仕事はもちろんしていますが、ちょっと時間があったので第3弾として、細かいことは省いて、イベント系を考えてみました。
ここで書いているイベントの目的は、「いかにお客さんに何度も来てもらうか」です。
・ブルワリー訪問
地ビールをお店で扱うことを前提として、そのビールの製造元へツアー企画。内心決めていて行くのか、契約してから行くのか、交渉中に行きその場で「決めました!」という演出などは時々の判断でしょうが、ツアー参加者がビールの製造者から製造に関するストーリーを聞いてもらえば、そのビールに対する思いは普通のビールとは違うものになるでしょうし、店で飲む契機になるかも知れないので。
単にイベントという訳ではなく、顧客を自店で飲んでもらうという目的があります。店でオーダーの際に自分で飲んでみた感想だけでなくて、作られた環境や作っている人達の思いもビールを通して顧客に伝えることができれば、サービスのタイミングで他店との差別化も図れるかと思います。
忙しくてオーダーをさばく事で精一杯だと思いますが、ビールの伝道師としての役割を果たせると思います。
・花火の後の割引
基本的にハッピーアワーなど通常の価格がある中、価格の割引というのは、いち利用者としては助かりますが、経営サイドから考えると値引きは下策と思っています。そうは言っても、周囲のお店への対抗上止むを得ない策として、やるならちょっとひとひねり。
花火大会後、浴衣を着ての来店なら100円引きや何人かのグループでなら1杯目は半額など、どちらかというと他店へ流れる顧客を引き寄せるイベントです。
花火大会の日はお客さんが少なくなるので、考えてみました。それでも単純に価格面だけなので、他店とは大して差をつけにくいこともあります。
・イベント対策
花火に限らず、多くの人が家でテレビを見てスポーツを観戦するというのは、やはりお店にとっては厳しいです。幸いサッカーはPubの味方ですが。
このような日には、来てもらわないと始まらないので新しくお店に置いた地ビールのハーフパイント先着何十名無料として、来客を促して、少ない当日のお店で飲みたい層を他店から奪う。
どのくらい効果があるのか、何度かテストしてみないと分かりませんが。
・ダブリン、ロンドンの情報収集
旅行者から情報を集めて、情報資産作り。
アイルランドやイギリスの観光庁から資料を取り寄せ置くだけでなく、「ここのPubは良かった」などの店舗の外観、住所、地図への記入、感想などをデジタルのフォーマットに書いてもらい、お店の資産として扱う。
その地域へ旅行に行きたい人が情報を求めて来店する仕組みを作ることが目標です。書いてもらった人への対価は1店舗につき100円割り引きでも。
・ダーツレッスン、寄席とマジック
ダーツがあればプロを招いてのレッスン。費用もかかるでしょうが、長い目で顧客のロイヤルティを高めるためにです。どういうレッスンになるのかなどは、私には分かりません。
寄席とマジックはお店の雰囲気と合わないということもありますが、集客は当然ながら、顧客が笑ったり驚いたりすることは、「楽しいPub」として位置づけを狙うためです。
・FOODメニューに地方の名物
FOODメニューにこだわるのは先日少し書きましたが、メニューにアルコールに合う地域の特産品を追加。日本酒は日本中どこでも作っていて、それに合う料理もあるので、他店との差別化のために期間を限定してでもそれらを応用して提供。むしろ限定した方が付加価値は高めやすいでしょうし、定番ではないメニューであれば負担が長くならないでしょうね。
オヤジさんがやっている街の居酒屋さんやチェーン店の居酒屋さんのようにならないように、調理や盛り付け方でPubの雰囲気にあったものは作れると思うからです。
富山であればホタルイカの料理とか。どこでどうやって仕入れるかは課題ですね。どういう商品があるかということについては、アンテナショップに行けば商品はおいてあります。富山なら有楽町にあります。
ただこれは、客層に合うかの見極めが要りそうです。
上記のブルワリー訪問ですが、全国地ビール醸造者協議会(JBA)が「第4回 JBA全国地ビールめぐり」していました。日経MJ(流通新聞)の10/5付けに記事が出ていたので、サイトを覗いてみたらもう既に3回しているんですね。