ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

夏は栃木でバイト!!後半戦 その3

2013-11-08 12:51:43 | チャレンジ企画
※みんなが大嫌いなあの昆虫2回も登場します。

心してご覧ください(笑)。


8月25日(栃木生活18日目、勤務14日目!)

この日は、バイキング会場勤務の女の子2人・KさんとMさんの勤務最終日です。僕より一足先に契約期間が終了し、明日には東京に帰ってしまうそうです。
そういえば、清掃勤務のチャラ男Kくんも、確か今日がラストだと言ってたっけ。寂しいなぁ。

ちなみに、「ワーキング・ホリデー」の台湾人Sさんも、明日から4連休で、富士山に旅立ちます。


・・・なんかいきなり人が減っちゃうなぁ(悲)。


女の子2人は最後の日ということで、何やら感慨深げに仕事をしている(ような気がする)。彼女らは僕より一週間早くここに派遣されたようなので、仕事期間はちょうど僕と一緒ですね。

「お別れなんて寂しいですね~。」と皆で話しながら、順調に仕事をこなしていましたが・・・。


そんな中、ついにアイツが襲来する・・・。


僕がゴミ箱に残飯を入れていたら、洗い場の奥の方で、Mさんの壮絶な悲鳴が。

「食器でも落としたか?」と思っていたら・・・おばちゃんTさんの
何でゴキブリなんかにそんなに騒ぐの~!」という声!


えっ!!ゴキブリ? ♪


北海道にゴキブリなんて居ないので、僕は生まれてから20年間、ゴキブリを見たことがありません!
念願のゴキブリ♪見せて見せて~!!


ウキウキ気分で洗い場の裏に向かうと・・・。


Sさんが殺虫剤噴射している真っ最中でした。

      ↓

そして絶命。チーン。


・・・もっと生き生きしてるヤツが見たかったが・・・(笑)。

とにかく人生初ゴキブリ!
ご遺体をじっくりと観察してみましたが(笑)、たしかに表面ツルツルで嫌な感じですねぇ~!これが部屋に出たらギョッとするかもしれん。
関西在住の友人のトラウマも理解できたような気がします。



新たなる刺客・ゴキブリ襲撃事件(→僕にとってはラッキー?)はありましたが、この日の勤務も無事に終了しました。


仕事後、夜11時ころに部屋で一息ついていたら、
今日でラストのメンバーも居るし、明日からSさんも旅立っちゃうから、これからみんなで花火しよう!!」との誘いの電話がありました。どうやら派遣バイトメンバー皆、ホテル近くの公園にもう集合しているようです。

明日も仕事あるが・・・まぁいいや。
ロビーで会った関西人Tさんも誘って、2人で公園に向かいます。


夜の温泉街を数分歩き、真っ暗の公園に到着。

暗闇でよく分かりませんが、7~8人ほどが集まっているようです。あの細いシルエットは32歳のN沢さんか。向こうにはボンヤリと「さわやか系おにいさん」K森さんの姿も。その隣にはなにやら知らない人もいらっしゃる(汗)。
富士山に旅立つSさんもいるし、もう1人の台湾出身Shさんも居ます。女の子2人ももちろん居ますが、チャラ男Kくんは残念ながら深夜勤務で来られなかった様子。
そして、フロントで見たことある小柄な青年の姿が。・・・確かこの人はUくんだっけ。7月末から派遣バイトで三重県から来ているとか。初日に「ジャニーズ某アイドルにソックリ!!」と驚いたあの人です。
僕は数回すれ違って挨拶しただけですが、結構いい人っぽいです。


ということで、N沢さんのライターで着火し、みんなで花火開始!どんどん点けちゃうよ!!
花火なんて何年振りだろう?

しかし・・・。何本もある花火、色んな名前がついていますが・・・
なんかどれも似たり寄ったりで・・・(笑)。

まぁいい。花火はみんなでやるからこそ楽しいんだ。


メインディッシュ(と思われる)、火が噴きだす花火は、「この花火は絶対に持ってはいけません。」の表示があるにも関わらず、
関西人Tさんの「これは『持て』って言ってるようなもんやろ!!」という関西的思考回路により、K森さんが勇敢にチャレンジ!!

うぉほぉ~!大迫力!
注:絶対にマネしないでね!



次々と花火を点けまくり、最後に残ったのはやはり線香花火。
数年ぶりにやってみると・・・あれ?こんなにデカかったっけ!?
みてみて!なまらデカい!!」とおもわず叫んだら、「出たよww『なまら』!」と笑われました(笑)。




真っ暗闇の公園で花火をする、年齢もバラバラの集団。ある人は関西弁でしゃべり、別の人は栃木弁で話す。北海道訛りでしゃべる人もいれば、時に中国語も飛び交う。


周囲から見れば、とてもヘンテコなグループだっただろう。


確かに、それは全国の、いやアジアの色々な場所から集まった、ひと夏限りの不思議な集団であった。



こんなに夏を満喫したのは久しぶりであった。
今回の派遣バイトで求めていたものは、まさしくこのひとときであった。





花火の後、Uくんは明日の勤務のために離脱し、残りのメンバーで「Kさん、Mさんお別れ会」をすることに。
すっかり真夜中になってしまいましたが、温泉街を再び歩き、しばらく進んだところにある居酒屋へ。


楽しくおしゃべりしながら歩いていましたが・・・。
平和な空気を切り裂いて、ここで再びアイツが襲来する・・・。


ふいに、数人が「うわ!」と大きな声を上げたので、歩道を見てみると・・・。


ガサガサガサガサガサガサ・・・。


ゴキブリさん再び登場♪早い!!

