ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

夏は栃木でバイト!!後半戦 その11(最終回)

2013-11-23 22:57:13 | チャレンジ企画
ついに最終回です。


9月2日、午後2時。

暑さで汗だくになりながら、「浅草橋」駅に戻ってきました。
帰りの飛行機の時間がいよいよ近づいてきたので、空港を目指します。

・・・ちなみに、帰りの飛行機も行きと同様、格安航空(エアアジア)を予約しているので、成田空港まで向かわなくてはなりません。今更だけど時間大丈夫かな・・・。(注:後にトラブルが起こります!)

浅草橋から1駅だけ普通列車に乗車。


「錦糸町」駅で快速千葉行きへ乗り換え


あれ・・・ここからでもスカイツリー見えるんか・・・(汗)。

浅草橋で降りた意味が・・・。

千葉まで乗車、成田行きへ乗り換え


思いのほか時間がかかり、飛行機に間に合うか心配になってきました・・・。
飛行機は午後4時半に離陸ですが、現在は3時半。
基本的にチェックイン等の手続きは30分前までだから・・・かなりギリギリか。

この飛行機には何としてでも乗らなければいけない。何といっても1カ月ぶりの故郷帰りですからね。
電車の中でハラハラドキドキします。


と、ここで事件が・・・。

午後4時ごろ、終点の成田へ到着しました。
ここで空港行きへ乗り換えて、わずか1駅先の成田空港へ向かう予定でしたが・・・。

なんと、次の空港行きの快速は20分後・・・。

えぇと、乗車時間が数分と考えて、駅に着いたら搭乗ゲートまで距離あるし、広大な飛行場で場所が分からなくて迷うかもしれん。チケット発券、チェックイン等々も考えると・・・。
間に合わない!!


ど、どうしよう!?あと1駅なのに!!(汗)
最後の最後でハプニング発生です!


・・・とりあえず、電車を待つのは止め、タクシーで向かうことにしました。
改札から早足で出て、広場に止まっていた黒塗りのタクシーに乗り込む。

あぁ、料金が心配だが・・・。電車1駅分だからそれほど掛からないでしょ!?


運転手さんと、ひょんな事から世間話になります。
僕がわざわざ札幌から1カ月バイトで来ていた事をカミングアウトすると「あらあら!それはそれは!」と驚いています(笑)。


運さん「でももう関東の暑さも嫌というほど味わったでしょ!?


そうですね・・・存分に夏満喫しました!


そんな事を話している間にもピコピコ上がっていく料金表示・・・。もうとっくに1000円超えてます・・・。

予想以上の長距離を走り、ようやく空港が見えてきました。
セキュリティがうるさいらしく、入場ゲートで身分証の提示を求められます。
・・・あぁ・・・。初めて運転免許証が役に立った。

謎の動きをする機内食運搬車に運転手さんがイライラしながらも、タクシーは無事にターミナルビルに到着。


料金は・・・2800円!!(ToT)

あぁ・・・電車じゃ1駅なのに、こんなに掛かるとは思わなかった(泣)。やっぱりタクシーはセレブの乗り物ですね・・・。


約1カ月ぶりの成田空港です!

意外と日にちが経つのが早かったので、札幌から降り立ったのが昨日のことのように思えます。


・・・あっという間だったな・・・。


すんなりとエアアジアの出発ゲートを見つけチェックインするも、離陸の予定時間がかなり遅れている様子。
これじゃあタクシー使わなくても間に合ったかもなぁ・・・(後悔)。


エアアジア8527便


日が傾いた空が物悲しさを誘います…。
ついに、暑かった本州での夏休みが終わる。


予定より40分も遅れて離陸。


大きく旋回する飛行機からは、スカイツリーや東京都心の超高層ビル群が夕日の中にそびえているのが見えました。
遠くに見るシャープなスカイツリーは、さながらつまようじのようです。


