JACKIE

Beautiful Things in My Life

立ち飲みタイムズ 市内東地区編

2008-06-28 | 日記・エッセイ・コラム

最近めっちゃはまっている立ち飲み酒店がある。

マスターのキャラが凄くいいし、客がもう最高。

それだけでは、通わないが、

マスターの手料理と酒(地酒)がおいしい。

いきなり、B1ランクだ。Bにはなかなかめぐり合えないというのに。

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とにかく、客とマスターの会話がおもしろい。吉本新喜劇も負ける。

1シーンを紹介したい。

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マスターが客の一人に

「ポケットに1万円入っとったら、1週間は仕事せえへんからな。

パチンコや酒ばっかり飲んで。仕事せえー。」 と、

言いながら、壁に貼った大きな紙に何か書いてる。

何と、ツケの表だ。「○○と○○はまだ返しょらんな。」 と。

ぶつぶつ言いながら。

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また、ワアワア客どおしでしゃべっている最中に、

一人の客が、「おれ、魔法のレストラン見たいねん。

好っきゃねん。静かにしてえや。魔法のレストランはええ番組や。」

と急に言い出す。店内には、小さなテレビが置いてある。

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野球放送してるときは、野球に決まっているが。

そのテレビで、天気予報が始まった時、

一人の客が、隣の客に腕をつついて、

「天気予報や。」と言ったら、

「そんなん、わかってるは。何やねんな。」と、

真剣に怒っている。

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私はおもしろ過ぎて、ふき出しそうになるのを

こらえながら飲んでいる。

そんな客から、私に「にいやんは、どこから来てんのん?」

と。

これこそ、大阪の立ち飲み。

私は、いつもそういう時間に溶け込みたい。一体となりたい。

私の生きている証やから。

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「すぐ近くです。旭区から。」

「旭区かいな。千林商店街あるとこやな。」