ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

家族で大阪旅行 その7(最終回)

2023-09-29 00:24:46 | 旅行(道外)2020~
2023年春の旅、最終回です。

3日目 午前11時半 ~引率者~

大阪城展望からの眺め 南東、JR森ノ宮駅方面

1931(昭和6)年築の旧大阪市立博物館(旧第四師団司令部庁舎)が見えますね~。後ほど訪問予定です。
それにしても、金のシャチホコこんなに近くに見えるとは思いませんでした!よく見慣れた名古屋城のものに比べ、鼻先(?)が短く小顔なのがよく分かります。
大きさは対になっている雄雌で若干異なるようですが、大体高さ2.6メートル、重さ1250キロほどだそうです。

高さ約50メートルなので意外とスリルあり。地上を歩く人が小さい~。


南西、天王寺・なんば方面

こちらにもシャチホコが。大阪城は贅沢にも5層の屋根すべてにシャチホコが載っているようですね。
円筒形の大阪歴史博物館や、ガラスの円形ドームがくっついたNHK大阪放送局大阪府警本部などを眺めることができました(*^_^*)。

1階ずつ降りながら、計4フロアの展示室を軽く見学……そして天守閣の外で軽食。

模型や映像などで豊臣秀吉の時代について詳しく解説されていますが、個人的に戦国時代はそれほど興味が無いもので(^_^;)。
屏風絵や巻物などの貴重な歴史資料が展示されているフロアもあり、こちらは撮影禁止でした。
そして軽食のたこ焼き……母と妹は昨日のユニバ帰りに食べたようですが、父と私はまだ味わってなかったんですよね。
何となく外国人ウケを狙ったようなテイスト。美味しかったですが(笑)。

そうそう、天守閣の1階にお土産屋さんがあり、父とお揃いで大阪城のキーホルダーを買ってもらいました(*^_^*)。
この旅の記念になるキーホルダーをずっと探していたみたいなので、納得できるものが見つかって良かったです。

たこ焼き屋さんが入ってた旧大阪市立博物館(旧第四師団司令部庁舎)。



昭和天皇即位を記念し1931(昭和6)年に建てられ、第四師団司令部→大阪府警本部→市立博物館として使用されてきましたが、2017年からはリノベーションされて商業施設「ミライザ大阪城」として営業されています。
所々に歴史的建造物の面影はありますが、小奇麗なコーヒーショップや主に外国人向けの飲食店があり、雰囲気がいまいちでやや残念かな……(^_^;)。

午後1時。


軽食を取ってくつろいでいたらもうお昼過ぎ。
帰りの飛行機は午後5時発なので、あと1時間ほどしたら空港へ移動開始しなければいけませんね……。
大阪城を後にし、公園入口にあったスタバへ。
またしばらく揃わないであろう、家族4人での最後のひとときを楽しみました。

私と父、母は一緒に北海道へ帰るからすぐに会えるけど、関東在住で中々休みが取れない妹とは次いつ会えるのか……(;O;)
旅行が終わってしまう寂しさと、妹とまたしばらく会えない寂しさが一気に押し寄せてきます。


午後2時過ぎ、JRの森ノ宮駅へ行き、ここで妹とはお別れ。
我々は大阪環状線経由で一気に空港へ。妹は新大阪駅まで行き埼玉県まで新幹線です。
逆方向の電車なので、妹の乗る電車を3人で見送りました。

そして我々は空港まで快速電車1本で楽々……のはずが、環状線で発着のホームが交互に変わるのでまぁ分かりにくいこと。旅の疲れがピークということもあり、だいぶ参りました……。
逆方向のホームを行ったり来たりし、ようやく3本ほど後の空港行き快速(午後2時40分発)に乗ることが出来ました……。


電車内は混んでいましたが、奇跡的にボックス席を確保し、つかの間の鉄道旅行気分です。
距離のある内回りルートに乗ってしまったので、終点の関西国際空港までは約1時間20分……。
最初は大都会の大阪駅の風景を眺めたりして3人で楽しんでいましたが、途中からウトウトしてしまいました(^_^;)。

午後4時過ぎ、関西国際空港に到着!