・・・ですが、そんなビル群も雲の下となり、あっという間に見えなくなりました。



ありがとう鬼怒川温泉。さようなら本州。



見知らぬ地で過ごした夏休みのほんのひと時。

そこには僕の求めていたものが確かにあった。

札幌からはるばる「あの地」へ行かなくては、こんな素晴らしい時間は過ごせなかった。

最初はどうなるか分からなかったが、何事にもチャレンジしてみるものだ。

それは、僕のかけがえのない夏の思い出となった。



この夏の1カ月は、けっして忘れない。




旅は一期一会。
・・・いちごいちえ。・・・イチゴ・・・。そういえば「とちおとめソフト」が美味しかったです(笑)。


さまざまな想いを乗せ、飛行機は北海道上空へ。
雲を抜けて千歳市の街並みが見えたころには、日もすっかり沈んでいました。

晴れ渡った澄んだ夜空のもと、どこまでもキラキラ輝く街並みが僕を迎えてくれます。


やっぱり北海道はいい。規則正しく住宅が並び、視界を遮る超高層ビルがどこにもない。


夜7時、北海道に帰還―。

空港のロビーに書かれていた「大谷地」「福住」などの見なれた地名を見てホッとします。
ついに帰ってきました。

僕が留守にしている間、北海道の夏は終わりを迎えており・・・。
外へ出て見るとあまりにも涼しく、肌寒さまで感じるほど。


友人や家族に「北海道帰還」の報告メールをしながら、空港送迎バスでわが故郷・札幌市内へ向かいます。
見なれた街並みに感動しつつ乗車し、自宅近くのバス停で下車。


久々に見る我が家・・・。
なぜか新しく家の前に自販機が置かれている・・・(汗)。


玄関を開けると、そこには変わらない家族の顔。笑顔で僕を迎え入れてくれました。
やけに壁の白さと部屋の狭さを感じ、戸惑いながらも居間へ向かうと良い香りが・・・。

何と母さん、残業で仕事帰りが遅くなったにもかかわらず、僕のためにハンバーグを作っていてくれたのである!!


いただきます!


ぱくっ。


美味しいぃぃぃ!!

これが「おふくろの味」か!!



ホテルの食事もおいしかったですが、なんだか深みが無いというか、純粋に感動できない味だったんですよね・・・(←贅沢言ってすみません・・・)。
やっぱり親の料理が一番だと改めて思った次第です。大事に味わいましたよ。



就寝時。
久々に自分のベッドに潜り込むと、やはり安心します。

普段であれば、「あぁ~、今回の旅も終わっちゃったなぁ~」と悲しくなる時間ですが、今回はそんな事はありません。
まだ家族に話していない出来事がたくさんある。友人にも早くこの感動を報告したいし、外出して久々の札幌も味わいたい。家族が撮りためてくれた1カ月分のTV番組もはやく見たい。
まず、今回の感動を忘れないうちに記録しないと。


夏休みはまだ残り数日ある。その中でやるべき事はたくさんあった。


明日からまた札幌での平凡な日常が始まる。しかし、今回はそれがとても楽しみだった。



「夏は栃木でバイト!!」シリーズ、
完 結。






(管理人より、おわりに一言。)

ということで、足掛け2ヶ月半、全29回の大長編となった「栃木でバイト」シリーズ、ようやく完結です!!
なんだかんだ言って、予定より5~6回オーバーしてしまいましたが(笑)、いやぁ、まとめるのが大変だった!!
こうしてラストまで書くことが出来たのも、「面白い!」とコメントしてくれた方のおかげです!
コメントをくれたtadaさん、JKHさん、本当にありがとうございました!(もし反響が無ければ面倒くさくなって途中で止めてました。)
後半の方は「楽しく読んでくれている人がいる!」と実感し、楽しく更新することが出来ました。
「今回はどんなコメントが来るかな~♪」と楽しみにした事もしばしば。

何やら最後までネタ満載、様々な出来事が起こりまくりですが、99%事実です(時系列など多少は変えてありますが)。

もしここまで読んでくれた人がいるならば、よろしければコメント欄に一言お願いしたいです。
「文章がクドイ!」「文字がカラフルすぎて読みづらい!!
「最後まで全然面白くなかった。」等の文句でもけっこうです(笑)参考にします。

ちょこっと書いて、4桁の数字を半角数字で入れるだけなので、簡単ですよね!?よろしければ是非!!


ということで、ありがとうございました。

コメント (12)
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夏は栃木でバイト!!後半戦 その10

2013-11-22 13:18:36 | チャレンジ企画
ラストはプチ東京観光 編!

9月2日(いよいよ札幌に帰る日です!)


・・・結局寝られませんでした(笑)。
無理やり横になってゴロゴロしていましたが、30分寝たか寝てないかの状況でそのまま夜が明けてしまった次第です。
・・・やっぱりマンガ喫茶のノーマル個室は寝る場所ではないですね・・・。

朝6時頃にそのまま起床し、無料コーヒー飲みながら個室内のテレビを見ます。


1か月間まともに見ていなかったテレビ・・・。いつの間にか宮崎駿氏が引退表明している・・・(汗)


本日は夕方に予約してある飛行機でいよいよ札幌に帰る日ですが、それまで時間があるのでプチ東京観光をしようという計画です。
時間がないので、ここでサッサと朝の首都圏へ繰り出したい所ですが、本日は週初めの月曜日。
ちょうど今の時間は恐怖の朝ラッシュに直撃してしまうだろう。


関東外の人間にとって、首都圏の朝ラッシュほど恐ろしいものはない・・・。


僕は経験したことは無いですが、関東在住の友人および鬼怒川バイトメンバーの経験談を聞く限り、一生経験したくないです。
ということで、朝のラッシュが落ち着くであろう朝9時頃まで個室内で待機しました(笑)。


おはようございます・・・。

せっかくなので東京都庁の姿でも撮っておこうと思い、まずは超高層ビル街へ。
もっと都庁に近づいても良かったのですが、時間もないしあまりの暑さで面倒くさくなったので、この写真でご勘弁を。

ビル群をもう一度見上げ、満足してから新宿駅に戻ろうとすると、横を1台のバスが通り過ぎていきました。
側面に書いてある文字を何気なく見ると・・・
「ジャムジャムライナー」!!

