12月8日、奈良マラソンを走った。
フルはアメリカ以外では走れへんと決めてたのに。
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スタート時刻が9時なんで、
会場には、遅くても8時には着かなアカン。
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朝5時に起きて、
サッとシャワーを浴び、
朝ごはんを食べる間もなく、
家を出た。
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地下鉄の緑橋で生駒駅行きに乗り換えるんやけど、
その頃から、ポツリポツリとランナーが増えてくる。
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生駒に着いて、奈良行きの電車に乗りかえるんやけど、
一駅一駅ランナーが乗ってきて、車両がいっぱいになる。
シカゴマラソンを思いだすなあ。
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ランナーでいっぱいになった車両に乗ってる一般の乗客はええ迷惑や。
そんなんで、近鉄奈良駅に予定通り7時に着き、
会場まで、20分ほど歩いた。
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そこへ向かう人でいっぱいやから、ついていくだけで迷うことない。
会場で着替えて、手荷物を預け、
スタートを待った。
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スタート地点でもみんな一緒やし、
ゴールしても待ち合わせしてる。
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そんなんで、スタートのカウントダウンになった。
知事や市長、マラソンのメダリスト有森さんなんかのあいさつが聞こえてくる。
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吉本芸人の奈良出身、笑い飯があいさつで、
奈良出身やのに初めて奈良の仕事させてもうたと、奈良から天理まで走るねんから、彩華(さいか)ラーメンでも食べてくださいと、アホなこと言うて笑かしてくれた。
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パアーン!とスタートの合図があり、一斉に走り出したいところやけど、
例によってぞろぞろ歩き始めた。
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スタート地点まで、
5分ほどで行けたから、なかなかええやん。
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走り出しは軽快やけど、
42キロは中途半端な距離やない。
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それは充分知ってるジャッキー、無理をせず大和路を楽しんだ。
奈良の沿道の人は暖かい。
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今までのマラソンの中で、一番タッチを多くしたやろか。
子供からお年寄りの人まで。
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コースは天理高校、天理大学っちゅう天理の中心へ行き、
そこから山へ入っていくんやけど、
そらあ強烈な坂なんや。
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こんな坂、
なかなか経験でけへん。
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ランナーを励ますために、いろんなアトラクション(思ってたより少なかった)があった。
忌野 清志朗のソックリさんには癒された。
ほんもんの歌を流しながら歌ってるのもどうやろと思うけど。
熱いタッチをした。
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その他学生の吹奏楽や太鼓も凄かった。
リーゼントのロックンローラーもおったなあ。
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奈良は三輪ソーメンで有名やからなあ。
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寒いから、
できたら暖かいソーメン(にゅうめん)が食べたかったけど。
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その後はソーメンパワーで頑張った。
下りが多かったんで、奈良の街中までなんとかたどり着くことができた。
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奈良の中心へ帰ってきてから、
沿道で
「おかえり!」
「お帰りなさい!」っちゅう声援にはこたえた。
涙があふれそうになった。(奈良はなかなかええ、暖かい。)
せやけど、坂の多いコースや。
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以前に城之崎マラソンでこれに近い山のコース走ったことあるけど、
10キロコースやった。
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フルマラソンで、
こんなアップダウンのコースって奈良以外ないんとちゃう?
ええ経験させてもうた。
ボクシングジム仲間と一緒やったから、
なんとかなったかもしれへん。
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こんなん一人で走ってたら、
やばかったかも。
また一つ
勲章が増えた。
でも、みんなで走ったのパワー倍増でした。
また一緒に走ってくださいね。