いや~、かなりギリギリでしたね。電車をあと1本逃してたらアウトでした……。
大急ぎで飛行機のチェックインをして、15分ほどで爆速おみやげ選び。バイト先へのお土産が必要な母には申し訳ないことをしたなぁ。
帰りはジェットスター・GK159便を利用。

飛行機の座席に座った途端、3日間の疲れがドッと押し寄せてきました。
本州に不慣れな父と母を連れ、初めての飛行機を使った家族旅行。旅慣れしている私が勝手に責任感のようなものを抱き、旅の最中はさながら引率者の気分。そのためいつもの一人旅の3倍疲れました(^_^;)

でも、今までに無い家族との最高の思い出が出来た事は事実です。
私や妹は仕事が忙しくなる一方で、お互いのプライベートもあるので、今後は時間を作るのがどんどん難しくなるでしょう。
父と母はいつの間にか60代後半に突入。次に本州に行ける頃には体調面のリスクがある年齢かもしれません。
いろいろ考えると、このタイミングで旅行を強行できて良かったと心から思います。

非日常の3日間から日常へと戻り、今はテレビで道頓堀や大阪城が出るとみんなで懐かしみ、思い出話に花が咲く日々です。
我が家には何年経っても色あせない語り草がいくつもありますが、今回の旅行もその一つとして、4人の心の中にいつまでも残るでしょう。
次に本州へ行くとすれば妹の住む関東かな~。いつか家族4人で箱根へ行ってみたいんですよね……。
果たして叶う日は来るのでしょうか。


2023年春、
家族で大阪旅行


完。
お読みいただきありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家族で大阪旅行 その6

2023-09-17 00:31:41 | 旅行(道外)2020~
2023年6月4日(最終日!) ~念願の大阪城~


おはようございます。
大阪で過ごす最後の1日……本日は夕方の飛行機まで家族4人で観光の予定です。
ホテルの近くのコンビニで朝食を買ってきて、午前10時のチェックアウトまで部屋でのんびりしてから出発しました。

昨日に続き気持ちの良い青空となった最終日、どこへ行くかというと……。
大阪の定番の観光名所、大阪城です。

実は数十年前に京都に単身赴任していたという私の父。
せっかく関西に居るのだから……」と休日に大阪駅を訪れたようですが、あまりの喧騒と関西弁の迫力に圧倒されてしまい、お目当ての大阪城に行かず駅前ですぐ引き返したという過去があるそうです(^_^;)。
まぁ、一人旅に馴れていないと気分も高まらないだろうし、気持ちは分からなくもないけどね……。

私も大阪は過去に2回来ていますが、大阪城は気になりつつもスケジュールの都合上で未だに訪問出来ていません。
父は数十年越し、私も念願の初訪問という事で男二人の希望で女性陣二人を引き連れていきます。

大阪メトロ長堀橋駅で地下鉄長堀鶴見緑地線に乗車し、森ノ宮駅で下車。

何となく昔の電車図鑑で印象的な車両だったな……と思ったら、やっぱり。こちら日本初の鉄輪式リニアモーター地下鉄だそうです。
一般の鉄道と同じように車輪とレールがあるので宙には浮きませんが、線路の中央に推進力(磁力)を得るリアクションプレートがあります。
乗車時はうろ覚えだったので、もっと加速力など確認しておけばよかった……(^_^;)。
1990年の「花博」に合わせて開業した路線で、車体は小さく駅の雰囲気や発車メロディーが前衛的。
妹と「かわいい路線だね!」とテンションが上がりました(*^_^*)。

駅から出ると、すぐに大阪城公園。

いや~、今日も日差しが強くて暑いですね~!重ね着をしてきたことに少し後悔。
さすがは元城郭、公園の広さは約100ヘクタール(東京ドーム23個分!!)あり、公園中央の天守閣まで徒歩15~20分ほどあります。


4人で汗をかきながら歩き、10分ほどでようやく東外堀の縁まで来ましたが、何となく札幌の中島公園の風景に似ている……(笑)
パークホテルが見えるあそこね。みんな共感してくれなかったけれど(^_^;)。
ここで生き物好きの母が、お堀の周辺を飛ぶ変わったトンボを発見。黒くて細長く、一部だけが白い姿で北海道では見かけない種類。
後日、母が調べた情報によるとコシアキトンボという種類らしいです。
また、父も堀の中で泳ぐアカミミガメと思しきカメを発見。ペットを放したやつが増えちゃっているのかな。