はははwww
コレか!Uくんが乗ってったのは!
・・・ホントに三重県に行くんだろうな!?


「モード学園コクーンタワー」(真ん中の変なビル)

モード学園のビルは個性的な建物が多いですが、こちらは「コクーン」ということで「繭」がモチーフと思われます。
・・・それにしても、去年の名古屋旅行では「スパイラルタワー」も見ているし、まさか2年連続、しかも同じ時期に「モード学園2大珍タワー」を見るとは思わなかった。(←決して狙ってません)




午前10時。

・・・とりあえず秋葉原までやってきた。

なんて簡単に書いてみましたが、やはり首都圏の鉄道網、手ごわかったです(汗)。
新宿駅の切符売り場に到着したとたん、乗り場案内のあまりの路線の多さに即ギブアップ、窓口に行って駅員さんにすべて手配してもらいました(笑)。


さて、秋葉原に来ましたが、僕はアニメ、ゲーム等の2次元系、またメイド喫茶などの萌え系には全く興味がありません。
僕のお目当てはAKB48グループ関連車プラモ&ミニカー系です。
駅のロッカーに邪魔なカバンを預けていざ!散策!


ということで、AKB劇場のある「ドンキホーテ」へ。



ファンにとっての「聖地」へ向かいます。(僕はSKEオタクですが。)


すべてはここから始まった・・・。ワクワクする入口ですね♪

劇場があるのは8階ですが、そこに向かうまでのエスカレーター脇には、今までのAKBシングルのジャケット写真がデカデカと貼られていて、分かる人には楽しい。
1~7階までのドンキホーテもAKB三昧で、家電コーナーのテレビからPVが流れていたりします(笑)。


・・・残念ながら、劇場は開場前で、電気も消されていて8階までは上がれませんでした。
まぁ、聖地の雰囲気が味わえただけでも良いか。
すぐ下のフロアのショップは開いていたので、ぶらっと見てから外に出ました。

それにしても、去年は名古屋のSKE劇場を見学して、今年はAKB劇場。これも2年連続ですね(笑)
・・・来年はNMB劇場(大阪・難波)かな!?


AKBカフェ&ショップ

こちらも、秋葉原に来たら訪れようと思ってました♪開店直後にもかかわらず、グッズを買い求めるオタクさん達で行列が出来ていましたよ。

僕はSKE48グッズを求めて来たんですが・・・やっぱり姉妹グループのは少ないですね。こちらもぶらっと見てから外に出ました。


念願の秋葉原観光♪


散策中、歩道に立っているメイドさんに何度か呼び込みをされましたが・・・(笑)
ゴメンなさいね・・・。僕AKBグループ以外には興味無いんですよ・・・。

2時間ほど繁華街をブラブラし、楽しそうな店を見つけては入店、というのを繰り返しました(笑)。

でも、やっぱりアニメ系ショップが多く、車のホビー系ショップは少なめだったのが残念。まぁ、最後の方で巨大な店を発見し、満足できましたが(*^_^*)
ちなみに、僕の大好きなまんだらけやホビーオフも見つけ、「こりゃアキバだから期待できるな~♪」と意気揚々と入ってみたんですが、意外にも普通でちょっとガッカリ。札幌の方が充実してました(笑)。

あと、秋葉原ではもう1か所、「ガチャポン王国」(ズラッとガチャポンが並んでいるステキすぎる場所)にも行きたかったのですが、場所がよく分からず、見つかりませんでした・・・(泣)。
また今度来るか~!



午後1時。

そろそろ、飛行機の時間もあるので空港まで移動することにします。
・・・なにしろ成田空港まで行かなくてはならないので・・・。

渋谷スクランブル交差点とかハチ公前とか、東京駅とかにも行きたかったのですが、また次に取っておきます。

しかし、せっかく東京に来たので・・・
最後にどうしても見ておきたい物がありました。

スカイツリーです。

昨日の東京突入時に見たときは、水滴まみれのバスの窓から遠く眺めただけだったので、もっとちゃんと見ておきたかったんです。
ホントは浅草まで行って、周辺を観光した後に真下から見上げるのが理想だったんですが、あいにくそこまで行く時間がありません。

スカイツリーは浅草にあるんだから、『浅草』って名前が付いてる駅の近くでしょ?」という田舎者の考えにより、秋葉原の次にある「浅草橋」駅で下車(笑)。

駅を出てみるも、スカイツリーのお姿は見えず。

それにしても、あれだけ巨大な634メートルのタワーなのに、高層ビルに阻まれて本日は一度も見えていません。
さすが東京・・・凄すぎる。札幌のJRタワーなんてどこの区に居ても見えるのに(笑)。

道行くおばちゃんに「この辺でスカイツリーがよく見える場所ってありますか?」と観光客丸出しの質問をしてみるも、この辺の者じゃないのでよく分からないとのこと。困った。

3年前の修学旅行時に見た光景を思い出し、「隅田川の近く、付近に国技館があったはず!」という大雑把な記憶のもと、隅田川を目指してみます。


10分ほど歩き、広大な隅田川に架かる橋に辿り着きました。一気に景色が開けます。



!!!


