼へ行きました。このマルクト広場は昨日の夕方と夜の顔を見ましたが、朝早かったこの時の顔も、よく見えるからか、楽しめました。
 この広場は写真のようにあちこちで写真を撮る姿があります。


(州庁舎です) 
 
 鐘楼は13世紀から15世紀に建てられた建物で、高さ88mの塔があります。石の螺旋階段で上に登っていきます。この階段、他のこの種の螺旋階段同様、人が1人通れるくらいの幅しかなく、急です。登るのは大変です。


 それでも登った後に見える塔からのブルージュとその周辺の景色はとても綺麗です。昨日の石畳と言い、ビアカフェと言い、ここは戦時でも破壊されなかったのか、昔のままのようです。
 そして、塔にいる間に鐘がなりました。この鐘は47個の鐘が組み合わされたカリヨン(組鐘)だそうです。すぐ上でなっているので音は十分聞こえましたよ。

 マルクト広場方面です。


 高い建物は教会です。


 市庁舎です。