やっとの思いで乗った飛行機は約1時間でEdinburghに着きました。機内では少し眠かったことを覚えています。走りましたからね。
鉄道では大体5時間で、イギリスを代表する都市を通り、綺麗な風景を間近で見ることが出来ます。
当初は前日夜に夜行バスで移動しようかと考えていました。理由は安いからです。夜行バスの料金は私が今回探したタイミングでは、前回来た時によくお世話になった
National Express18ポンドと
Megabus11ポンドがありました。(料金や出発・到着・移動時間については、各社のサイトをご覧下さい)これはもう、かなり安いです。ちなみに飛行機は税金も込みで総額65.40ポンドでした。(格安航空は申し込むタイミングで料金が変わります。早く申し込むほど割安です。路線によっては1ポンドもあります)
利用しなかったのは、移動時間と出発の23時まで荷物を持ってLondon市内のPubで過ごしたり、出発場所まで移動すること、翌朝到着などと、いろいろ考えた結果、当日中に飛行機で約1時間で移動できるという楽さを選びました。
さて、到着したEdinburgh空港はそれ程大きくありません。国内線ということもあり、(確か)スムーズに出ることが出来ました。空港に着くとScotlandの国旗が沢山掲げられています。「変わった」ことがよく分かります。私はついに念願だったEdinburghに到着したことで、気持ちも高まりました。
そして預けた荷物を待ちました。どんどん荷物が流れてきますが、私のバックパックがなかなか流れてきません。遅くに荷物を預けたので遅いのかなと思っていたのですが、いつまでも流れてきません。そして延々と同じ荷物が回るだけになって、状況が掴めました。そうです、私のバックパックは紛失してしまいました。Lost Baggageです。
過去にScotlandに私が来た時に、友人がLost Baggageとなりましたが、翌日には届いていたことを経験していたからか、この時はそれ程慌てませんでした。預けたことは確実なので、後から届くだろうという気持ちになりましたが、そうは言っても、やはりいい気はしませんね。かなり。まさか自分がこういうことになるとは。考えてみると、荷物を預けたのがBMIの求める時間までには間に合ったものの、緊急のレーンに乗せましたからね。。。。
とりあえず、Lost Baggageの手続きをするために専用コーナーへ。この場所の前に荷物が溢れていることが妙に気になりました。まさかこれらは、Lost Baggageの荷物か?と思い、BMIのスタッフに軽く聞いたら、それは違うと言われましたが、じゃあ荷物の主はどこだと思ったくらいです。実際はどうなのでしょうね。
とにかく、どうも私以外に最低2人はいるようです。アメリカから来た女性はご家族は荷物があるものの、その方だけ荷物が出てこなかったようです。BMIのスタッフの言うには、アメリカから来て乗り継ぎのヒースロー空港で荷物の受け渡しが出来ていなかったそうです。翌日朝にはこの日に泊まるホテルをチェックアウトされるとか。。。。同情します。
さて、私の手続き。荷物の形や色、特長、名札が付いているか、宿泊先ホテルやホテルの住所など定型に従って書類を作成してもらいました。私のバックパックはこの成田空港でKLM航空の職員にKLM製の紙の名札を付けてもらっていたことが幸いでした。荷物はこの日の夜か明日の朝には届くということなので、明日中くらいの認識でした。Lost Baggageとなった荷物は航空会社が宿まで持ってきてくれます。取りにに来させるという鬼のようなことはしません。
このスタッフの方、言葉の訛りが強くてなかなか聞き取れませんでした。私の英語力にも課題はあるのですがね。
ここで冷静になって考えれば、次の便で来ることが予想できたのでしょうが(事実、2時間後の次の便で運ばれてきました)、Edinburghにいることに喜んでしまい、そのままバスで街中心部へ移動しました。
なお、パスポートや財布、デジカメなど貴重品や宿の予約票などは全て身に付けていたり、手荷物に入れていたので手元にありました。
Edinburgh中心部へは二階建てバスの先頭に乗って移動しました。Lost Baggageの書類と共に・・・・・・。
書類を入れた厚紙の封筒です。
この日はスーパーで歯ブラシと歯磨き粉を、お土産屋さんでタータンチェックの下着をそれぞれ購入しました。H&Mなど衣料を売っている所では買いそびれました。上着は部屋で洗って干しました。