今日は、午後からお休みをもらって、好きなことをさせてもらった。
もちろん、ボクシングジムでの練習だ。
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朝夕と、木陰は、確かに秋を感じるが、昼日中は、めちゃめちゃ暑い。
そんな中、いつものように縄跳びから初め、シャドーを5ラウンドした。
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サンドバッグ練習に移ろうとした時、若い女性の練習生が、私に、
「もし、時間ありましたら、マスしてもらえますか?」と。
「いいですよ。こちらこそ。」と答えた。
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それを聞いていたトレーナーが、
「3ラウンドやってください。無理やったら、2ラウンドで!」
と言った。
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ピピッと、ラウンドを知らせる音がなり、
1ラウンドが始まった。
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彼女は、サウスポーで、右のリードがなかなかいい。
対サウスポーは、なれていないので、むずかしい。
どんどん攻めて来る。
(なかなか、やるやん。)
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真剣によけたつもりが、顔面と、ボディに何発かもらった。
私は、フェミニストなので、軽くしか当てなかった。
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びっくりした。
私のパンチが、当たってしまうと、
その都度、
「オッス」と言う。
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すごい!
何でそこまで、やるん。
何とか、3ラウンド、彼女と対戦し、
マスを終えた。
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凄かったので、ハグしたかったけど、
それは、やばいやろ。
グローブタッチと言葉で、お互いを確認した。
その後、トレーナーと、ミット打ちを2ラウンドし、
もう今日は、終わりにしよ、
と思っていた時、
初心者のちょっとイケメンの若い彼が、私に、
「マスしてもらえませんか?」と。
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「ごめんなさい。もう、帰るとこなんで。」と返事した。
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今思えば、やっておけばよかった。
私にとっても、マスほど、ええ練習は、
なかなか無いから。
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次の琥珀色の誘惑に負けてしまった。