見えた!!ありがたや~!!

東武ワールドスクウェア」のミニチュアを見たのは記憶に新しいですが、実物は断然デカいです!!(当たり前だが。)

実は、今回の1カ月の中で「スカイツリーを見る!」というのは1つの目標でした。


少し距離も遠く、「真下から見上げる」という夢は叶わなかったですが・・・。
澄み渡った青空をバックに、どの建物よりも高くそびえるその姿は、1カ月を締めくくるのにふさわしい光景のように思えました。


・・・帰ろう。


次 回 、つ い に 最 終 回。
さまざまな想いを乗せ、札幌に帰ります。
1カ月ぶりの故郷に何を見る?

そして・・・最後の最後に散財します。


続く。
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夏は栃木でバイト!!後半戦 その9

2013-11-22 13:14:54 | チャレンジ企画
東京最終決戦!! ~歌舞伎町突入~

食事後、3人で夜の新宿を回り、それぞれの用事を済ませることにしました。
まずはTさんのバス乗り場の確認。新宿駅バスターミナルをみんなでうろうろし、無事に乗り場を発見。
続いてUくんのバス乗車券の手配へ。超高層ビル街へ向かいます。

やはり東京はビルの高さが違う。曇り空の中で怪しげに光る東京都庁の姿にシビれます。
気が付くと、隣でTさんもビル群を見上げていました。

Uくん「そんなに見上げてると『おのぼりさん』みたいじゃないですか!

Tさん「実際おのぼりさんやけどなwww

やっぱり、東京はカッコイイ!!


ということで、Uくんの乗車券も無事にゲット。
「ジャムジャムライナー」というわけ分からん名前のバスで帰るそうだ(笑)。


2人ともまだバスまで時間があるので、僕の宿探しも手伝ってくれることに。
この辺はオフィス街やから、バリ宿あるで~!」とTさん。
(注:「バリ」→「めっちゃ」の意。北海道で言うところの「なまら」ですねw)

なんでもTさん、去年にこのあたりのカプセルホテルを利用した事があり、そこまで僕を案内してくれるらしい。助かります!

高層ビル群とは真逆の方向に歩き、ネオン街へ。
案内されるまま付いていくと・・・何やら見たことのあるアーケードが。

・・・歌舞伎町じゃないか!!

そうだ・・・新宿はオフィス街のイメージがあったけど、歌舞伎町を忘れてたな・・・。

このあたりのホテルに泊まっててん!早朝に旅行カバンガラガラ歩いてたらヤクザに怒鳴られて歯ガッタガタ震えながら逃げたんや・・・
とか言いながらTさん、スタスタと歌舞伎町アーケード街へ歩いていきます!


ちょっと待って!ここ歩くの!?

夜10時の歌舞伎町ド真ん中です。幸い、日曜日の夜なのでおとなしめですが、僕にとっては「龍が如く」のイメージしか無い歌舞伎町ですよ!怖すぎ!!

ギラギラしたアーケード街を3人で突破します。怖そうなホストの方々が・・・。目を合わさないようにしないと・・・。
最悪の場合、体格の良いTさんに助けてもらおう!とか、そんなことを考えながら歩きました(笑)。
ほとんど下向いて歩いてたので、写真を撮る余裕なんてありませんでした。


生きた心地のしない数分間に耐え、アーケード街のすぐ隣にあるカプセルホテルに辿り着きました。

・・・う~ん、思ったより高額だ・・・。

僕のわがままでこのホテルは却下、再び3人でホテル探し。


すぐ近くにまんが喫茶を見つけ、深夜料金がかなり安かったので(2000円)、結局ココに決定することに。
・・・ビジネスホテル考えてたんだけど、まぁいいや。


Tさん、Uくんも一緒に入店し、自分の事でも無いのに料金について聞いてくれています!
2人とも良い人すぎる!!(/ロ`)

手続きを済ませ、なんとか今夜の僕の宿も決定!!2人のおかげです!(1人だったら迷ってました)



ということで、ここで2人ともお別れです。

また飲みに行こうな~!」と手を振るTさん。
楽しかったです!また会いましょう!」とイケメン笑顔のUくん。


もっと一緒に居たかった。
彼らが地元の人だったら一生の友人になっていたかもしれない。そんな人たちだった。

最後の東京での夜を、2人と過ごせてよかった。


絶対、また会いたい。そう思った。


気をつけて帰ってくださいね!(2人とも無事に歌舞伎町から戻れるかな・・・)



ついに1人になってしまいました。

狭い個室で1人、なんとも寂しいです。
しかし同時に、「東京のど真ん中に居る」というワクワク感もこみ上げてきました。
栃木でのバイトも完全に終わったのだ。明日は少しですが東京観光できるし、夜には札幌に帰り、家族と再会できます!

