2日目 午後1時
序盤からかなり衝撃的な「つやま自然のふしぎ館」。人体コーナーを抜け、館内のさらに奥へと足を進めます。
さすが元小学校だけあって、館内は広大。廊下も長い(^_^;)。
第3室「世界の貝類」コーナー。
元・教室のような部屋へ入ると、貝類がズラリと展示されたガラス棚がたくさん。
なんと日本近海および海外の貝殻が2000種もあるとの事。
そしてその1つ1つに手書きの丁寧な名称版つき。
生息地で分けられているだけでなく「色鮮やかな貝」な~んてコーナーもあり、素人でも十分に楽しめます(*^_^*)。
第4室「世界の昆虫」コーナー。
隣の教室へ入ると、お次は昆虫標本が所狭しと。狭い通路の両側にケースが高くそびえ迷路のよう。展示棚は比較的新しめか。
過去の写真を見ると、かつては館内のあらゆる場所(他の展示室の壁や廊下など)に一緒くたに展示されていたようですが、どうやら整理されて専用の部屋が作られたようですね~。
カブト、クワガタ、コガネムシ、チョウ等の定番ものから、クモ等の昆虫外も。
世界最大のガ「ヨナクニサン」や色鮮やかなモルフォ蝶、そしてそのモルフォ蝶から作られたブローチなんてのも飾られていました。
ここから年季の入った階段をギシギシ上り、2階へ。
なんとこのふしぎ館、展示室が3階まであるのです。
そしてここから、ふしぎ館ご自慢の剥製コーナーが始まります。
第5室「アジアの動物」
案内表示に従って部屋に入ると、ガラス越しに大規模なジオラマ風の展示が展開されていました。
何匹ものトラやヒョウが牙をむいてこちらを睨みつけており、渋いタッチの背景画と相まってすごい迫力!
なお、真ん中あたりに見えるオランウータンの剥製は明治時代に輸入されたという動物剥製の第1号で、ものすごい骨董的価値があるそうです(^_^;)。
これらの動物たち、私が思っている以上に歴史があるみたいです……。
どの動物も活き活きしていて、普通の博物館では味わえない楽しさがありますね~(^O^)。すご~い!
手前にひっそりいらっしゃるセンザンコウも、現在ではかなり貴重な剥製。つい最近、不正に輸入しようとして逮捕された人がいたような。
思えば1階のゴリラ同様、オランウータンの剥製もそうそう見られるものではありませんよね。なんとここには2頭もいます。奥にいるクロザルもレア。
そして展示室には「本館の展示資料は世界各地の人々から特別の好意で集められたものが多く、再び入手することは全く不可能、館内では絶対禁煙を順守」と手書きの注意書きがあるのですが、特別天然記念物のアマミノクロウサギの横に置かれているのが説得力あります(笑)。
第6室「世界の野鳥類」
こちらは日本、世界問わず、各国の鳥類が一室に勢ぞろい。とてつもない量です。
カナリヤやセキセイインコ、オウム等の飼い鳥がいるかと思えば、ツメバケイ、サイチョウ、ケツァール等の珍種も見られます。
なおシロフクロウはココのイチオシらしく、ガイドブックや外の看板などに頻繁に登場します(笑)。
ずらりと並ぶ各国のワシ、タカ類はどれも大きく羽を広げており、その巨大さが際立ちます。
本当にココの剥製たちは躍動感がありますね。まるで動物園にいるかのような迫力です。
展示室の隅にはこれまた味のある解説板が……、と思えば「ヒグマに襲われた人の腕」といったショッキングな白黒写真も(ホルマリン漬け標本?)。
第7室「北米大陸の動物」
先ほどのアジアコーナー同様、ここもガラス越しにジオラマが展開されているのですが、さすが北米、1体1体のサイズが大きい。体長3メートル越え、ヘラジカやアメリカバイソンの存在感が抜群。
後ろの岩に立っているのはシロイワヤギです。
大変珍しいジャコウウシ親子の剥製
グリーンランドの極地に生息するウシの仲間。オスは発情期になると、体から「じゃ香」の香りを放ちます。現在、日本の動物園では見ることが出来ない動物です。
まるで海外の博物館のような雰囲気。
…そういえば、つやま自然のふしぎ館を「ヴンターカンマー(ヨーロッパの珍品奇品を集めた博物館)」に例えている珍スポットのサイトがありました。
館内で時折漂う、どこか日本離れした空気……、その例えもうなずけます。
第11室「日本の鉱石・岩石類」
…すみません、館内が入り組んでいるので展示室の順序が前後しています(^_^;)。
こちらは全国の鉱山、炭鉱から採れた鉱石類を細長い部屋に展示。息抜きがてら軽く見物~。
ヒゲクジラの全身骨格化石
1964年に、中学生が吉井川で発見したもので津山市からの寄託品だとか。
こちらももれなくジオラマ風展示。発見時の様子を臨場感満点で再現しています。
第8室 日本の野生動物と鳥類
ようやくお馴染みの動物たちが出てきましたね~!(*^_^*)
さすがにヒグマやエゾシカはこの館内では地味めか…(笑)。
ここら辺は全国の博物館でも見られるメンツですが、やはり動物、鳥類の数の多さがひと味違います。
ジオラマの枝一本一本に小さな解説が付けられているような感じで、とても全部は読んでいられません(笑)。
ここの一室だけでも小さな展示館一棟くらいの見ごたえがありますよ。
次回!つやま自然のふしぎ館ラストです。
迫力のゾウアザラシ&ホルマリン臭ムンムン!
続く。
序盤からかなり衝撃的な「つやま自然のふしぎ館」。人体コーナーを抜け、館内のさらに奥へと足を進めます。
さすが元小学校だけあって、館内は広大。廊下も長い(^_^;)。
第3室「世界の貝類」コーナー。
元・教室のような部屋へ入ると、貝類がズラリと展示されたガラス棚がたくさん。
なんと日本近海および海外の貝殻が2000種もあるとの事。
そしてその1つ1つに手書きの丁寧な名称版つき。
生息地で分けられているだけでなく「色鮮やかな貝」な~んてコーナーもあり、素人でも十分に楽しめます(*^_^*)。
第4室「世界の昆虫」コーナー。
隣の教室へ入ると、お次は昆虫標本が所狭しと。狭い通路の両側にケースが高くそびえ迷路のよう。展示棚は比較的新しめか。
過去の写真を見ると、かつては館内のあらゆる場所(他の展示室の壁や廊下など)に一緒くたに展示されていたようですが、どうやら整理されて専用の部屋が作られたようですね~。
カブト、クワガタ、コガネムシ、チョウ等の定番ものから、クモ等の昆虫外も。
世界最大のガ「ヨナクニサン」や色鮮やかなモルフォ蝶、そしてそのモルフォ蝶から作られたブローチなんてのも飾られていました。
ここから年季の入った階段をギシギシ上り、2階へ。
なんとこのふしぎ館、展示室が3階まであるのです。
そしてここから、ふしぎ館ご自慢の剥製コーナーが始まります。
第5室「アジアの動物」
案内表示に従って部屋に入ると、ガラス越しに大規模なジオラマ風の展示が展開されていました。
何匹ものトラやヒョウが牙をむいてこちらを睨みつけており、渋いタッチの背景画と相まってすごい迫力!
なお、真ん中あたりに見えるオランウータンの剥製は明治時代に輸入されたという動物剥製の第1号で、ものすごい骨董的価値があるそうです(^_^;)。
これらの動物たち、私が思っている以上に歴史があるみたいです……。
どの動物も活き活きしていて、普通の博物館では味わえない楽しさがありますね~(^O^)。すご~い!
手前にひっそりいらっしゃるセンザンコウも、現在ではかなり貴重な剥製。つい最近、不正に輸入しようとして逮捕された人がいたような。
思えば1階のゴリラ同様、オランウータンの剥製もそうそう見られるものではありませんよね。なんとここには2頭もいます。奥にいるクロザルもレア。
そして展示室には「本館の展示資料は世界各地の人々から特別の好意で集められたものが多く、再び入手することは全く不可能、館内では絶対禁煙を順守」と手書きの注意書きがあるのですが、特別天然記念物のアマミノクロウサギの横に置かれているのが説得力あります(笑)。
第6室「世界の野鳥類」
こちらは日本、世界問わず、各国の鳥類が一室に勢ぞろい。とてつもない量です。
カナリヤやセキセイインコ、オウム等の飼い鳥がいるかと思えば、ツメバケイ、サイチョウ、ケツァール等の珍種も見られます。
なおシロフクロウはココのイチオシらしく、ガイドブックや外の看板などに頻繁に登場します(笑)。
ずらりと並ぶ各国のワシ、タカ類はどれも大きく羽を広げており、その巨大さが際立ちます。
本当にココの剥製たちは躍動感がありますね。まるで動物園にいるかのような迫力です。
展示室の隅にはこれまた味のある解説板が……、と思えば「ヒグマに襲われた人の腕」といったショッキングな白黒写真も(ホルマリン漬け標本?)。
第7室「北米大陸の動物」
先ほどのアジアコーナー同様、ここもガラス越しにジオラマが展開されているのですが、さすが北米、1体1体のサイズが大きい。体長3メートル越え、ヘラジカやアメリカバイソンの存在感が抜群。
後ろの岩に立っているのはシロイワヤギです。
大変珍しいジャコウウシ親子の剥製
グリーンランドの極地に生息するウシの仲間。オスは発情期になると、体から「じゃ香」の香りを放ちます。現在、日本の動物園では見ることが出来ない動物です。
まるで海外の博物館のような雰囲気。
…そういえば、つやま自然のふしぎ館を「ヴンターカンマー(ヨーロッパの珍品奇品を集めた博物館)」に例えている珍スポットのサイトがありました。
館内で時折漂う、どこか日本離れした空気……、その例えもうなずけます。
第11室「日本の鉱石・岩石類」
…すみません、館内が入り組んでいるので展示室の順序が前後しています(^_^;)。
こちらは全国の鉱山、炭鉱から採れた鉱石類を細長い部屋に展示。息抜きがてら軽く見物~。
ヒゲクジラの全身骨格化石
1964年に、中学生が吉井川で発見したもので津山市からの寄託品だとか。
こちらももれなくジオラマ風展示。発見時の様子を臨場感満点で再現しています。
第8室 日本の野生動物と鳥類
ようやくお馴染みの動物たちが出てきましたね~!(*^_^*)
さすがにヒグマやエゾシカはこの館内では地味めか…(笑)。
ここら辺は全国の博物館でも見られるメンツですが、やはり動物、鳥類の数の多さがひと味違います。
ジオラマの枝一本一本に小さな解説が付けられているような感じで、とても全部は読んでいられません(笑)。
ここの一室だけでも小さな展示館一棟くらいの見ごたえがありますよ。
次回!つやま自然のふしぎ館ラストです。
迫力のゾウアザラシ&ホルマリン臭ムンムン!
続く。