いやぁ、何とも素早いスピードで歩道を横切って行きました。
真夜中の温泉街を這いずるG!なんかオカルト的ですね!(←どこが。)
いやぁ、生きのいいヤツが見られて良かった(笑)。


ということで居酒屋到着。
僕はおとなしく「カルピスサワー」で乾杯。疲れているせいなのか、少し飲んだだけで頭が痛くなってきたぞ・・・(汗)。
地味系の台湾出身Shさんも、かなりお酒に弱いらしくジュースを頼んでいました(笑)。
そういえば、3連休の時にShさんと2人で夕食を食べた時があったんですが、その時もShさん、コップ半分のお酒を飲んだだけで真っ赤になっていました(笑)。

それに対し、関西人Tさんと女の子Kさんはビールがぶ飲み。Kさんは女の子とは思えない飲みっぷりです!
僕はShさんと2人でそれを見ながら「たくましいね~。僕たちはダメだね~!!」と苦笑してましたよ。
明日から富士山に旅立つSさんも普通にビール飲んでいました。(・・・出発早いらしいけど大丈夫なのかな・・・。)


また俺おごってやるからどんどん頼んでいいよ~!」とK森さん。いやぁ、申し訳ないですね・・・。
メチャクチャ美味しいホルモン焼きを食べまくりました。


女の子2人に、「どうやって帰るの?」と聞いたら、どうやら派遣会社がバスを手配してくれているらしく、それで新宿まで一発らしい。
・・・もしかして、僕も帰るときはバス用意してくれているのかな・・・?


僕は約1週間後の9月2日に帰ります。関西人Tさんと、三重県民のUくんも同じらしい。
台湾青年Sさんは9月末でココの勤務が終了するそうで、次の勤務先を探している最中という。「次は海の近くがイイナ~!」とのこと。
もう1人の台湾出身Shさんも9月末で勤務が終了、次は茨城での勤務が既に決まっているらしい。
K森さんとN沢さんは、ホテルの人使いの荒さにうんざりしたらしく、もう少ししてから辞めるらしいです。


ホントにみんなバラバラになっちゃうんだなぁ・・・。


来年のこの頃は、また全く別のメンバーが集まってワイワイ過ごすのだろう。



Sさんは、明日の朝が早いということで途中で離脱。
気を付けて富士山行ってきてね~!!」とみんなで見送ります。
4日後に会いましょうね!!


しばらく飲んだ後に、深夜3時ごろに店が閉まってしまうということで解散。K森さん、ごちそうさまでした。

それにしても、お酒が苦手にも関わらず、苦悶の表情で頑張ってサワー飲む女の子Mさんがおもしろかった。


ホテル前に戻ってきて、みんなでダラダラしゃべっていたら、既に午前4時。空も白み始めてきました(笑)。
静寂の温泉街に、だんだんと浮かび上がってくる山々の姿。鬼怒川の朝は何やら幻想的です。


ということで、寝ないうちに
8月26日(栃木生活19日目、勤務15日目)
になってしまいました。

そろそろみんな疲れてきたということで、解散。


あぁ~、結局寝なかったなぁ~。風呂も入ってないし。あと30分で温泉開くから、一番風呂にでも入るか・・・。
明日(というか今日)、大丈夫かな~・・・などと思いながら、部屋で過ごしました。



眠い目をこすりながら、その日の午前勤務はなんとか終了。少し仮眠します。3時ごろにお別れメンバーを乗せたバスが出発するらしいので、お見送りするためにその時は起きます。




2時半ごろ、支配人の急かす声と、なにやらバタバタする音で目が覚める。

廊下へ出てみると、ちょうどチャラ男Kくんが、巨大な旅行カバンを持って部屋から出てくるところでした。
もうバス出発するらしい(汗)。2時半なんて聞いてないよ!」と大慌てのKくん。

「俺も見送るわ~!」と部屋から出てきた関西人Tさんとともに、3人で小走りでホテル玄関へ向かうと、1台の大型バスが。
どうやら一般のお客さんと一緒に送迎されるらしい。


バスの最後尾の座席には、すでにKさんとMさんの姿が。
僕たちを見つけるや否や、元気に手を振ってくれています。
Mさんに至っては号泣している!


じゃあ、またどこかで会いましょう!」と別れを告げ、Kくんはバスの中に消えていきました。
バスが動くとKくん、こっちに向かって高らかにピースサイン!女の子2人は相変わらず元気に手を振っています。


「元気でね~!!」


バスが温泉街の向こうに消えるまで、Tさんと一緒に手を振りました。
・・・また会えるかなぁ。

Tさん、「この取り残された感じ、めっちゃ嫌やわ~!!早く終わってほしい!」と嘆いていました。



僕らもあと1週間かぁ~。



次回!
終わりは近い!
ホームシックで悪夢を見ます。
レストラン勤務、若者は僕1人!?

続く。
コメント
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