明日がやけに楽しみになってきました。


明日に備えて眠ろうとしますが・・・
こんなに狭くて照明で明るい個室内では眠れるわけがありません(笑)
PCの置いてある机の下に無理矢理頭を押し込み、斜めに仰向けになって、何とか脚を伸ばして横にはなれましたが・・・。

隣との壁も薄く、落ち着けません。

服のままだし、汗かいたのに風呂にも入ってないし・・・。
こんなんじゃ、栃木のボロ部屋の方がマシです(笑)。


明日の事や、先ほどの歌舞伎町の件もあって目もさえてしまったので、寝るのはあきらめました。
PCを使いたいところですが、深夜料金なので使えません。
幸い(というより当然ですが)、本は読み放題なので選びに行くことに。


ちなみに、本を選ぶために個室の外に出たときにも、恐怖を感じました。
札幌では見たことも無いようなヴィジュアル系ファッションの、明らかに危ない雰囲気のカップル。
靴の代わりにガムテープをグルグル巻きにして、チャップリンの靴みたいな異様な足元になっているホームレス風のおじさん。


やっぱり・・・東京は怖すぎる・・・。あまり個室の外に出ないようにしよう・・・。


ということで、雑誌を2冊ほど選んで戻りました。
1冊目は1年前の芸能雑誌でしたが、表紙が大好きなSKE48だったので持ってきました。
時間は余るほどあるので、じっくり特集のインタビュー記事でも読もう♪と思ったのですが・・・。

肝心の特集ページだけ、キレイに抜き取られていました・・・。

おそらく、非常識なオタクの仕業でしょう。
バカヤローー!!!


気を取り直して2冊目。これも僕の大好きな「オカルト&裏社会」の雑誌です。(コンビニでよく売っているようなヤツです)
じっくり読むか~!と開いてみると・・・。

いきなり巻頭グラビアのページが、「これが歌舞伎町のリアルだ!!!」といった特集。
記者がスクープした壮絶な光景が、巨大な写真で載っています。


大勢の危ない集団にリンチされるサラリーマン。
血まみれのTシャツを着て警察に補導される、スキンヘッドの大柄なおっさん。
道のど真ん中で、泥酔してパンツ丸見えで倒れこむ若いギャル。


((((゜ロ゜;;))))


もう、寝ます!!!


僕が今、どんな場所に居るのかを思い知りました。


最後に、残金を確認しようと財布を覗いてみたところ、違和感が。
5000円札が、無い・・・。

さっき新宿駅で確認したときは、確かに樋口さんの顔があったのに(汗)。
盗られた?まさかな・・・。



思い当たることが1つあった。



先ほどのマ●ドナルドである。
僕は2000円を出したつもりだったが、あのとき重ねて出したお札1枚、もしかして5000円札ではなかったか。


・・・多分そうだ。


僕はなんてことを!!(/ロ`)!!!


今日はツイてない。やっぱり東京は恐ろしい場所だ・・・(←自分のミスなのに)

カバンの中に、ビニールに入ったカタマリを発見。
そうだ・・・最後に台湾青年Sさんがくれたペットボトルのお茶だ・・・。全然飲んでなかった。

5000円札紛失に半分泣きながら、ちびちびと飲みました。



次回!
ホントの最終日!!
札幌に帰る前にちょこっと東京観光。
オタクの天国へ行きます。


※あまり面白くないので、あくまで「オマケ」的な感じでお読みください(笑)
続く。
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夏は栃木でバイト!!後半戦 その8

2013-11-19 10:23:46 | チャレンジ企画
東京最終決戦! ~夜の新宿~


9月1日、午後7時半。
僕と三重県民Uくんは、すっかり日も暮れた新宿駅前にいよいよ降り立ちました。

夜なのに、やはり東京は暑い。ジメッとした空気が不快です。

東京は、小学生の時に親に連れてきてもらいましたが、その時はお台場と上野動物園にちょこっと行っただけで、満足に観光していません。(その時のメインは横浜とディズニーランドだったため。)
高校の修学旅行の時も、バスで通過しただけだったので、まともに観光できず。
つまり、こうやって中心部の高層ビル街を歩くのはほとんど初めてで、ワクワク感が止まりません。

駅前通りはビルのネオンで眩しく輝き、帰宅ラッシュですごい人の数。札幌の数倍は混んでいます。
交差点の巨大画面から大音量で流れる「にんじゃりばんばん」と「恋するフォーチュンクッキー」。

1ヶ月間滞在した山奥の温泉街とは真逆の光景に、クラクラしてきました・・・。


Uくんは「栃木滞在中は数回東京に遊びに来ていた」らしく、平然としています。
すっかり東京慣れしたUくんに付いていき、新宿駅改札に辿り着きました。

関西人Tさんからの連絡はまだありません。まだ着いていないのかな?と思い電話してみましたが、出ません。

すると数分した後に、あちらからメールが。

すまん!落雷で電車止まってて、たった今動き出したから、あと1時間はかかりそうやわ(汗)

