ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

櫻坂46ライブ遠征in千葉

2023-12-31 02:51:36 | 旅行(道外)2020~
2023年11月25日

櫻坂46ファンの彼女さんにチケットを当てて頂き、千葉県・ZOZOマリンスタジアムで開催される「櫻坂46 3rdアニバーサリーライブ」へ行けることになりました。
彼女さんの推しメンである1期生の土生瑞穂さん(はぶちゃん)の卒業セレモニーも同時開催。特別なライブになること必至ですね。

午前10時 ジェットスターGK102便 成田行きへ搭乗。


成田空港に到着後、午後1時45分の臨時バスに乗り会場最寄りの海浜幕張駅へ。

空港から30分ほどで到着しました。
東京都心へ向かう時はやや不便な成田発着のLCC(格安航空)ですが、今回は最適な移動手段でしたね。

ちなみにこちらの駅、大規模イベントでお馴染み幕張メッセの最寄でもあります。
私は初めてですが、彼女さんはかつて欅坂46(※櫻坂46の前身)の握手会で一度来たことがあるらしい(羨ましい……)。
また新卒時代に仕事で訪れるなど、何かと縁がある場所のよう。


海浜幕張駅構内は櫻坂46のライブ写真や横断幕が飾られファン歓迎ムード
ライブは午後5時半開演ですが、すでに会場へ向かう方々でごった返しております。

まずは時間があるので少し寄り道。
すぐ近くに欅坂46「二人セゾン」のMVロケ地があるのです。いわゆる聖地巡礼ですね。


ライブ会場とは逆方向へ少し歩き「エム・ベイポイント幕張ビル」へ。
ちなみにこちらのオフィス内は櫻坂46「start over!」のMVロケ地でもあります。
周囲のビル群を頼りに、MVの画像と方角を照らし合わせながらウロウロ……。なかなか楽しい時間です(*^_^*)。


見つけました!

サビ前でメンバーが踊っている階段


サビのダンス部分に登場する広場

後ろのアイビーエム幕張事業所が目印。
大好きな曲の聖地を大切な人と見ることが出来て嬉しいですね!(記念写真撮りました)
案の定、同じように時間つぶしで訪問しているファンがチラホラいました。


午後3時半。

駅から10分ほど歩き、会場のZOZOマリンスタジアムに到着!!




開場直後という事もあり、入場前のファンでかなり混んでおります。パネルの写真が中々撮れない……。
私の推しメンは大沼晶保さん、山下瞳月さん、谷口愛季さんら(2023年12月31日現在)。



記念撮影もそこそこに、時間が掛かりそうなのでさっさと入場~。

ゲートで電子チケットや荷物のチェックを済ませ、いよいよ会場内へ。
私は昨年、おととしと日向坂のライブ参戦経験はありますが、櫻坂、そしてスタジアムライブは初。
彼女さんも握手会とミニライブを経験しているのみで櫻坂のライブは初参戦です(旧ジャニ・嵐のライブ経験は豊富)。
千葉ロッテマリーンズの本拠地である本スタジアムは収容人数3万人という事でまぁデカいこと昨年のケヤフェスも規模が凄かったですが、今回も圧倒されましたね。

そして今回の座席ですが、なんとアリーナ席を当てて頂きました!
メインステージ向かって右側のB-14ブロック、メインからは少し離れていますがモニター画面がほぼ真正面、そして後方を見ると十字型に延びる花道とサブステージから約15メートルの距離というなかなかの神席です!ケヤフェスには及びませんが、雰囲気はあの時と近いですね(*^_^*)。

アリーナをぐるりと囲むスタンド席を見上げて圧倒されながら「ニヤけが止まらないね……」などと2人でワクワク。代理購入してもらったペンライトも支給して頂き準備万端です。


そして……。


午後5時半、ライブ開演!!!

まず、1曲目が大好きな曲「Buddies」。全25人のメンバーが会場のあちこちに現れて歌う演出で、いきなり後方の花道にメンバーが!!
しかも、今回お留守番の妹の推しメンである森田ひかるさんじゃないか!!かわいい!
いきなり感動で泣きそうになりました(^_^;)笑

その後も武元唯衣さん、小田倉麗奈さんらが次々と目の前に現れ興奮しきり。
摩擦係数」という曲の時ははぶちゃんはじめ上村莉奈さん、守屋麗奈さんら主要メンバー数人が最も近いサブステージで踊ってくれ贅沢な時間でした。
アリーナ席を外周するトロッコも中々に近い位置で、はぶちゃんの推しタオルを彼女さんと二人で掲げました(*^_^*)。
美しきNervous」は楽しかったし、好きな曲「桜月」のパフォーマンスを生で見れて良かったなー。
あと、3期生の「静寂の暴力」は演出と表現力が素晴らしくて再び泣きそうに……。

アンコール後のはぶちゃん卒業セレモニーでは欅坂時代の曲披露のほか、はぶちゃんからメンバー1人ひとりへのサプライズメッセージなど、人を思いやる丁寧で優しい性格が分かる素晴らしいものでした。


11月の野外ライブとの事で、事前に防寒対策するようしきりに案内されていましたが、我々は北海道民であることに加え真冬のコート完全装備、そして会場の熱気のおかげで公演中はそれほど気になりませんでしたね。
今回は声出しOKだった事もあるかもしれません。周りの人たちは少し寒そうだったけどね~。


午後10時半。


約3時間半の大満足のライブ後は、退場で大混雑の京葉線から武蔵野線→総武線と乗り継ぎ。
予約したホテルの最寄駅である総武線「下総中山」駅で下車しました。
夕食難民になりかけましたが、辛うじて駅前の小奇麗なラーメン屋さんで夕食にありつけました(*^_^*)。
(※私も彼女さんもラーメン好き)

食後は閑静な住宅街を歩きホテルへ……。


WE HOME HOTEL&KITCHEN(千葉県市川市鬼高2丁目10-2)



場所的に舞浜の夢の国や幕張メッセの客が多いからでしょうか、電子キーの無人チェックインで何時でも入室OKという、今回のようなライブ後には大変ありがたいサービス!
そしてオシャレな集合住宅のようなホテルらしからぬ外観が面白いですが、なんでもここ、ゲストハウスとホテルを融合させた「自分の家にいるかのような」コンセプトといいます。
若いお客さん多し。部屋は小奇麗、プロジェクターでアマプラやネトフリ見れるし、女性向けアメニティやドライヤーなど備品も充実しています。
異性との旅行にはピッタリのチョイスでした!(*^_^*)




共用のキッチン完備で、自由に使用可能。
冷蔵庫を開けると無料のドリンクが充実していたので、食器棚からコップを取り出して頂きました。
ホームステイみたいでドキドキ、楽しい。


翌11月26日。




二人とも翌日は仕事なのであとは帰るだけですが、夕方の飛行機まで時間があるので再び会場へ遊びに来てしまいました(笑)。ライブ2日目が開催されるので、この日も賑やかです。

彼女さんは、きのう混雑で入れなかったファンクラブブースで特典のステッカーをゲット。
私はイオン(櫻坂とコラボ中)の特設ブースがあったので、ちょうど欲しいと思っていたイオンカードの申し込み手続きをさせてもらいました。
持ってなかったETCカードも付けられたし、会場限定の入会特典はぶちゃんカードを2人ぶんもらえたので一石三鳥といったところです(*^_^*)。

最後に……会場近くのイオン幕張新都心店をチラ見。

なんと全国で2番目に大きなイオンモールらしい!デカい!!!


こちらは櫻坂が出演しているイオンカードのCMのロケ地。
2日間でこんなに聖地を回れるなんで贅沢ですよね。


よしもと劇場も入っている幕張新都心イオン。
イベントスペースではジャパンラグビーのPRイベントが開催されており、主力選手たちとお笑い芸人のトレンディエンジェル、いぬなどが居ました(*^_^*)。
もう少し時間があればケンドーコバヤシや中川家も見れたようですが……そろそろ空港へ行かなければいけないので離脱。

最後に嬉しいサプライズでしたね。
とてもじゃないけど回りきれない店舗の広大さと合わせて、大都会を実感しました。


今回はオール千葉の旅という事で、空港で千葉みやげのぴーなっつ最中を家族に買ってから帰りの飛行機に乗りました。
相変わらずの弾丸スケジュールでしたが、非常に有意義で充実した2日間となりました。

完。
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北海道昭和残照(5)珈琲館滴

2023-12-17 23:29:53 | 北海道内の旅行・風景


「扉の向こうは別世界」……。

小さく書かれたその言葉は嘘ではなかった。





広い通りに面し、木製の扉を1枚隔てた先にこんな空間が広がっているとは。
創業54年。店の前は何度か通ったことがあるはずだが、今まで気付かなかった。





ブレンドコーヒー450円。深煎りか浅煎りかを選べる。
高齢の女性店主の薦めで今日は深煎りを。
何やら魔法でも使えそうな落ち着いた方で、お店のカウンターが良く似合う。

店員が無口?という口コミがあったので少し緊張していたが、そんな事は無く。
思わず「素晴らしい雰囲気のお店ですね」と伝えると「ありがとうございます。オホホ」とはにかんだ。

「お砂糖入れまで素敵だね」。同行者と感激しきり。






古今東西のあらゆる品が置かれた店内は骨とう品店、アンティークショップのよう。
ワシントン条約で規制され、今では入手が難しいウミガメやクジャク、アルマジロなどの剥製が目を引く。





思わず時間を忘れて滞在してしまうような極上空間であった。

(2023年訪問)
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北海道昭和残照(4)HOTEL GREEN

2023-12-14 23:59:43 | 北海道内の旅行・風景


時刻は午後11時を回るころ。

町はずれの小さなホテルを目指し車を走らせているのだが、周辺には田畑が広がっているのだろうか、ずっと真っ暗だ。
およそ宿泊施設があるとは思えぬ光景に不安になる。

土地勘のない片田舎で同行者を連れ回しており、ただでさえ心細いのに……と思っていたところで、ようやくお目当ての建物がヘッドライトにポツンと浮かび上がった。



とうの昔に廃業していてもおかしくないシチュエーションだが、電気がついている。
車庫に車を入れてそのままチェックインという昔ながらのスタイルだ。


暗闇に目を凝らすと、すぐ隣にはすっかり色あせた同規模のラブホテル廃墟。「ポツンと現役ホテル」の不気味な雰囲気がさらに際立つ。
シャッター付きの車庫は旧規格の車サイズのためか、中々に狭く車幅に気を使った。

車庫の奥に電動シャッターを閉めるボタンと、部屋へ通じる扉がある。






夢にまで見た円形ベッドの一室。名前は「パスティーユ」。
令和の現代に残っているのが奇跡ともいうべき雰囲気が、部屋全体に漂っていた。


風営法の関係で、さすがに回転機構は無くなっており、枕元に並ぶのは照明やラジオのスイッチ。年代物のため反応しないものもある。
部屋に備え付けのミニ自販機には、楽しそうな玩具類や無双ドリンク。




ひとつ問題だったのは洗面台とトイレ。
清掃はされているのだが、恐らく開業時からそのままの設備で、カビの臭いが強烈だこと。
廃墟探索の経験がある私ですら引いてしまうレベルで、同行者の気分を害さないかハラハラしたのだが、笑って許してくれるタイプだったのでほっと一安心。
来てよかったかも。


浴室も部屋と雰囲気を合わせているのだろう、赤いタイルと円形の浴槽が特徴的。
カランとシャワーは新しくなっているので快適であった。スケベ椅子は無かった。



こういう状況のそれとは違う種類の高揚感と興奮で、つい写真撮影に夢中になってしまった。
寝ましょう。寝ますよ。疲れているのでね。はい、おやすみ。





翌朝、目覚めて窓を開けてみると一面に広がる田園風景。どうりで昨夜カエルの鳴き声がしていた訳だ。
素晴らしいロケーションである。

なお、ここにはもう一室、青い円形ベッドの部屋もあるそうだ。
ぜひもう一度訪問してみたい。今度は断られそうだけど……。

(2023年訪問)
コメント (2)
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