JACKIE

Beautiful Things in My Life

波のように避けるテクニック get out of punches by waving

2010-11-06 | 日記・エッセイ・コラム

Vs_pacquiao 金曜日、仕事の後ボクシングジムへ行った。

行くまでの地下鉄の中、〔これからしんどい事するなあ。〕

と、ちょっと憂鬱になることがある。

〔このまま立ち呑みに行こかなあ。〕

と思うこともある。

〔あかん!練習終えてから飲みに行くほうが、もっとビールうまいやろ。〕

と自分に言い聞かすこの時間、

ここから生まれ持ったアスリートの戦いが始まる。

ジムに着いてからは、もう成り行きでどんどん身体が動く。

動かさなしゃあない。

縄跳び、シャドーの後、

トレーナーのミット打ちで、

心臓が張り裂けそうになる。

たった6分が、すさまじい時間となる。

終わってから肩で息をしながら、1ラウンド休憩していると、

トレーナーが、

「リングにちょっと上がって。」とジャッキーを呼んだ。

「はい!」と答えて、まだ呼吸も落ち着かないままリングに上がった。

Waving ボクシングは打たれずして打つスポーツ。

その打たれず(ディフェンス)の中にダッキングとウィービングがある。

トレーナー、そのダッキングとウィービングを改めて、丁寧に教えてくれた。

リングの上には、元プロボクサーのトレーナーとジャッキーだけで、めっちゃ嬉しかった。

トレーナーはジャッキーより年齢もだいぶん下やろうけど、

素直に、常に敬語で教えをこうことができる。

自分とは違うハードなボクシングという人生を歩んできた人、その道では頭は上がれへん。

トレーナーは、そのウィービングの重要性とダッキングとの違いを教えてくれた。

やっぱり練習に行って良かった。

こんなん特別に教えてくれた。

家でもウィービングの練習するぞ!

家で、首振って、ウィービングしてても、

家族の皆、変なオヤジやと思わんといてな。