・・・なんとTさん、まだ栃木県から脱出していないらしい!
それにしても落雷って!まったく、今日はいろんな事が起こりすぎだ・・・。


ということで、Tさんが来るまで駅前の店で時間をつぶすことに。
Uくんも「まだ帰りの深夜バスまで時間あるので一緒に行きますよ~!」と付き合ってくれます。


駅前にマ●ドナルドを見つけ、適当に飲み物を頼みます。
う~む、Uくんの超巨大な旅行カバン(←海外旅行サイズ)は都会ではジャマだな・・・。


1時間ほど、Uくんとくだらない話をして盛り上がりました。
ホテルのフロント従業員に美人の女の子がいたんですが、その子はどうだったか、とか(笑)、自動車免許取得してその後はどうなったか、とか。
・・・そういえば、僕は免許取ってすぐに栃木に来たので、まだ一回も運転していません(汗)。Uくんも僕と全く同じ状況らしい。
「ヤバいぞ~!このままだとペーパードライバーまっしぐらだ・・・」なんて2人で恐怖してました(笑)。


ところでUくん、ここにきてヨーロッパの大学に通う超エリートだということが判明!!ひえ~!!
数か月前から帰国していて、運転免許を取った後にすぐこのバイトに応募したらしい。
栃木を選んだのは、休日に東京に来て友人と遊ぶのが目的だったかららしい。

三重県に戻って少ししてから、再び帰国してしまうそうだ。


・・・それにしても、今回のバイトは台湾といい富士登山といい、ヨーロッパといいスケールがデカイな(汗)。



そんな事を話しているうちに時間は過ぎ、午後8時半。再び新宿駅に向かうことにします。
店の中にいる間に雨もすっかり上がっていました。

2人で人込みをかき分け、再び新宿駅改札に辿り着きましたが、依然Tさんからの連絡は無し。
着きましたか?』とメールしてみると、すぐに返信が。

あと2駅や!でもスマホの充電が2%しか残っておらん・・・。


うそ~ん!だからスマホは嫌いだ!(→注:僕は未だにガラケーである。)


とりあえず、Tさんに返信。
わかりました。とりあえず新宿駅西口改札で待ってます!

・・・あぁ、札幌市民の僕が「新宿駅西口」なんて、こんな壮大な待ち合わせメールを送ることになるとは思わなかった。



その後、Tさんからの連絡はプッツリ途切れてしまいました・・・。
まったく、この1ヶ月間で最もケータイが必要な状況なのに・・・。

しかし、Tさんはもうすぐ新宿に着く頃だろう。
改札に降りてくる人の中からTさんを探しますが・・・。

そう簡単に見つかるわけありませんよね(笑)。

やはりとんでもない数の乗降客がいる新宿駅なので、ホームからは人が滝のように降りてきます!
Uくんと目を凝らしながら「あれか?いや、全然違った!」の繰り返し(笑)。



2人で改札の端に立ちつくし、途方に暮れてしまいました。
このまま中途半端のまま終わってしまうのか・・・。



すると突然、Tさんから電話が!
新宿着いたで!何とかコンセント見つけて充電してるわ!

西口の近くですか?

う~ん・・・近くに『オダキュウ』とか書いてあるけどな・・・。

Uくんと2人で相談し、『オダキュウ』の改札までこちらから向かうことにしました。
若干迷いながらもUくんに付いていくと・・・
改札の隅で不安そうにしゃがみこむ、プロレスラー並に体格の良いお兄さんの姿が。

Tさぁ~ん!!良かったぁぁぁ!!


駅の中にコンセントあって良かったわ・・・まぁホントは使っちゃダメやと思うけどな(笑)

会えて良かったです~!電車止まってたんですか?

そやねん・・・新栃木で止まって、乗り換えしてグルッと回って来たわ・・・

それは大変でしたね・・・やっぱり夕食おごってあげなくては。



「好きなお店でいいですよ~!」と提案しますが・・・。
結局、先ほどのマ●ドナルドに決定(笑)。ホントに良いのかな?
僕とUくんは2度目の入店です。



いや~マクドなんて久々やわ~!

やっぱり関西人はマクドって言うんだwww

Uくんに聞くと、三重県は「時と場合による」らしい。どういう時と場合か分からんけど(笑)。
・・・ちなみに北海道は「マック」派ですが、僕は略さず「マ●ドナルド」って呼んでます。



僕の帰りの飛行機は明日ですが、2人はそれぞれ数時間後の深夜バスで故郷に帰ってしまうらしい。
目的地に着くまで6~7時間かかるというので、バスの中で夜を明かすのか・・・。

行きも経験したけど、深夜バスの夜は苦痛やで~!