北海道ではまず見られない、立派な内堀に圧倒されながらてくてく歩いて行きます。
こちらの東内堀の石垣は日本一の高さだそうです。
さすがは日本を代表する城跡。

「桜門」をくぐり、いよいよ本丸、天守閣へ。



・大阪城天守閣
1583(天正11)年に豊臣秀吉が築城開始。初代天守閣は2年の歳月をかけて完成しましたが1615(元和元)年の大坂夏の陣で落城。
徳川幕府による再築、明治維新の動乱による焼失を経て、現在建っているのは1931(昭和6)年に復興された3代目の天守閣。1997(平成9年)に国の登録文化財にも指定されています。
今まで見てきた石垣や堀、門などは徳川時代以降のもので、豊臣大阪城の遺構は現在ほぼ埋没しているとの事。

せっかくなので天守閣内部へ(入館料600円)。

この日も例に漏れず、窓口に向かってほぼ外国人観光客で結構な行列。20分くらい並びました(^_^;)。
ただし、初日に宿でもらった「大阪いらっしゃいキャンペーン」のおかげで発券の手間は省け、優先的に入館できました(*^_^*)。ほんとお得だね。

天守閣内部は歴史資料や解説パネルが並ぶ展示室になっており、残念ながら小奇麗に整備されていて城の雰囲気ゼロ。かつて見学した名古屋城天守閣のように立派なエレベーターまであります(笑)。

てな訳で、エレベーターで一気に8階の展望台へ。

中々狭く混んでいますが、金網で囲われた屋外の展望エリアに出ることができます。

北西、梅田方面


城全体で地上高58メートルと思ったよりも高く、50メートル部分にある展望台からは意外と遠くまで見渡せて良い景色です(*^_^*)。

次回、最終回。
楽しかった家族旅行が終わってしまいます……(;O;)

続く。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家族で大阪旅行 その5

2023-09-01 02:01:04 | 旅行(道外)2020~
2日目 午後1時半 ~道頓堀再び~


さて、今回の旅行プランを調べるまで全く知らなかったのですが、淡路島にはニジゲンノモリなるアニメ×テクノロジー×自然を融合させた屋外テーマパークがあり、現在は二次元ファンの聖地となっているようです。
「オアシス館」にあった案内を見てみると、なるほど「鬼滅の刃」「ナルト」「ドラクエ」「クレヨンしんちゃん」など人気アニメやゲームの屋外アトラクションが点在しており、ファンは楽しめそうです。

実は今回、クレヨンしんちゃんファンの友達に淡路島に行く旨話したところ、このニジゲンノモリが気になっているらしく、とても羨ましがっておりました。
私は二次元には詳しくないのでスル―しようと思っていたのですが、地図を見るとここから徒歩ですぐに行けるようです。
お土産屋さんもあるようで、せっかくここまで来たのだから友達に限定グッズでも買おうか……と思い、大阪へ戻る前に父に付き合ってもらう事にしました。


「ニジゲンノモリ」はハイウェイオアシスに隣接する「兵庫県立淡路島公園」内にあるようで、駐車場から園内に続く遊歩道へ入ってみました。
最初こそ大きな案内看板や前衛的なオブジェ、音楽が流れていていかにもな雰囲気だったのですが、だんだんと緑が深くなってきて、ひと気もまばらに……。
本当にこっち?」と不安になります(^_^;)。

東京ドーム28個分という134.8ヘクタールの面積に豊かな自然が広がっており、高台から見下ろすと温暖気候の島にいることを実感させてくれるような風景……。

20度超えの気温の中、二次元テーマパーク感ゼロの森の中を父と汗をかきながら歩き続け、やや申し訳なさが出てきたところで突如にぎやかになり、ようやく「ナルト」や「しんちゃん」のゾーンが現れました(よかった……)。


各エリアに有料のゲートがあり、それぞれに料金を払って内部の各種アトラクションを楽しむシステムのよう。入場料は各エリア3000~5000円ほど……高k……。
ということで有料エリアには入らず、とりあえず遊歩道に居たしんちゃんと写真を撮り、お土産屋さんを探して足を進めると……。