・・・うん。それは「水曜どうでしょう」のおかげでよく知ってます(笑)。


食事代は、どうせなのでUくんの分もおごってあげました。
・・・まぁ色々と待ち時間とか付き合ってくれたので、これは感謝の気持ちです。別々に料金払うのも面倒だったし。


次回!宿は見つかるのか!?歌舞伎町に突入!
続く。
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夏は栃木でバイト!!後半戦 その7

2013-11-15 17:37:41 | チャレンジ企画
昼ごろ、駅前の図書館で本を読んでいたら、台湾青年Sさんから「みんなで昼ごはん行こう!」という電話が。
ホテルに戻り、ロビーにいたSさんと三重県民Uくんと合流し、関西人Tさんとも待ち合わせして、一緒に某・定食屋へ。

駅前で見つけ、値段が安かったからこの店にしたのですが・・・大して美味しくなかったです(笑)。
幸い、僕の頼んだチャーハンは普通の味だったのですが、おまけで付いてきたスープが・・・。
Uくんいわく「色のついたお湯」でした(笑)。
もう一つ出された漬物も味薄すぎだし、SさんとTさんの頼んだラーメンも「微妙・・・」らしかったです。

・・・まぁ、楽しかったからいいけど。



まだ出発の時間まで2時間ほどあります。
ということで、ホテル別館にあるカラオケに行くことに。
お客さんが使っていない時はみんなで自由に使っていい、と面接のときに言われてたんですよね~。

・・・ちなみに別館というのは、繁忙期に従業員たちを苦しめたあのカビ臭い別館です。
お盆シーズンが終わってから再び閉まっているので、あれから足を踏み入れていません。


フロントで別館のカギをもらい、みんなで静寂の館内に入ってみると・・・。
うえ!カビ臭い!!
勤務初期の出来事がよみがえってきました(笑)。

ここってテレビのチャンネル置いてねぇんだな!
ホルマリン君、ベッド作ってくれる?
いくつもの名言が、この別館で生まれました(笑)。



真っ暗の館内を歩きカラオケ室に到着、配線をつないでのど自慢大会、開幕!!

僕は大好きな「ハネウマライダー」を熱唱、関西人Tさんもアゲアゲソングを歌いまくっています!
Sさんは台湾人にもかかわらず、モンゴル800を完璧に歌っている(笑)。Uくんはサザン桑田とか入れしてます。


時間が迫る中、ホントに楽しいひとときでしたが・・・。
Sさんがいきなり、SEAMO「マタアイマショウ」を入れ始めた・・・。


ちょっと!わざと狙ってそういう歌入れないでくださいよ!
悲しくなっちゃうよ!


それに悪乗りして、三重県のUくんもZONE「Seacret Base~君がくれたもの~」を歌いだした!


♪君と夏の終わり 将来の夢 大きな希望忘れない
 10年後の8月 また出会えるの信じて・・・♪



ダメだ!ちょっと~!
歌詞とリンクしまくってるよ~!(/ロ`)




しんみりモードのままカラオケ終了、そろそろ時間だ、ということでそれぞれ荷物を取りに部屋に戻ります。


あぁ、このボロ部屋とも最後のお別れ。・・・忘れ物無いよな?

最後に部屋をもう一度見まわします。
ありがとうございました!」思わず一言言って、部屋のドアを閉めました。



ロビーに戻り、巨大な旅行カバン持ったTさん、Uくんと共にバスが来るまで待ちます。
台湾青年Sさんも見送りのために待機、もう一人の台湾出身Shさんも清掃勤務が終わり駆けつけてくれて、みんなで最後のひとときです。

Uくん「噂によると、今日バス予約してるの僕らだけみたいですよ・・・
僕「バス3人だけだったら面白いですね!
Tさん「ハハハ。それやったらもうV.I.Pやな!

これから東京へ行くことを考えたら、なにやら緊張してきました。

さっきからロビーの巨大な窓から外を眺めているんですが、ここにきて大雨です。雷までゴロゴロ鳴っていますよ。
最後くらい晴れてほしかったが・・・。

・・・にしても、ずいぶんとバス遅いな。この雨のせいか?



フロントの人と会話しに行ったU君の顔が、やけに深刻な顔になっているのに気付きました。
何かあったのかな?と思っていると、こっちに戻ってきました。

ヤバいです・・・。バス乗れないかもしれません・・・。


は?


思わぬ事に、バスの座席、Uくんのぶんしか取れておらず、僕とTさんの席が無いというのだ!
なんでも、バスは別のホテルのお客さんも乗せながら東京・新宿に向かうらしいので既に満員、新たに2人乗るのは不可能だという!

満員って・・・どんだけバス小さいんだよ!マイクロバスか?


でも・・・飛び入りで申請した僕は予約取れてないのは分かるけど、事前に派遣会社が予約入れてくれたというTさんが乗れないのはなぜ?
Tさんが急いで契約書を確認しています。


あかん・・・俺のバス明日やったわ・・・(汗)

・・・何と、どうやらTさんはバスの出発日が明日だったらしい(笑)。勝手に勘違いしてたのね・・・。

でも、もう帰りの深夜バス予約してもうた!今日中に東京行かな!


最悪の場合、僕とTさんは電車で東京へ向かわなくてはならないということですね・・・。
バスに乗る気満々だったので、かなり面倒くさいです。

それにしても派遣会社の人、僕だけバス予約してくれてなかったのか・・・。
まぁ僕は派遣決定が遅かったので仕方ないか。



大雨の中、駐車場にやっとバスが到着。


・・・ワゴン車じゃねぇか!!

先週の派遣メンバーは大型バスに乗って帰ったので、てっきり今日もそういうのだと思っていたんですが。
ここにきて僕は再び、繁忙期と閑散期の宿泊客の差を実感するのでした。


もうすっかりバスに乗るのは諦めていたんですが、フロントのおばさんが運転手を説得してくれています。

しばらく経ったあと、ようやくこちらに戻ってきました。
なんとか1人乗れるらしいから!ホルマリン君、おいで!

えぇぇ!僕っすか!?

なんでも1人ぶんのスペースがギリギリ空いているらしいので、体格も荷物も小柄な僕が選ばれたらしい(笑)。
でも待って!Tさんは!?

ええねん!どうせ俺のせいやし・・・電車で行くわ!


あ・・・ちょっと・・・なんとかTさんも・・・。
フロントのおばさんに急かされ、冷静に判断する暇も無く、Uくんと2人で車内に押し込まれました(笑)。あ~あ・・・。



車内から外を覗くと、台湾青年SさんとShさんが笑顔で手を振ってくれています。
Shさんの笑顔、素敵です。
そしてTさんにもお別れしようとしますが・・・
スマホで電車の時刻表調べているらしく、それどころじゃなさそう・・・(汗)。


何やら最後はドタバタで、まともにお別れも言えなかったですが・・・。
バス(ワゴン車だけど)が動き始めました。


車が駐車場を出ても、台湾の2人は手を振り続けてくれていました。


最後に、車内からお世話になったホテルを眺めます。
相変わらず、ボロくて巨大なお姿が雨の中にそびえていました。




もうここに訪れる事も無いだろう。この温泉街にも、このホテルにも。


1か月前、不安な気持ちと共にこの温泉街に降り立ったときは、まさかこんなに素敵な日々が待ち受けていようとは思わなかった。
ほんの少しの間ではあったが、人生の一瞬をこの温泉街で過ごす事が出来て本当に良かった。



こうして、色々な出来事があった密度の濃すぎる夏休みは、ようやく終わりを迎えるのであっ・・・



待て待て!まだ終わらないよ!!!


豪雨の中、車内から鬼怒川の景色をボンヤリ眺めていたら、急に関西人Tさんに申し訳なく思えてきた。
僕もTさんも予約が取れていなかったという事実は同じ。たとえTさんがバスに乗れなかったのが自分の勘違いのせいだったとしても、僕1人がこうしてバスに乗っているのがなんだか非常~に申し訳ない。

代わりに何か夕食でもおごってあげたい。
Tさんにはロクにお別れの挨拶も出来なかった。最後の最後であのまま終わるのはさすがに嫌だ。

このバスは東京・新宿に向かっている。Tさんが電車で目指すのも、確か深夜バス乗り場がある新宿である。

狭い車内でグルグルといろんな事を考えました。



そして。バスの休憩時間中に、Tさんに電話をかけました。

あの~。東京でもう一度会いませんか?
ええけど・・・。じゃあ着いたらまた連絡入れるわ!

栃木で分かれた人と再び東京で会う・・・何やらスケールがデカくなってきました(汗)。



車は渋滞に巻き込まれながらも茨城~埼玉と確実に進んでいきます。
もうとんでもない雷雨で、東京方面の空は数秒おきにビカビカ光っています。


出発してから数時間。すっかり日も沈んだ埼玉の街の向こうに、怪しく光るタワーが見えてきました。




スカイツリーだ・・・。



建設中の姿は見たことがあっても、完成した後の634メートルのスカイツリーは見るのは初めてでした。
展望台部分を数秒ごとに回る光のラインが、何やら近未来都市を連想させてカッコイイ。
光のラインが見えるたびに、「ピコーン・・・ピコーン・・・」という未来都市にありがちな効果音が頭の中で再生されます。


遠くに見る東京都心部は、なにやら恐怖であった。
これから僕はあの中へ放り込まれるのだ。
あの中でTさんと待ち合わせ・・・北国の田舎者にとって、それはあまりにもハードルが高すぎるような気がしてきた。


不安な気持ちでいっぱいの僕を乗せたまま、バスは豪雨の中、夜の東京都心へ突入してゆくのであった。


1カ月を締めくくる最後の決戦地は・・・東京だ。



次回・・・東京最終決戦。
果たしてTさんには再開できるのか!?
落雷で電車停止、夜の歌舞伎町、帰宅ラッシュの新宿駅、そしてプチ事件発生!!


「やっぱり・・・東京は・・・
なまらおっかなかったわぁ~!!

続く。
コメント (2)
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