遊具の向こうにとてつもなくデカいシン・ゴジラが……。





2020年にオープンしたゴジラ迎撃作戦というアトラクションのようですね。
シン・ゴジラがいるらしいというのは知っていましたが、まさかこんなにデカいとは思わず父と2人で歓声を上げました(^_^;)。
どうやら実物大(身長118.5メートルの一部)というゴジラの口の中に向かってジップラインが延びており、体内に突入して怪獣駆除する内容。宙づりの挑戦者が次々と吸い込まれていました。
シン・ゴジラは好きなので、これは挑戦したら楽しいかもしれませんね(*^_^*)。


ゴジラの向こうの「ドラクエ」ゾーンを越え、ニジゲンノモリの最も端に来たところでようやくお土産屋さんを見つけ一安心。
店内に入ると限定のクレヨンしんちゃんグッズがたくさん~。
おかし、キーホルダー、フィギュア……迷っちゃうね~。
タマネギの淡路島なので、多くのグッズにパークのロゴとタマネギが描かれていて可愛い。
結局、一番気に入ったデザインの小物入れを選びました。喜んでくれるかな(*^_^*)。


パーク出口のバス乗り場で無料循環バスを捕まえ、淡路インターで下車して「オアシス館」まで戻りました。父、ずいぶんと長く歩かせてごめんねm(__)m
かなり連れ回してしまいましたが「色々な景色見られて楽しかったよ」と言ってくれましたよ。

午後3時。

短い時間でしたが、これにて淡路島観光は終了です。
歩き続けてさすがに足が疲れてきた中、少し離れた淡路インターのバス停まで歩いて帰りの高速バスへ乗車。
再びすぐ隣の舞子ターミナルで降りて、山陽電車→阪神線と乗り換えて大阪中心部へと戻りました。

日本橋駅から夕暮れの繁華街へ出ると、この日も凄い数の人。
飲みきったばかりの酒の空き缶を思い切り踏んづけてつぶすおっちゃん。
人ごみを縫うように進む猛スピードの自転車。
何人かの人とはすれ違いざまにタバコの煙が顔に思い切りかかる。

大阪2日目なのに、独特の雰囲気にまたも圧倒されてしまいますね(^_^;)・



ホテルで一服した後、この日はすぐ近くの定食屋で夕食。
その後、父の希望で夜7時の道頓堀へ再び繰り出しました。





昨晩は空模様があいにくでしたが、この日は晴れているので街並みをゆっくり見て回れますね(*^_^*)。
父は今日もドンキの観覧車や恵比寿様の巨大看板を見上げて「すげ~」を連発しています(笑)。
「戎橋」の一本向こうの「道頓堀橋」は記念撮影の人々(8~9割が外国人)でごった返していました。
なぜかグリコの看板は点灯しておらず。


午後8時、せっかくなので父が昨日行きたそうにしていた「相合橋筋商店街」アーケードの良さげな雰囲気の喫茶店へ入りました。父はブレンドコーヒー、私はアイスココアを。
こんなに良い香りのコーヒーは久々だわ」と父。また、角砂糖が懐かしくて良いね、と盛り上がりました(*^_^*)。

昨日は店名をよく見ていなかったのですが、どうやらこのお店、関東圏でもたまに見る丸福珈琲店本店だったようです。
平成2年に建て替えられているようですが、落ち着いたレトロな店内は心地よく、とても楽しい時間でした。


夜10時過ぎ、大浴場でさっぱりした後に部屋でくつろいでいると、ユニバ組の母と妹が帰ってきました。
土曜にも関わらず、昨日の悪天候が関係しているのか思ったよりも空いていたようで、アトラクションの待ち時間はどこも3~40分程度。閉園まで存分に満喫できたとの事(*^_^*)。
映画と絶叫好きの母にとっては、前年のディズニーとはまた違った楽しさだったようです。妹は母の案内役で少々お疲れ気味かな(笑)。
実は出発前、私はTwitterのフォロワーさんからポップコーンの無料チケットを頂いていたのですが、それも無事に消化(*^_^*)。バタービールも体験済み。
※女性班のユニバ体験記、気になる方は母のブログを参考されたし。

昨日ホテルのフロントでもらったクーポン券でハリーポッターのクッキーを買ってきてくれていたので、我々の神戸プリン&タマネギせんべいと共に、お互いの1日の出来事を語りながら就寝前のお茶タイムとしました(^O^)。


2日目、完。

次回!最終日です。
家族4人で大阪城!
続く。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする